2001年1月29日(月)

[旅行日誌トップへ]

[ダイアリー目次へ]

←1月28日へ 1月30日へ→

チクラヨ→カハマルカ
「世界史を習った人なら…。」

カハマルカといえば、インカ帝国最後の皇帝アタワルパが、スペインからの侵略者ピサロに捕まった場所として有名なところですね。アタワルパの自分の背より高いところに線を引いて「解放してくれるならココまで金銀を集めるから」というセリフとともに。

[チクラヨからカハマルカ]

チクラヨからカハマルカへは街の南の方にあるAv.Bolgnesiという通りの3箇所からバスが出てます。西側からTerminal TEPSA(El Cumbe),Transportes LINEA(Vulcano),Transporte Nacionalとなるのですが、Vulcanoからは夜行バスしか出てないので午前中となるとEl Cumbeの午前7時(S/18)とTranporte Nacionalの午前6時半のどちらかとなります。少しでも遅くまで寝たかったので、El Cumbeを選びました。ちなみに、El Cumbeは昨日のシパン行きのところで書いたJose Quinonesにあるオフィスが始発になります。

出発から1時間20分くらいはパンアメリカンを南に進むので、快調なドライブだったのですが、そこからカハマルカの方へ分岐してどんどん山道を登るにつれスピードが落ちていき、最後には止まってしまうのではないかと思うくらいスピードが落ちていました(^^;;それでも、7時に出発したので聞いていたより1時間余計にかかって6時間弱かかったものの13時にはカハマルカに着きました。

カハマルカもバスターミナルは無く各社のオフィスが発着地になりますが、ここもバス会社のオフィスは集中してますね。そこからタクシーでセントロへ向かって、ホテルにチェックイン。1箇所目はシャワーのお湯が出ない上に高かったのでやめて(Hostal San Francisco)アルマス広場に面したホテルにしました。ココの方がきれいで、お湯シャワーだったので。

[カハマルカ市内]

ホテルに着いた後は、明日のツアー探しと昼飯ということで外出したのですが、一番の目的地クントゥル・ワシは一人だとだめなところが多く、一人でも催行してくれるというCumbe Mayo Toursでお願いすることに。S/180.00と高いのですが、日本円にしたら6000円弱だし、それをケチってもしょうがないので。

さて、カハマルカの市内で観光といえばアタワルパが幽閉されていた部屋であるクアルト・デル・レスカテ(Cuarto del Rescate)ということになるでしょう。まあ、行ってみたら予想以上にあっさりとした建物なのにびっくりしました。まあ、そうらしいという話は前にいった人から聞いていたので覚悟?はしてたのですが。

カハマルカで忘れてはいけないのは、もう一つあります。それは、中心から20分くらいコレクティーボで行った所にあるインカの温泉(Banos del Inca)ですね。S/4.00(\126)で個室風呂が使えますからね。お湯も自分で調節できて無色透明のお湯ですから、カハマルカに行ったら絶対行くべきでしょう。自分は長風呂できないので、30分弱で帰ってきましたが、別にゆっくりしてもよさそうでした。カハマルカでは3泊する予定なので、もう1回は行くでしょうね。

そういえば、インカの温泉に行くコレクティーボに乗ってるとバス会社のオフィスが集中してるところを通ったので、帰りに途中下車してトルヒーヨに行くチケットを買っておきました。バス会社のオフィス(バス乗り場)に行く時もこのコレクティーボが使えるということになりますが、荷物が多いとタクシーの方が楽ですかね。

明日はクントゥル・ワシの一日ツアーでまたもや早起きなので、早めに寝ないといけないですね。二日連続6時起きはつらいかも(^^;;