2001年4月7日(土)

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ワラス滞在。
「昼食の時間はなぜ遅いの?」

今日はヤンガヌコ湖へのツアーに行ってきました。昨日と同じ24名の集客だったのに、一回り小さいバスだったので、補助イスまで使ってかろうじて座れるという状態でした。

で、昨日より遅い9時出発で8時間ということだったのに、最後のお客さんを乗せたのが10時前。帰ってきたのは19時半と、パンフに書いてある時間ってなんなんだろうと思わざるを得ないですね。もうちょっと現実的な時間を書いて欲しいものです。ま、これを見た人はワラスのツアーの所要時間はパンフよりそぉーとーかかることをおぼえておくといいでしょう。

最初の目的地はCarahuaz(カラワス)という街で、言ってみればアイスを食べるためだけに立ち寄ったようなものです。一応、旅行会社の契約の店の前で止まったのですが、自由時間があったので自分は隣の店で買いました。地元の人がけっこう隣の店で買ってたので。で、この街のアイスにはビール味があります。思わず、ビール味とイチゴ味の二つにしました。ちなみにこの街の名前は、現地の言葉ケチュア語で黄色って意味らしいです。そういえば、セマナサンタと関係あるのかわかりませんが、カテドラルまで街の中に花のじゅうたんが(大げさかなぁ)ひいてありました。

で、次の目的地は1970年の地震にともなうワスカラン山の雪崩で埋まってしまったユンガイ(Yungay)の街の跡地です。Santo Campo(聖なる町)とも呼ばれているようです。一番、目にとまるのは墓地の上にあるマリア像ですね。雪崩で埋まった後にそのワスカラン山を向いた形で立ってます。他には埋まったままで残されたバスとかあります。壊れないように補強されているようでしたが…。で、ココを出発した時点で既に12時を過ぎていたのですが、ココで食事場所に向かわないんですよねぇ。時間的にはこのくらいに行くのがベストなのに…。

その次に向かったのが、今日のメインであるヤンガヌコ湖でした。ユンガイまでは普通の道を進んでいたのですが、ココから坂が一気に急になります。ま、1時間強で1,300m近く一気に上がるわけですからねぇ。途中に両側が切り立った崖などが歓迎してくれました。で、国立公園の管理事務所で入場料を払ってさらに20分ほど車で登ってようやく湖にたどり着きます。そうですね、1時間くらいしかいなくて湖に沿って作られてる遊歩道を往復しただけなのですが、雪を頭にかぶった山に囲まれたこの湖は気持ちよかったですね。当然3,850mという高度ですし、晴れてても暑いということはないわけで。

14時45分にヤンガヌコ湖を出発してようやく食事場所へ向かいました。それも、周りに何も無く食べるとしたら選択肢が何も無いツーリストレストランへ。カラス(Caraz)という街のはずれで、ココに着いたのは16時でした。エクアドルのキト以来のクイを食べましたね。はい。で、何でヤンガヌコ湖より奥になるカラスに行ったのかなぁと思ったのですが、お菓子を売ってる店に立ち寄るためのようでした。お菓子の名前は覚えてないのですが、このお菓子はワラスでもお土産として売られてましたけど。食事の後にカラスのセントロで上記のお店によってから帰途に着きました。

ただ、すんなりと帰るわけではなく途中で土器を製造販売してる店によってから…。イタリア人のグループが大きなものを買っていたのですが、どうやって持って帰るのだろうと他人事ながら心配になりました。で、ホテルに帰ったのは19時半すぎでした。今日も10時間コースでしたねぇ。まあ、ヤンガヌコ湖へ日帰りできたという意味では意味があったと思うし、納得できるけど食事時間など気になりますね。10時間かかるのなら、1時間早く出て少しでも早く帰ってくれたほうがいいのですが…。

帰った後インターネットには行ったのですが、つながせてくれた店はメールの受信は出来たけど送信不可。ホームページのアップも出来ませんでした。他でつなげる店が見つからなかったので、インターネットのことは明日にでも。あと、昨日今日とすこし腹の調子が良くなかったのですが、帰ってきて良くなったのかなぁ。落ち着いてきました。