2001年4月2日(月)

[旅行日誌トップへ]

[ダイアリー目次へ]

←4月1日へ 4月3日へ→

→ナスカ
「ナスカ、ナスカ、ナスカ」

あんまり早く着きたくないということで、昨日最終のバスに乗ったんですけど、運転手が張り切ったのか、出発が21時近くと遅くなったのに、5時半にナスカに着いてしまいました(^^;;普通クラスの安いバスは深夜でも主な街に止まるので、一番前ということもあって、止まるたびに起きてました。まあ、ナスカが途中のバス停で乗り越したくないという気持ちもあるのでしょうが。

で、その眠たい状況+まだ暗い状況でナスカに着いたので、唯一いた宿の勧誘に着いていきました。まあ、ガイドブック両方に載ってる有名な安宿だったので。まあ、安かったし1泊分の料金で明日の朝まで部屋を使っていいと言われたし。コンセントが無い部屋だったので、午後部屋を変えてもらいましたけど。

ここHostal Nazcaはツアーの申込ができます。で、朝7時出発で地上絵を見るフライトに出発するというので、それに参加することに。5人乗りの小さい飛行機ならUS$45、大きな飛行機だとUS$35と言われ、結局高い方にしてしまいました。ナスカに着く前は今日フライトだけして、明日ナスカ近郊の遺跡などを回ろうと思ったのですが、ホテルで申込ができるので、他と比較せずに3つのツアー(それぞれ2時間弱)に参加することにしてしまいました。

ホテルの部屋に着いたのが6時ごろだったので、そんなにのんびりする間も無く出発となりました。はっきり言ってそぉーとー眠いしテンションも全然あがってませんでした。でも、せっかく高いお金を払ってるわけだからと心に言い聞かせながらいざフライトを迎えました。

パイロットを含めて6人しか乗れないという小さな飛行機乗るのは初めてだったのですが、楽しかったです。まるで、レールの無いジェットコースターって感じです。絶叫マシンが好きな人には楽しめると思います(笑)旋回する時45度くらい傾いている気がするので、怖いといえば怖いのですがね。

で、地上絵のほうは目で見る分にはちゃんと見えます。ただ、昔に比べれば消えてきてるのは間違いないようで、思ったよりはっきりとラインが見えないもんだなぁという思いもありました。デジカメで何枚か撮ったけどうまく写らないのです。まあ、セスナのスピードが速いのもあるのでしょうが…。

一応目では主な地上絵全てを見ることが出来ました。予想以上の感動は、はっきりいって無かったのですが、フライトした価値はあったと思います。ちなみに、全てのツアーを終えて夕方街を歩いていたらUS$25と書いてある旅行会社もあったので、時間があればいろんな旅行会社をまわるといいのでしょう。ホテルによってはホテルで頼んでもUS$25で行ける所もある(歩き方に載ってるEl MIrador de Nazcaなど)みたいですし。

さて、フライトの後は立てつづけてツアー三昧でした。最初のツアーは同じフライトに乗ってたドイツ人女性とその連れのクスコ在住の女性(ドイツ系の方だと思う)が一緒でプレインカの墓を見に行くものでした。街から南の方に行った所にあり、ちゃんと墓を発掘した形で保存してありました。(ちゃんと屋根をつけてありましたね。)一番気になったのは、膝を抱えて座った形で埋められている死体が全て同じ方向を向いていることですね。理由を説明で聞いたような気がするのですが、覚えてません(^^;;

そのツアーは墓の後、ナスカの土器の複製(観光用)を作っている工場や金製品を作っている工場を見に行きました。こういうところはいかにもツアーって感じですね。

一つ目のツアーが終わり二人を次の目的地へ行くコレクティーボ乗り場に送ったら、すぐに次のツアーへ。次のツアーは渦巻状の水の汲み取り口とそこを通ってさらに畑へ水を送るために水をためるプール(そこへの水路も)この渦巻状の水の汲み取り口は今回のナスカ周辺で一番楽しみにしてたんですけど、同じようなものが4つも並んでいたのにはびっくりしましたね。このツアーは、他に地上絵の一部とも言われるEl Telarとインカ時代のパレドネス遺跡にも行きました。チャスキ(飛脚)の宿だったらしいのですが、きれいに再現されている部分を見るとインカらしいきれいな石組みもありました。

二つのツアーを12時半頃終え、明日の朝のリマに行くバスのチケットと食事をして、14時過ぎに改めて三つ目のツアーに参加しました。三つ目は、地上絵を展望台から見るものでした。このミラドール(展望台)には、地上絵の研究家としてしられるマリア・ライへ女史が作ったミラドールと自然の丘の上から見るミラドール・ナチュラルの二種類があります。ミラドールのほうからは、木と手の地上絵が近くに見えます。また、パンアメリカンハイウェイが横切っているトカゲの絵も見えるはずなのですが、はっきりとわからなかったですね。

三つのツアーは、それぞれS./25(\788)払いました。まあ、安いものだったのですが、ミラドールであれば、イカの方に行くバスなどを途中下車すればいけないことは無いと思います。が、他のところは自力で行くのは難しいでしょうね。

ツアーの後、アントニニ博物館というところに行ったのですが、ロンプラ(南米編)の載ってなくて歩き方に載っているので、日本人の割合が高そうですね。この二日で自分を含めて3人目。全員に感想を書いてもらっているようですが、今日は5人くらいしか来てないようです。ナスカの土器を写真に撮りたかったので、写真撮影料を払ってまで写真に撮ったらしいです<σ(^^;;

夜二時間ごろインターネットをしました。DLをするには早くないですけど、ホームページをみたりPOP Mailやホームページのあっぷには十分な速度がありました。他と比べたわけではないですけどね。

JC NET
Av.Bolognesi 472

アルマス広場から半ブロックのところにあるネットカフェです。隣でサッカーのテレビを見せてるところがあったりして、自分のパソコンを使っているとギャラリーが(^^;;LAN接続可能で、モバイラーに問題はありません。