2001年2月19日(月)

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南極クルーズ二日目。
「魔のドレーク海峡も&一番安く南極に行く方法とは。」

今日は一日船は南の方へ進みます。まだ上陸ポイントには着かないので、一日中南極や動物についてのレクチャーが行なわれてたみたいです。みたいってのは、体調が良くないということで、レクチャーをすべてキャンセルして寝てたからなのですが(^^;;

聞いた話では、そぉーとー船が揺れて、食事を食べれるような状態ではなくなると聞いていたのですが、魔のドレーク海峡も今日はそれほどの揺れでもなく、(確かに歩く時にふらつくことはあるし、揺れていないわけではないですが)体調が悪くなることも無いですし、船も順調に航海しているようです。

で、一日3回の食事とおやつもちゃんと食べたわけで、昼寝をしてることも含めてかなり太りそうな予感がします。まあ、出発時よりかなりやせていると思われるので、少しくらいは太った方がいいのかもしれないですが。ペルーで買ったジーパンが入らなくなると困りますが(^^;;

さて、今回のクルーズには自分を含めて4人の日本人が乗っているのですが、そのうち3人(自分を含めて)は、ウシュアイアでこのツアーを申し込んで参加しているのですが、もう一人の方は日本からネット経由で手配していました。その方はブエノスアイレス発着で$1,600台の料金で参加しているそうです。ブエノスのホテル★★★★2泊とブエノスの観光、さらにブエノスアイレス−ウシュアイアの往復航空券込みの料金でこの値段らしいので、ウシュアイア(その付近の都市を含む)で買うより安い料金で参加してることになります。

まあ、この理由を考えてみたのですが、元々このクルーズはカナダのMarine Expeditionという会社が運航していて、アメリカやカナダの都市からブエノスアイレス経由ウシュアイアまでの往復とブエノスアイレスの観光+ホテル付で販売しています。で、その一番安い料金が$2,000強なので、そこからアメリカ(カナダ)からブエノスアイレスの往復航空券分差し引いた料金でその方が買ったことになるようです。(その方は去年の夏の時点で、Marine Expeditionに直接申込みされています。)

で、ウシュアイアで買うとなぜ高いかということになると、Marine Expeditionが現地の旅行会社に卸している料金に現地の旅行会社が上乗せして販売しているからということになるのでしょう。そんなに高い料金を現地の旅行会社に提示してるとは思えないので、現地の旅行会社にとっては、南極クルーズってけっこう割のいい商売かもしれないですね。

結論として南極クルーズに一番安く行くのは、直接Marine Expeditionに申し込むことということになります。日本から南極クルーズだけに参加するのであれば、ロサンジェルスまでの安いチケットとロス発のMarine Expeditionのツアーに参加することになるのでしょうし、南米旅行中に参加する場合も、ブエノスアイレス発着で現地で買うより安く参加できます。ウシュアイア発着は請けてくれないかもしれないですけど、南極に行くと決めていれば、交渉してみる価値はあると思います。ただし、11月終わりなどのシーズン初めは当日などにすごく安い料金がウシュアイアででることがあるみたいですが。

午前中〜午後のレクチャーは全く参加しなかったのですが、夜のロシア語講座だけは参加しました。まあ、言葉は重要なので今後のためになるかなと思ったのもあって参加してみました。