2000年11月9日(木)

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パレンケ滞在。

「色鮮やかな壁画のボナンパック遺跡とヤシュチラン遺跡」

朝6時出発という1日ツアーでグアテマラ国境近くにある2つの遺跡に行ってきました。パレンケの街にある(メインストリートのフアレス通りだけでもけっこうあります。)旅行会社を数軒回った結果、一番安かったところでお願いして$350(\4,200)でした(入場料別)。$450と言われるところが多かったので、450ペソが平均的な値段かもしれません。(ちなみに入場料は2箇所で$50です)

ツアーは2食つきで、水とソフトドリンクとフルーツがついてと説明されます。おそらく、どこの旅行会社で頼んでも同じツアーに参加することになると思うので、素直に安いところでいいと思いますね。はい。(国境地帯なので、何らかのノウハウが必要なのかもしれません。)水は、ボナンパック遺跡を見終わったときとヤシュチラン遺跡を見始めるときに500mlずつもらえますが、暑いので自分でも持っていっておいたほうがいいと思います。

さて、早朝に各ホテルを回って集客したバンは国境地帯へ向けて約150kmくらいのドライブをするわけですが、1時間ちょっとしたところで朝食をとりました。卵をどのように食べるかの選択がありますが、自分はハムエッグ(Huevo con jamon)にしました。あとは、パンがくるのでそれは食べたいだけ食べればいいです。(笑)

で、出発して約3時間で最初の目的地ボナンパックに着きます。ここは、なんといっても壁画なのでそこへまっすぐ向かうべきですね。入口からまっすぐ行ったところにありますから、すぐわかると思いますし。3部屋あるのですが、どこもはっきりと色が残っていてびっくりするほどです。そぉーとーすばらしいですね。ちなみに、ここには大きな石碑もあります。(っていうか、石碑はすごく目立つ(^^;;)

1時間ほどボナンパックを観光すると40分ほどかけて、ヤシュチラン遺跡に行く船着場へ到着します。しかし、ヤシュチランの遺跡はココから川を1時間ほど下ったところにあるので、まだまだ遠いのですが。あんまり緊張感が見られないので見落としがちなのですが、この川って国境の川なので、対岸はグアテマラです。川の真中が国境というのなら、完全に向こう側に入ってそうな位置を通ったりしながら船は進みます。そういえば、船の中で一人一本バナナが配られました。

ヤシュチランに着いたのは、12時20分くらいでした。ここで、2時間見学してから昼食になります。建物41というところが眺めがいいらしいのですが、遺跡では自由行動のためジャングルの道無き道を行かなきゃいけないココにはたどり着けませんでした。でも、2時間じゃ足りないくらい広かったですね。ただ、虫除けをホテルでしただけでもっていかなかったので、ここでそぉーとー虫に刺されてしまったのですが(苦笑)ココに行く時は、虫除け必須ですね。はい。

昼食場所に戻るとパイナップルとメロンのスライスがテーブルに並んでました。(メンバー9人にコカコーラが4Lありました。)で、全員がそろってから食事になり、トルティージャ(タコスの皮ですね。)と肉の煮たものが出てきました。トルティージャってものを巻いて食べるものだと思い込んでいたのですが、ツアーに一緒のツアーにいたメキシコ人を見ると、左手にトルティージャを丸めて(何も巻かずに)(ちょこっとカルチャーショック。)右手にもったフォークで肉を食べながら、時々左手のトルティージャを口に運んでいたので、本当に日本人のお米みたいな主食として食べるんだなぁと思いました。

15時ごろ遺跡を出発して、後は帰るだけです。船が1時間と車が3時間弱で、ホテルには19時前に帰ってきました。17時くらいには暗くなるので、もうちょっと日没が早くなると船の部分が暗くなったりして危なくなるかもしれないですね。

ガイドブックにはパトカーに護衛されながらと書いてありますが、特にそういうこともないですね。ただ、国境が近づくにつれて検問が増えていきそのうち2箇所ではネームリスト(名前と国籍とパスポート番号を書いたもの)を提出していました。別にパスポートチェックがあるわけでもなかったですね。ここで、パスポートチェックがあることもあるかもしれないですけど。

帰ってきてからは、食事をしただけですね。とりあえず、メインストリートを公園前で往復しましたけど。ちなみにこの街では、メインストリートのフアレス通りは夜でも人が多いです。ただ、道から離れるとガタっと人通りが減るのでその辺は注意が必要かもしれないです。はい。