2000年12月13日(水)

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サンアグスティン滞在。
「はじめての乗馬。」

[乗馬ツアー]

とうとう馬に乗ってしまいました(^^)まあ、MAXのナナさんが乗ってるのをテレビで見て、初めてでも乗れないってことはなさそうだなと思ってたのと、ガイドブックに乗馬経験がなくても大丈夫と書いてあったので、ココの初日は乗馬ツアーにしました。

観光地なので、いくつか旅行会社があるのですが、思わず最初の会社で決めてしまったのでP45,000(\2,475)かかっていますが、直接英語ガイドのルーカスに頼めばP35,000くらいでできるようです。ルーカスがお客さんに書いてもらってるノートを見たところ今年の秋にP33,000でいってもらった女の子もいるみたいですし。ちなみに、旅行会社によるとスペイン語ガイドにするとP39,000らしいです。

今日の乗馬ツアーは実質3時間くらいの短いもので、4箇所(El Tablon,La Chaquiro,La Pelota,El Purutal)をまわるものです。他に客がいなかったのでガイドのルーカスとマンツーマンでのツアーでした。確かに乗馬経験がなくても大丈夫でしたが、夜の時点で座るのもつらいほどお尻は痛いですね(^^;;

ボリバール広場(Plaza Bolivar)を出発して約20分ほどで最初の目的地El Tablonに着きます。もともと、別の場所にあった5つの石像を1箇所にまとめたらしく、みるからに時代も違いそうな像が並んでます。歩き方には丘の斜面に点在と書いてありますが、現在のところ丘の下にまとめられて置かれていました。

さらに10分くらい馬で行くとLa Chaquiraに着きます。ココは川に沿った崖の途中みたいなところにあり、ココの石に彫られた像は、もともとココにあったものらしいです。まあ、わざわざこんな崖に移動するってことはないでしょうが…。ココは眺めもいいし、風も気持ちいいし、晴れていたら是非行きましょう。ってサンアグスティンに来た人なら行くでしょうけどねぇ。4ヶ所の中で一番のお勧めですね。(^^)

ココから牧場を抜けて、アップダウンとドロドロの道を抜けること30分強でLa PelotaとEl Purutalに着きます。お互いは向かい合うような感じで歩いても5分かからない距離ですね。La Pelotaの二つの像はやっぱり近くから移動してきたみたいですね。で、その向かいのEl Purutalには4つの像が目立ちます。外側の像はココにあったもので約10年前に発掘されたものらしいですが、その際に近くから2つの像を持ってきたらしいです。ちなみに、El TablonとLa Pelotaは約25年前にこの位置に移動してきたものだそうです。

La Pelotaからは約1時間くらいかけてPlaza Bolivarまで帰ってきました。途中で早足になると気持ちいいのですが、早足での下り坂は怖いですね。視線が高いせいもあって下り坂がすごく急に見えるのかもしれないですね。まあ、たまにスピードを落とす時以外は馬のスピードに任せてたのですが、上り坂を早足で登ることがあっても、下り坂を早足で下ることはほとんどなかったですけどね。実際には。

[考古学公園]

さて、正午過ぎに街中に戻ってきたのですが、時間もあったので考古学公園(Parque Arqueologico)に行ってきました。バスで行ってもP500(\27)しかかからないのですが、行きは上り坂を30分くらい歩いて行きました。ちょうど真昼ということで、日陰がほとんどなくそぉーとーしんどかったですね。まあ、歩いていくのもいいのですが、敷地内で3時間弱歩くので、バスで行った方が賢明かもしれないです。

で、ガイドブックに入場券が二日間有効って書いてあるのが、なんでだろうと思ってたのですが、川をはさんでサンアグスティンの対岸にあるAlto de los IdolosとAlto de las Piedrasと共通のチケットでした。で、学生料金があり、学生かどうか聞かれたのですが、国際学生証は持ってたのに、働いていると答えてしまい通常料金に…。学生だとP2,500→P1,000になります。学生証を持ってなくても学生だと言うだけで学生料金になりそうな気もしますが…。で、そこにいたおじさんが通常P30,000をP15,000にするから英語のガイドとして雇わないかと言われたので、ガイドをお願いすることに。なにしろ、3時間近く一人で歩くのは怖かったしねぇ(^^;;

順路は、MesitaA(台地A)→MesitaC(台地C)→Fuenta de Lavapatas(ラバパタスの泉)→Alto de Lavapatas(ラバパタスの丘)となり、帰りはMesitaC→MesitaB(台地B)ということになります。

いろいろと説明してもらったのですが、一番印象に残ってるのは、Fuenta de Lavapatas(現地には、Fuente Ceremonialって書いてあったなぁ、そういえば)ですね。ガイドによると、人間の形のところで生贄を捧げていたらしいです。あとは、3つの浴槽のように見える水たまりはその血を儀式で浴びるためのもので、一番装飾がされているものが一番身分の高いもの、されてないものが身分が高くないもののためのものだったらしいです。

3時間ほどかかったのですが、他の説明はあんまり覚えていないですねぇ。メモをとりながら話を聞いてたわけではないし…。

そうそう、一度入口に戻ってきてから、入口近くにあるBosque de las Estatuas(彫像の森)も見てきました。これは、盗難品などをならべたもので、この場所から出土したものではないみたいです。まあ、だからといって彫像の価値が下がるわけではないですね。

帰りは素直にバスで街に戻ってきました。5分くらいで戻ってきましたね。で、食事をどうしようかなと思って街を歩いていると、昨日の旅行会社の人が自分を探していたらしくやってきました。明日のジープツアーが、他にお客が見つかったので、安くいける(P105,000→P25,000)ということで、自分が考えてた予算以内になったので、申込みをしました。で、ポパイアンに戻るバスもそこで買って帰りました。

で、本当に夕食をと思ったのですが、ホテル代を除いてP10,000も手元に残っていないことがわかったので、予定変更。パン屋でパンを5個買って帰って、これを夕食兼朝食とすることにしました。二日間ここで観光するつもりじゃなかったとはいえ、ココに銀行が無いのはわかってたわけだから、もうすこしお金を持って来るべきでしたねぇ。

というわけで、空腹と戦いながらこれを書いてます。メキシコで買っていたとっておきのほうじ茶を飲みながら…。(縛)