2001年4月16日(月)

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クスコ→アグアスカリエンテス
「マチュピチュへの道。」

マチュピチュへの列車は、クスコのアルマス広場から徒歩5分くらいのサンペドロ駅から出発します。いわゆるツーリスト列車は3種類あるのですが、他の二つの出発が早すぎるので、一番安いBackpacker Classにしました。それでも、日帰りしたい人に対応するために、午前7時30分の出発でしたが。

2001年4月現在。途中駅および区間便省略。

Cusco

Aguas Calientes

Cusco

往復料金

Autovagon

6:00

9:25

15:00

18:40

US$70

Inka

6:10

10:00

15:20

19:15

US$70

Backpacker

7:30

11:25

16:35

20:50

US$30

アグアスカリエンテスのツーリスト列車の駅はマチュピチュ駅というようですが、
ここではアグアスカリエンテスと書いておきます。
アウトバゴンはイスの向きが変わります。つまり後ろ向きということは、基本的にありません。
インカクラスとバックパッカークラスはイスの向きは変わりません。
インカクラスは、食事を頼めるためか、広いテーブルが椅子の間にあります。
(なので、シートピッチは広いです。) まるで、食堂車ですね。
バックパッカークラスは、はっきりいってシートピッチ狭いです。向かいの人と足があたるのは覚悟しましょう。

切符は、旅行会社でも手配できます。その場合クスコでの送迎とアグアスカリエンテス駅からマチュピチュへの往復バス代、入場券などがセットになった形での販売となります。もちろん、駅でも購入できるのですが、切符の販売時刻は当日を除くと午前8時から12時のみです。そのうえ、マチュピチュ行きが出発するサン・ペドロ駅では発売しない日があるので、要注意です。そのときはプーノ行きの駅(ワンチャック駅)で買わなきゃいけなくなるので(^^;;

マチュピチュへは、インカ道を歩いて行くことができるので、列車の途中で降りてトレッキングするというのもよくある行き方です。km88にある駅で降りて歩くルートとkm102で降りて歩くルートの2種類がメインですね。km88からだと、標準3泊4日。km102からだと1泊2日になるようです。ちなみに、旅行会社のトレッキングツアーの場合、km102から歩く場合は列車を使うのですが、km88の代わりにkm82までバスで連れて行くというのが普通のようです。

今回の自分の場合、トレッキングよりマチュピチュがメインなので、終点のアグアスカリエンテスまで乗って行きましたが、km88(もしくはkm82)からだと遺跡もたくさんあるし、時間があればぜひ3泊4日のコースを歩いて欲しいものです。行った人で後悔したという話は聞いたことが無いので。通常3泊4日ですが、がんばればもっと短縮することは可能らしいです。
ただし、現在のトレッキング料はUS$50らしいです。去年だとUS$17だったらしいのですが。さらに、今後はガイド付じゃないとだめになるという話もあるそうです…。

座席指定なので、運にも左右されますが、進行方向向かって左側の席が眺めがいいと思います。出発すぐに、スイッチバックをしながら進むのですが、ココでクスコの町がはっきりと見えます。あとは、オリャタイタンボの後、川が左側にずっと続くし、総合的にも左側の方がいいと思います。自分の場合向かいの席に誰もこなかったので、4人のボックスを一人で独占できて非常に幸運でしたね。左側だったので、眺めも良かったし。ちなみに、コーヒーなどを配ってきますが、有料なので注意しましょう。

クスコ出発もほぼ定時だったのですが(2分前の鐘でドアは閉められました)、終点にも、ほぼ定時に到着しました。時間はけっこういいかげんと思ってたのですが、すれ違う列車もほとんど無いことと、停車駅が少ないということもあって、案外時間どおりに走るようですね。

アグアスカリエンテスに着いて人の波に乗っていくと、駅を出て街のほうに向かうわけですが、ココで宿の客引きがたくさんいるので、ココで宿の客引きと交渉してもいいでしょう。自分の場合、安いところを聞いていたので客引きとは話をしませんでしたが…。宿が集中してるのは、線路沿いと広場から温泉に行く道沿い。後は教会の右手ですね。

駅の出口を出て土産物の露店を抜けると、まっすぐ下に降りる階段と右手に曲がって川と道を越える橋とに道が分かれます。線路沿いの宿に行く場合とすぐにバスに乗ってマチュピチュに行く場合は階段を下りるのですが、教会や温泉の方に行く場合は橋を渡ります。狭い街なので、迷ってもすぐたどり着くとは思うのですが、橋の上からは教会が見えるので、橋を渡れば教会(広場)には迷わずたどり着けるでしょう。自分が泊まった宿は教会の右手にある宿の一つですが。

温泉は教会の左手にある坂をダラダラと登っていったところにあります。もちろん、水着着用なのですが、狭いプールの一つがけっこう暖かいので、ココをメインにして広いプール(結構ぬるい&ココだけ匂いが強い)や水風呂に入るといいでしょう。一番暖かいのは小さいプールが三つ並んでいるうち角のプールですね。そうそう、プールの底はコンクリートではなく石なので、歩けば青竹踏み見たいな効果がありそう(笑)

尚、温泉への道が言ってみればこの街のメインストリートなので、宿以外にもレストランやお土産屋がたくさんあります。一番安いレストランのメニュー(定食)でS./8.00(約250円)でしたが、通常はS./10.00(約300円強)からになります。一番安いところが悩んでいたらS./7.00にまけてくれたので、他の街のツーリストレストラン並になった感じですが、やっぱりよそより高いのは間違いないようです。昼はメルカドでメニューを食べたのですが、S./4.00でしたからね。他の街なら半額で食べられるでしょうから。