初心者のための教訓コーナー
(CD-ROMとFD編) |
教訓その3 CD-ROMは反応が遅いことを心得ておきましょう。 CD-ROMは,コンピュータにセットしてからコンピュータが認識するまで,しばらく時間がかかります。ですから,CD-ROMを挿入したあとすぐにアプリケーションを起動させようとすると,「CD-ROMがセットされていません。」などというおかしな表示が出ることがあります。そんなときはあわてず10秒ぐらい待ってから,もう一度起動ボタンを押してみましょう。 接触不良で反応しない場合,本体をコンコンとたたくと直ることもありますが,極力やめましょう。 注) CD-ROMをセットした後,ゴリゴリと音がして反応しないときは,きちんとセットされていないようです。そっと取り出して,表面が傷ついていないか確かめましょう。 |
参考事例 |
教訓その4 CD-ROMは電源を切る前に取り出しておきましょう。 CD-ROMの挿入・取り出し装置が電動式の場合,CD-ROMを取り出す前に電源を切ってしまうと,取り出せなくなってしまいます。そうすると,もう一度電源を入れ直さなければならなくなり,とてもやっかいです。 注) 電源ONの状態でも,そのアプリケーションが起動している最中は,CD-ROM を取り出してはいけません。最悪の場合,システムエラーが起こってしまうこともあるようです。 |
参考事例 |
教訓その5 FDのラベルシールはしっかり貼りましょう。 FDのラベルの貼り方がいい加減だと,FDをドライブに挿入したときに,ラベルの一部がはがれ,ドライブにラベルの接着面がくっついてしまうことがあります。そうすると,FDをドライブから取りだそうとejectボタンを押しても,FDが出てこなくなってしまうことがあります。 注) もし,FDが取り出せなくなってしまったときは,無理矢理引っぱり出そうとせず,先の細い針のようなもので,そっとラベルをドライブからはがすようにしましょう。 |
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教訓その6 FDの窓は片方だけ開けておくようにしましょう。 FDには2つの窓(穴)があることをご存じでしょうか。 2つの窓のうち,片方は最初から開いた状態になっています。もう一つの窓は開閉できるようになっています。片方だけ開いているときは,ファイルの保存や呼び出しができるのですが,両方開けてしまうと,書き込み不可の状態になってしまい,呼び出しはできるのですが,保存ができなくなってしまいます。これをライトプロテクトと言います。 普通はそのまま使えばよいのですが,子供がいつの間にか窓を開けてしまうことがあるので,注意しましょう。 注) プログラムのディスクなど,内容が変わると困るようなFDは,通常両方の窓が開いていますので,わざわざ窓を閉めてしまわなようにしましょう。 |
参考事例 |
教訓その7 FDを使用したときは,ドライブから取り出すのを忘れないようにしましょう。 FDを使用した後,ドライブから取り出すのを忘れてしまい,そのままにしておくと,つぎにそのパソコンを起動したとき,画面が真っ暗になってしまいます。理由は詳しくは述べませんが,とにかく次に使う人が迷惑します。また,せっかく作品を保存した大事なFDが壊れてしまったり,紛失したりするかもしれません。 FDは,ドライブのランプがついていないときなら,いつ取り出しても構わないので,席を立つ前に確認する習慣を身につけたいものです。 |
参考事例 |
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