2000年12月21日(木)

[旅行日誌トップへ]

[ダイアリー目次へ]

←12月20日へ 12月22日へ→

ガラパゴスクルーズ二日目。イサベラ島
「避難訓練!」

1.6時30分起床。

2.7時朝食。

3.8時イサベラ島西部ウルビナ湾(Bahia Urbina)にウェットランディング。2時間ほど散策。その後スイミング・シュノーケリング

4.12時船に戻り、昼食。

5.14時30分TAGUS COVE(Caleta Tagus)にドライランディング。上陸前に2時間半ほど、船で海鳥を観察。その後上陸して1時間ほど散策。

6.18時30分ブリーフィング。

7.19時夕食。

6時30分にモーニングコールということだったので、どういう風になるのかなぁと思ってたのですが、その頃から音楽が流れるだけでした。で、セカンドコールということで45分頃放送が一回ありました。まあ、ちゃんとみんな起きてきてましたけど。ってまあ夜も基本的に早いだろうし…。バーがあるから早くは寝てないかもしれませんけど…。

午前中のランディングでいきなりゾウガメを見ました。けっこう見れないものかなと思ってたりしたのですが、そうではなかったですね。この日、更に1回ゾウガメを見ることが出来ましたし。さらに、リクイグアナも数頭見れました。人間が近づくとさっさっと逃げるものもあれば、動きを止めて死んだふり?をするものもいたりして、面白かったですね。で、威嚇しあって争っているイグアナの姿も見られました。空にはダーウィンフィンチやモッキングバード、さらに黄色い小鳥(名前は忘れた(^^;;)がけっこうたくさん飛んでましたね。あと、英語でゴーツという動物の20頭くらいの群れを見たのですが、

で、スイミング・シュノーケリングタイムになりました。シュノーケリングも2回目となり、別に教えてもらったわけではないのですが、自分に絶対にできると暗示をかけながら、やってみたところどうにか呼吸もうまくいき(って口で息をすればいいみたいなのですが…)だいたい行きたいところまで行けるようになりました。まだ、顔をうまくあげられなくて、止まる時におぼれそうになるのですが…。

もうすこし、沖まで行けばエイとかも見れたらしいのですが、まあカラフルな魚とか小さな魚の群れとかが見れたので、今日のところは良しとしておきましょう。

午後の海上からの鳥の観察では、アオアシカツオドリが目立ちました。このあたりがコロニーらしく大量のアオアシカツオドリがこちらに背を向ける形で止まってました。時折岩から急降下して海の魚を捕獲しに行く姿も見られましたね。他には本当に小さなペンギンやら、アシカやら、ウミイグアナも見られましたね。ウミイグアナも縄張り争いをしてるのを見ました。ここは、2頭が争っているすぐわきにもう1頭その争いを見てるイグアナがいたので、その後もう1頭もからんだ争いになったかもしれないですね。

で、その途中で海上にはイルカが海上をはねながら進む姿も見られました。ガラパゴスでイルカを見れるという意識は無かったのですが、ここイサベラ島とフェルナンディナ島(明日の午前中に行くらしい)の間はイルカやら鯨などが見れるところみたいですね。

上陸したタグスコーブからは、山道で往復1時間くらいの行程でした。まあ、上陸が岩場に手すりだけがあるようなところで、ちょこっとびっくりしましたが。上陸してすぐに、古い落書きがされているのですが、残っている中で古いものは1832年(メモって無かったので自信がない(^^;;)という1830年代のものです。で、そこにあがってく途中にアシカが4頭ほど寝ていましたが、1頭は人の気配に顔をあげて、近づいてくる我々に威嚇するように声を上げていました。

丘の上に上がると、目の前にはなだらかなダーウィン火山(Volcan Darwin)が見え、広大なカルデラがその横に広がってましたね。そうそう、行く途中には、海のそばの火口にTSUNAMIで水が流れ込んでできた塩水湖がありました。(ガイドのジョニーはやたらとTSUNAMIといってましたが、これは英語なんですかね?それも、日本語みたいな発音で)

午後のランディングが終わって船に戻ってきたら、いきなり避難の説明があり、避難訓練がありました。にもかかわらず、救命胴着の位置を確認せずにトイレに行ってたので、到着が遅くなってしまいました(^^;;しかし、避難のルートとかが部屋に書いてあるのは当然なのですが、本当に避難訓練をして、船から飛び降りる方法まで見本を見せてくれるとは思いませんでした。これで、万一のときの救命胴着の着方もわかったので、大丈夫でしょう(笑)

食事の後、10人グループの長老みたいなおじいさんに、「Can you speak English?」って聞かれたので「Yes」と答えたら、「Why do you here?」(なんでココにいるのか?)からはじまっていくつか旅行について質問されました。まあ、一人で来てること自体不思議なのかもしれないですし、それが日本人ってことでそういう質問になったのかも。最初からその奥さんはそばにいたのですが、途中から息子さんや孫までそばに集まってきて、質問から自分たちはリサーチの仕事を南米やインドでしててまだアジアが完全じゃないとかいう話になって、なんか面接を受けてるような変な感じでした。

で、その後少しデッキで空を見上げたら一面の星でした。周りには僚船のCoral2しかいないので、光が二つの船だけですから、星が良く見れるのも当然といえば当然なんですけどね。さらに、25日の16時22分が新月らしいので、月もほとんど光ってないですからねぇ。