2001年4月17日(火)

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マチュピチュ1日目
「ワイナピチュと月の神殿への長い道。」

アグアスカリエンテスからマチュピチュへのバスの始発は6時30分だったのですが、そこまで早起きできずに次の7時30分のバスで向かいました。(ちなみに、帰りの最終は17時30分でした。)昔、マチュピチュへの玄関駅だったプエルト・ルイナス駅までは川沿いを走るのですが、そこからは山を登るのでジグザグの道を進むことになります。アグアスカリエンテスからマチュピチュへは約25分かかります。

マチュピチュの遺跡の入口でバスを降りると遺跡はすぐそこです。入口の脇には、トレッキングで入る人がいるせいか、シャワーもありました。ただし、S./10.00と決して安くないですが…。あと、入口のところのホテルは休業中でしたが、カフェテリアが入口の脇にあり、高いですけど簡単な食事はとれます。なにしろ、食べ物は持ち込み禁止なので(チェックはありませんでしたが)ココで食べないと食事をとるところが無いので…。

さて、入場ゲートを通って少し歩くとマチュピチュの遺跡が姿をあらわします。やっぱり、良いなぁというのが、最初の感想でした。で、今日は主な見所を見逃さないためにガイドブックを片手に説明を読みながら歩き回りました。といいつつも、入って1時間後には奥の方にあるゲートを抜けてワイナピチュや月の神殿へ向かったのですが。

ワイナピチュと月の神殿に行くゲートを抜けたのは9時7分だったのですが、戻ってきたのは13時58分でした。ワイナピチュへ行って戻るだけなら2時間くらいあれば十分だとは思うのですが、時間があるということもあって、ワイナピチュの頂上付近で1時間強、月の神殿でも40分ほどのんびりとしてたので5時間弱かかってしまいました。ワイナピチュへは、結構な数のツーリストが登るのですが、月の神殿に行くツーリストはほとんどいないみたいです。月の神殿への分岐点から月の神殿への往復約2時間(現地での40分含む)ですれ違ったのが、行き2人と帰り1人だけなので…。

月の神殿には、大きな岩を石組みで支えているような建物が二つありました。マチュピチュにあるいろいろな建造物と少しばかし雰囲気も違うので、日帰りでないのであれば、ぜひ行ってみて欲しいと思います。ただ、途中でちょっとした建造物を通ってから20分くらいどんどん坂を降りていくのに見えてこないので、心配になるかもしれませんが、ちゃんとありますのでがんばって降りていきましょう。当然帰りはそれを登らないといけないのですが…。

マチュピチュ自体階段だらけな遺跡なわけですが、ワイナピチュや月の神殿に行くルートは狭い上に、結構な段差があります。歩きやすい靴は必須でしょうね。それでも、月の神殿へ行くルートは人があまり通らないせいか岩の上に苔みたいなのがいっぱいで、さらに滑りやすくなっています。(というか、自分もスリップしてしまったし…。)

今日はインカ道の方には近づかなかったのですが、その他の場所は一通り見たので、16時くらいから1時間ほどインティワクナという日時計のある場所でボーっとしてました。最終バスが17時30分ということで初日くらい最後までいようかなと思ってたのもあるんですけどね。日が傾くにつれて、すこしずつマチュピチュが山の影に覆われていくのを見るのもいいものです。

で、最終バスに乗って帰ってきたのですが、せっかく昨日買ったペットボトルホルダーをどこかに忘れてきたらしい。おそらく、インティワクナから帰るときにウインドブレーカーを着たので、そのときに置いてきたのでしょう…。S./4.00とはいえもったいないですね(^^;;

ホテルに戻って暗くなるのを待って温泉に行くつもりだったのですが、なんかそんな気分にならなかったので、きっとバテテタからでしょうが…。夕食のために外出した以外は部屋にいました。ホテルに帰った瞬間ベットに横になってしまったからなぁ。夕食はメルカドでと思ったらもう食事を食べられなかったので、広場に出る屋台でチキンなどを買ってきて食べました。昨日、屋台が出てるのに気付いてたので。おいしかったけど、昼がほとんど食べてないことを思うと、ちゃんとレストランに行ってても良かったかなとは思いましたが。