2000年11月7日(火)〜8日(水)

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メリダ→パレンケ

「チチェンイツァー,パレンケ遺跡&9時間かかるつもりが…」

[チチェンイツァー]

昨日は、一昨日できなかったチチェンイツァーの見学に出かけました。荷物をホテルに残しておいても良かったのですが、バスターミナルに荷物預かり所があるので(1時間2ペソ)バスターミナルに荷物を置いてチチェンイツァーへ行くことにしました。45分後の一等バスより早く着くだろうと思って2等バスに乗って予定通り2時間半くらいでチチェンイツァーには着いたのですが、45分後に出発した1等バスに遺跡目前のバス停で抜かれてしまいました。(^^)ちなみにチチェンイツァーには無料の荷物預かり場所がありました。(カンクン−メリダの中間なので、移動の途中による人も多いでしょうし)

到着が10時半過ぎということで、さすがに遺跡の中は暑かったです。まじで、やっぱりもうちょっと早めに行かなきゃなぁと素直に感じました。はい。なにしろチチェンイツァーはマヤの遺跡の中でも最大級のもので、面積も広いので全体をまわるのに3時間近くかかりました。さすがに炎天下の3時間はそぉーとーしんどかったですね。

チチェンイツァーの中心的な建造物といえばEl Castillo「城」と呼ばれているピラミッドですね。メソアメリカ(中央アメリカと訳していいのかなぁ…?)のピラミッドは普通正面にしか階段が無いことが多いのですが、ここは四方に階段があり、北側の階段の脇にだけ蛇頭がおかれています。北側の階段の下には内部神殿への階段がありここに雨神チャックモール像があってそこにいけるのですが、締め切った空間みたいな感じなので、異常に熱かったです。でも、こういう階段を登る経験はなかなか出来ないと思うので、行ったら登るべきでしょう。(登れる時間に制限がありますけど…)ちなみに、El Castilloのピラミッド自体がカレンダーをあらわしているらしく91段x4面+1(一番上)ということらしいです。数えたら92段あったので、そういうことなのでしょう。はい。

いろいろ見所はあるのでしょうが、ユカタン半島最大という聖なる泉Cenoteでしょうか。日照りや疫病の時に生贄や財宝を投入していたらしく、底からは42体の人骨と財宝が出てきたそうです。上から見てみると、立っている所からそぉーとー下のほうに水面があるので、けっこう怖かったりします。先日見たトゥルムのセノテは水かさも高くなくて、水面が触れたのと比べても全然違いますね。はい。

予約していたバスは21時半なので、そんなにあせって帰らなくても良かったのですが、買いたいものが若干あったのと郵便局に行きたいので、14時のバス(また2等バス)に乗ってメリダに戻ってきました。通常、南西の方にあるバスターミナル(1等のバスターミナルの隣)を使うのですが、メリダ−チチェンイツァー−カンクンの2等バスは南東の方にあるoriente&noresteというバスターミナルにも停まるので、ホテルの位置によってはこちらを使ったほうがいいかもですね。帰りは郵便局に近いのとまわりにスーパーが見えたので(行きがけに)こちらのターミナルで降りました。ただし、メリダの郵便局の切手売り場は15時までしか開いてなくて結局荷物は送れなかったのですが…。

他の買いたかったもの定規とフォーク&スプーンは無事に購入できました。で、夜行バスまで時間があるのでうろうろしてたのですが、さすがにしんどくなったので19時過ぎにバスターミナルへ向かって、メリダ到着の日に食事をしたレストランでスープとトルタスを食べました。(朝から、リッツ1袋とアイスしか食べてなかったのでさすがにやばいなと思って)

[夜行バス MAYA DE ORO(金のマヤ)]

MAYA DE OROという名の夜行バスに乗るためにバスターミナルに着いたのは20時前でした。デラックスバス用のバスターミナルがあるので、公園でぼーっとするより気分的に楽そうだったので、早々とバスターミナルへ。

21時30分発という事で、ガイドブックではパレンケまで9時間半から10時間と書いてあったので、デラックスだから多少早いだろうし、9時間くらいかなぁと予想して乗ったのですが、4時にパレンケに着いてしまいました。(所要時間6時間半!)寒さに震えながら、もう少し寝ようと思ったらパレンケに着いてしまったのです。まわりも暗かったので、結局6時までバスターミナルで、またもやボーっとするはめに。夜行バスでどんどんバックパッカーも増えていったのですが、みんな暗いうちはバスターミナルにいましたね。

で、選んだホテルはバスターミナルから近いいかにも安い感じのホテルになりました。これまでで最安値の1泊60ペソ(720円)ですからねぇ。部屋は狭いし、最初見たときは気にならなかったけど上とかの水の音は結構響くし、シャワーは水だし。ま、それなりに仮眠も出来たしコンセントはあるし、大丈夫だとは思いますが。

[パレンケの街とパレンケ遺跡]

せっかく早く起きたので、オープニングにあわせてパレンケ遺跡に行けば良かったのですが、9時まで仮眠した挙句、郵便局に行ったり明日のツアーを探したりしてたので、パレンケ遺跡に着いたのは11時半近くになっていました。全く昨日の反省をいかしていないのが苦笑なのですが、とりあえず暑い中での観光となりました。

パレンケの遺跡はTemple de las Inscripciones(碑文の神殿)というピラミッド建造物があって最上部から地下の墳墓に降りる地下通路に行けるらしいのですが、ピラミッド自体に登ることが出来なくて(こんなことばっかりですねぇ…)、結局地下通路どころでは無かったです。結局1時間半ほど見てまわったのですが、十字グループといわれる小高い丘の上の神殿群にはきれいに残ったレリーフがたくさんあったので、ここは見所でしょうね。

パレンケの街から遺跡まではColectivos(ミニバス)が2社走っていますが、そんなに気にするほどの差は無いと思います。両社とも14ペソだし(往復)。ガイドブックに載っている乗り場で乗ると往復でチケットを買わされるので、本当はバスターミナルの前とかでバスを止めて乗ればいいのかもしれませんが、そこまですることも無いような気がしました。

デジカメが変わって初めてめがねで行動したのですが(夜行で移動した翌日はコンタクトじゃないことが多い)、気づいた欠点がひとつ。いままでは、モニターを見ながら撮れたので、カメラに目を近づけなくても良かったのですが、新しいデジカメのモニターは写した写真を確認するためのもので、ファインダー代わりにはならないので、目を近づけてとらなきゃいけないので、めがねに傷が付くということが。やっぱり今までのデジカメのよさを再確認。メキシコシティででも見つかったら、買いなおすかもしれないですね。はい。

インターネットカフェは、4箇所くらいあったみたいなのですが、1ヶ所ではOKをもらったけど、接続に失敗(T_T)30分もいろいろ設定を変えてみたのですが。もう1箇所では、店番の人がインターネットが良くわからないからと断られました。ちょっと他の場所まで行く気力が無かったので、パレンケでは断念。