2000年11月4日(土)

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メリダ滞在。

ウシュマル遺跡など見学

「一人で食べない夕食も。」

今日は、朝8時に2等バスターミナルを出発する、ルタプーク(Ruta Puuc、プーク遺跡ルート)という名前の周遊バスに乗って、ウシュマル遺跡を始めとする遺跡群を見て回りました。ウシュマルを約2時間。他の4つの遺跡を30分弱とすばやく回るのですが、これはお得なバスだと思いますね。(入場料は別途なので、バス代より入場料のほうが高いんですけどね。)

どういう順番で回るかは知らなかったのですが、ウシュマルだけを見学する方を降ろして、一番奥のLabnaからXlapak(シュラパック)Sayil(サイル)Kabahとまわって最後にウシュマルという順番でした。4つの小さな遺跡は時間が無かったので、ロンプラの地図を見ながら一人で少し早歩きで見てまわりました。ひとつしか遺跡が残ってないXlapakを除いては、もう少し時間があればなぁというのが、率直な感じですね。特にKabahは全然時間が足りませんでしたね。そのなかで、一番印象に残ってるのは、Labnaにいた黒いニワトリかもしれないですね。(^^;; 鳴き声がうまく表現できないけど、強烈だったので。

さて、ウシュマルはけっこう大きな遺跡で有名なのですが、ここは同じバスに乗ってた日本人の女の子二人と一緒にまわることにしました。広いところなので、黙々とガイドブックを見ながら歩くよりは、一緒にまわった方がいいかなあと思ったので…。

で、入場ゲートを通ってすぐに目に入ってくるのが、La Piramide del Adivino(魔法使いのピラミッド)という丸みをおびた独特の形をしたピラミッドです。絶壁のような階段を登ってといいたいところですが、このピラミッドの周りは立ち入り禁止になっていて登ることが出来ませんでした。石一つ一つに(下のほうだけですが)番号がふってあったので、なんらかの研究とか保存の活動があっているようでした。ここの急な階段は楽しみにしてたので、そぉーとー残念でした(T_T)

あとは、約1時間半近くかけてのんびりと一回りしたのですが、建物の大きさだけでも圧倒されそうなのですが、そこにこまかく雨神チャック(Chac)の顔が刻まれるのも見ると、川が出来ない地形だけに(ユカタン半島は石灰岩なので)雨にどれだけ頼っていたかが良くわかりますね。はい。

14時20分過ぎにウシュマルを出発したバスは1時間ちょっとでメリダに帰ってきました。で、二人とは17時に待ち合わせをして、夕食を食べに行くことにしました。一人だと、ちゃんとしたレストランには全然行かないので、こういう機会に行っておこうと思って。

のんびりと散歩しながら行ったレストランは歩き方にも載ってる「RESTAURANTE Portico del Peregrino」という雰囲気のいいレストランでした。3人で行ったので、3品を頼んでとりわけて食べたのですが、Pollo Pibil(鶏肉のバナナの葉蒸し)は、味自体思ったほど特徴が無かったですね。一応名物料理ということでこれだけは頼んだのですが。食後酒には二人が調べてきていたXtabentunという夕顔科の香料?のお酒を飲みました。水とセットで出てくるような甘いお酒だったのですが、二人は途中で飲むのをやめてしまったのですが、自分は思わず勢いで二人分飲んでしまいました(^^;; 一人のときは絶対にお酒は飲まないのになぁ。

このレストランは雰囲気が非常に良かったので、カップルとかにはお勧めですね。ただ、すくなくとも男だけで行くと雰囲気負けしそうな気がしないではないですね。はい。