2001年5月1日(火・祝)

[旅行日誌トップへ]

[ダイアリー目次へ]

←4月30日へ 5月2日へ→

シウダー・エル・エステ滞在。
「イグアスの滝(ブラジル編)」

地理に詳しい人なら、あれっと思ったかもしれないですね。イグアス付近は、三国が国境を接しているのですが、シウダー・デル・エステってパラグアイの都市ですからね。ブラジルのビザは持ってるのですが、今日は移動せずに、一日入国なら出入国の手続が要らないということを利用しての日帰り旅行でした。

国境を越えるのは、平日ならば路線バスが次から次にやってくるのですが、今日は祝日で本数ががた減りで、全然こなかったのでコレクティーボみたいなので、国境を越えました。が、タクシーはもちろん、モトタクシー(バイクの後部座席に乗る)でも越えれるので、荷物が少ないならばコレも一つの手でしょう。

バスで国境を越えれば、近距離バスターミナルを経由するので、そこで降りればイグアスの滝行きが出るので便利でしょう。余談ですが、シウダー・デル・エステからの国境越えのバスの中には、フォス・ド・イグアスの長距離バスターミナル(Rodoviaria)行きもあります(もちろん、逆も)観光ならイグアスをスルーすることはまず無いと思いますけど、パラグアイ各地からブラジル各地へ急いでバス移動の時にも、シウダー・デル・エステのターミナルとフォスのターミナルを結ぶ路線バスは重宝することでしょう。(タクシーより格段に安いし)もちろん、スルーするときは出入国の手続は必要ですけど。

で、イグアスの滝(cataratas)行きのバスは、なぜか緑色で大変わかりやすかったですね。短距離バスターミナルもしくは、Av.JKから乗り込むことになります。今までの国とは違ってココブラジルは、原則としてバス停でしか泊まってくれないので、注意が必要ですね。

行きは、ターミナルから約30分弱のビジターセンターのところで、バスを降ろされます。まあ、ここより先は入園料を払ってはいる区域になり、この区域内は2階建てバスが無料運行されてるので、問題はないですが。

実際の自分の行動とは順番が違うけど、手前のバス停から順番に書いていきましょう。

最初の停留所は、ツアー乗り場です。ココからジャングルツアーが出てて、ジープで客車を引っ張りながら説明つきで進み、途中でジャングルを歩くオプションもあって、最後にボートで滝に近づくというものですね。料金はUS$33orR$70ですね。滝に近づくといっても、決して生易しいものではなく、もろに頭の上からイグアスの水を浴びることになりますね。ココまで来て避ける手はないでしょう。自分もウインドブレーカーを着てたけど、Tシャツも濡れちゃいましたね(笑)ブラジル側のツアーは、最終的に出発地点まで戻ってきます。

次の停留所は、ホテルカタラタス前ですね。ココからイグアスの滝に近づく遊歩道が伸びており、通常ココで降りて滝に向かって歩いていくのが、お勧めルートでしょう。自分はココで降りた後ツアーの説明を聞いて参加することにしたのと、空腹に負けて、先に次のバス停にバスで移動しちゃいましたが。

最後の停留所が終点のプエルトキノアですね。ココには食堂とハンバーガー等のファーストフード。そして、お土産屋があります。滝をイメージしたロゴや、動物をかたどったキャラクターなど統一性のあるお土産がならんでました。ロゴデザインはけっこう気に入ったこともあり、ココのお土産屋は、お勧めです。ちなみに、この地点は滝の上にあたるので、川は穏やかですよ。

で、ホテルカタラタス前からプエルトキノアへの遊歩道ですが、最後の方に、かなり川に近づくところがあり、かなり濡れるのでウインドーブレーカーやカッパなどがあったほうがいいと思います。半端じゃなくすごいです。ツアーで上からもろに浴びるのもいいですが、ココもお勧めです。自分は12時過ぎに行ったけど、虹がかなりきれいでしたよ。

実際の自分のルートはというと、プエルトキノアから普通のツアー客と反対向きにホテルカタラタスまで歩いて戻りました。滝の方を何度も振り返りつつ(笑)やっぱり、ホテルカタラタスから歩いたほうが無難です。そうそう、本当に蝶がたくさんいたのにはびっくり。色鮮やかな蝶が飛んできたり、自分に止まったりして結構うれしかったですね。ホテルカタラタスの前のツアーの案内所から、送迎のジープでツアーに参加しました。

自分のお勧めは、ツアーに参加して滝の水を頭から浴びた後に、ホテルカタラタスから遊歩道を歩くというのが良いと思います。ツアーはアルゼンチンかこちらかどちらかで参加すれば良いと思います(両方見た結果)

帰りにフォスまで戻る緑色のバスは、プエルトキノアからも乗れるようです。ビジターセンターまで戻ろうと思ってツアーの発着所の前のバス停でビジターセンター行きの2階建てバスを待ってたら、緑色のバスがやってきました。えっと思ったけど、手を上げて止めて乗り込んだら、ちゃんと乗り換え無しでフォスの街中に戻ってくることができました。シウダー・デル・エステに戻るなら、短距離バスターミナルに着く前のAv.JKで降りればシウダー・デル・エステ行きのバスに乗り換えることができるでしょう。短距離バスターミナルまで乗ってしまったら、その目の前のAv.JK(道の向側)から乗ることが出来ますが。

今日一番の問題は、祝日のためレストランがほぼ全滅だったこと。いくらなんでも、ココまで閉まってるとは…。やっぱり、日曜祝日の食事・買い物は難しいですねぇ。駐車場で夜間営業してるハンバーガーショップでハンバーガーを食べただけで乗り切りました。