2001年4月20日(金)

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クスコ→プーノ
「高原列車はのんびりと&プーノの旅行会社。」

昨日マチュピチュから帰ってきたばかりではあるのですが、早々とクスコを後にプーノに向かいました。バスの方が安くて速いということは、わかっているのですがあえて列車を選びました。クスコ発が午前8時と早いので結局6時半過ぎに起きるはめになりました。(昨日は、深夜1時までだべってたうえに、その後出発の準備をしたので、寝たのは2時だったりするのですが…)

本当は、アルマス広場からはタクシーで行こうかなと思ってたのですが、銀行に寄りたかったのもあって結局ホテルから駅まで歩いていってしまいました。結局ホテルから25分くらいかかりましたけど、問題なく到着しました。ま、切符を買いにいってるので場所はわかってるわけだし…。

さて、列車はというと前から機関車が2両。荷物用車両1両。Inka Class1両。調理車兼Tourismo Class1両と短いものでした。Inka Classの方がUS$30、Tourismo ClassがUS$19なのですが、定員的には圧倒的にInka Classの方が多いことになりますね。自分もInka Classに乗ったわけですが、44名の定員で36名くらいは乗っていたでしょうか。

ちなみに、注文したランチを席で食べることができるわけですが、US$9とはっきりいって高いですね。ま、気分の問題でもあるので、他でケチってもこういうのはOKということで、食べてしまったんですけどね。前菜、メイン、デザートとフルコースですしねぇ。

ただ、所要時間の面では不満が無いわけではないです。現在の時刻表では出発8時到着16時45分となっているにもかかわらず、乗ったとたん到着が18時といわれたことと実際18時30分に到着したことですね。以前と違って2等車にあたる車両を併結してないため、停車駅は大幅に減少してるし、停車時間も短縮してて(昔は1時間近く停まる駅があったらしい。今回は最大でフリアカの10分)それなのに、以前の11時間という所要時間からすれば30分しか短縮されてない…。一度も離合待ちもなかったしね。

眺めの方は、ひたすら自然って感じですね。単調といえば単調かなぁ。さすがに寝不足だったのもあって結構寝てたのですが(^^;;写真を撮ったのも標高の最高地点(4,319m)のLa Raya駅付近と、到着間近のティティカカ湖くらいですからね。バスで行けばS/10でいけるようなので、US$19でも約7倍ですからそこまで出す価値があるかは難しい判断ですね。ただ、バスにはない味わいが鉄道にはあるし、座席まで食事を運んでくれるサービスなんて日本にはまず無いので、それをどう判断するかですね。Inka Classなら一番安いバスの10倍近いわけですから。そのうえ列車は後ろ向きの座席もあるし。

16時45分に着けば当然明るいはずだったのですが、18時半ということで真っ暗になってのプーノ到着でした。駅を出たところで行こうと思ってた宿の勧誘がいたので、そのまま宿に行きました。ただ、ワラスの反省もあったので、そのまま旅行の勧誘は値段だけ聞くにとどめて他の旅行会社と比較することに。19時前に旅行会社を見て回ったのですが、けっこうどこの旅行会社も開いていたので良かったです。

[プーノの旅行会社]

プーノにもそれこそ星の数ほど旅行会社があるのですが、その中に日本語が通じる旅行会社があります。もともとクスコでガイドをしていたニコさんがやっている旅行会社です。他の旅行会社で相場を確認してから行くと良いと思うのですが、最初に提示してくれた料金でも満足できるレベルでした。日本語が通じる旅行会社はプーノには他に無さそうなので、価値はあると思います。

HIGHLAND TRAVEL EXPERTS
Jr.Tacna 273,Puno,Peru
TEL 054-365737
e-mail:hightravel@latinmail.com

ただ、メールはまだ日本語が読める状況にないそうです。ローマ字なら大丈夫みたいですが。

ちなみに、明日のツアーの他に明後日のラ・パス行き手配もしました。けっこういいホテルとセットの料金があったので、確かに行こうと思ってたホテルに泊まるよりは高いのですが、ホテルの内容を考えたらお得と思ったので。で、その後中央市場で食事を食べました。内容としては、アグアスカリエンテスの屋台で食べたのと同じようなものでしたが、値段は半額でした。やっぱり、アグアスカリエンテスって高いですね。