2001年3月24日(土)

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イースター島滞在。
「5時間半の長丁場(^^;;」

今日は着いた日にいた日本人の方に勧められていたコースを歩いてみました。というのが島の西の方(といってもホンガロアの村から見れば北)にあるAhu Te Peuというところから海岸線を時計回りに北のほうにあるアナケアビーチまで歩くというコースでした。

で、歩いてみたのですがけっこうしんどかったですね。何しろ人が全くいないところを歩いているわけで、何がおこってもきっと助けてもらえないだろうなってのが精神的に良くないです。(ってトレッキングをする人から見れば大げさ?)眺めは良いし(単調だけど)風も気持ちよかったのですけどね。宿のおやじ(ルイスというらしい)に行き帰りの送迎を頼んだわけですが、スタート地点からいきなり頼りなさげな細いけもの道だったし、あまり人が通らないせいか常に道があるわけでは無かったですしね。まあ、時計回りだから道が無くなれば、左に海を見ながら落ちない範囲で海の近くを通っていけばいいわけですがね。

途中で柵や塀みたいなのも4つくらい越えたのかな、地図では国立公園に指定されている地域のはずなのですが、ルイスも牧場を持ってるらしいし、その関係で柵なんかがあるみたいですね。

前半はモアイが倒れたままになってるAhuが2つくらいありましたね。後半は石組みなんかは目に付いたけど、モアイはいなかったような気がしますね。で、後半に入ると馬や牛がたくさんいました。その牛がたくさんいるあたりで、夕立?で10分くらい雨に降られました。今までのこの島の経験で雨はすぐ上がるだろうと思っていたので、ウインドブレーカーを羽織っただけで済ませていたのですが、思ったよりも長く降ったので、頭とかけっこう濡れてしまいました。まあ、やめばすぐ乾くけど(^^)

で、その雨が降っていた時に、牛がたくさんいたところを通ったのですが、ちょうど道を遮る感じで10数頭の牛がいて、自分が近づくことによって左右に避けてしまって前後左右囲まれる感じになったのはそぉーとー怖かったですねぇ。馬より絶対牛の方が怖いですよ。なにしろ、角もあるしねぇ。なんか大きい牛に四方八方からにらまれてるような気がして…。まあ、前の牛も避けてくれたから、無事に何事もなく通れましたけどね。

最後ビーチが見えたらかなりホッとしました。まあ、最後の最後で4人くらいの馬に乗った少年がきてそのうちの数人がお金とか言ってましたけど(^^;;←こーいうのが、一人でいると怖いとこではありますけど、この島ではだからといって、刃物で脅されることは無いでしょう(多分)

時間があれば、このルートを歩いてみると良いと思いますが、やっぱり一人じゃない方がベターでしょう。まあ、本当に道無きところ歩くようなところもありますけど、海沿いを意識してれば大丈夫だと思います。4時間で着くと言われてたけど、自分のペースで超ゆっくり歩いたら5時間半かかってしまいましたけど。4時間で着くにはけっこう早足で歩かなきゃムリじゃないのかなぁ。

ビーチに着くと土曜日ということもあって、外国人観光客だけでなく地元の人もたくさん来てました。自分も水着を下に着てたので、早速海に30分くらいつかってました。後は甲羅干し…。まあ、泳ぎは苦手だからね。で、その時に21日から痛かった右足を触れてたのですが、なんとなくアキレス腱が切れてるような…。アキレス腱のところが痛いのはわかってたけど、何で切れたんだろう(^^;;痛くなったのは車を放置して街に戻るあたりからなのですが。

ルイスに迎えに来てもらった後、水と飲み物を買いに街に行ってる時に、トラックが停まってスーパーの前まで乗せていってもらいました。ヒッチハイクがけっこう簡単にできるとは聞いてましたが(自分はやってないけど)何も言わないのに停まってくれて、スーパーの前まで連れて行ってもらえたのは嬉しかったですね。ちょうど彼のルート上だったみたいですけどね。