2001年5月3日(木)

[旅行日誌トップへ]

[ダイアリー目次へ]

←5月2日へ 5月4日へ→

フォス・ド・イグアス滞在。
「イグアスの滝(アルゼンチン編&両サイドから見て)」

本当は、今晩のバスでクリチバまで移動してしまおうと思ってたのですが、思ったより体が疲れているような感じだったので、(昨日見たい試合があってテレビのあるホテルにしたのに試合が始まる前に寝てた(^^;;)もう一晩ココで泊まることに…。

さて、フォス・ド・イグアスはブラジルの街なので、アルゼンチン側のイグアスの滝に行くには国境を越えることになります。ブラジル−パラグアイの国境は交通量も多く、国境はノーチェックで通過できるのですが、このブラジル−アルゼンチンの国境の方は、入国の際に必ず簡単なパスポートチェックがあります。(出国の方は、必要な人のみ)なぜか、ブラジルに入国する時は、消毒液なのか液体に浸してあるスポンジを靴で踏まないといけないようです。

フォス・ド・イグアスからプエルト・イグアス(アルゼンチン)に行くバスは頻繁に出てて、ブラジル側のイグアスの滝と同様にAv.JKから乗ることが出来ます。国境を越えてすぐのロータリーを越えた所で乗り換えることもできるのですが、イグアスの滝行きは一時間に一本なので時間帯に寄るのですが。(現在のところプエルト・イグアスのターミナル発が毎時40分なので、ロータリーを毎時30分すぎに通過するようであれば、そこで降りちゃった方が早く滝に着けるでしょう。)ちなみに、所要時間は30分くらいですね。

プエルト・イグアスのターミナルに着くと、3番の窓口でイグアスの滝まで往復でバスの乗車券を買うことが出来ます。別に安くなるわけじゃないですけど。簡単にアルゼンチン側のツアーの説明もしてくれます。自分の場合ターミナルで40分ほど時間があったので、かなり暇でした。ターミナルにはインターネットができるところ(有料)や切手を売ってるところもありました。

プエルト・イグアスでバスに乗ると20分強で、イグアスの滝まで行きます。途中で入園料を払うために一時下車しないといけないですが。入場料は$5ですが、Realで払うことも出来ます(R$12)。しかし、アルゼンチンの国立公園入園料のチケットってどこも同じなのは、観光客的には面白くないですね(^^;;

ガイドブックを見るといろいろと行くところがあるのですが、悪魔ののどぶえをすぐ上からのぞけるポイントはクローズ。サン・マルティン島へ渡ることもできず(ココもクローズ)、ツアーに参加しないとすると滝の上側と下側の遊歩道だけとなりますね。そのうえ、それぞれのわき道みたいなところが全て改修中で、メインルートしか行けず、なんか欲求不満になりそうでした。(ちょっと大げさ(笑))

思わず、一昨日ブラジル側で同じようなことをしてたのに、船だけのツアーに参加してしまいました。滝の水を浴びるポイントは、ブラジル側と同じなのですが、アルゼンチン側のほうが別の部分で滝に近づくので。って無理して両方参加するほどの価値は無いと思いますが。

さて、ブラジル側とアルゼンチン側を比較してみると、ジャングルツアーはともにUS$33なので差はないですね。実際川を遡ることと、滝を浴びることという意味では、ほぼ同じルートですし、両方で参加する必要は無いでしょう。アルゼンチン側のジャングルツアーがジャングルでどういう説明をしてくれるかは知らないですけど、両方参加するほどの差はないはずです。

遊歩道は、ブラジル側がけっこう単純なのに比べて、アルゼンチン側のほうが滝の上側と下側に二つに分かれてたりするのですが、どっちが良いとは言えないですね。ツアーはともかくとして、遊歩道は両方から見たほうが良いと思います。

お土産屋は、ブラジル側が大きなオフィシャルショップが一つだけありカードも使えて個人的には好きですね。アルゼンチン側は、小さなお土産屋がいくつかあり民芸品も売ってます。極端に言うと、別にココじゃなくても買えそうな物ばかりでした。

食事処も、ブラジル側が一箇所にレストランとファーストフードが一つずつあるのに対し、アルゼンチン側のほうは店の選択肢は多いですね。ただ、全てにおいてアルゼンチン側のほうがかなり物価が高いですね。

フォス・ド・イグアスに帰ってきて、郵便局で切手を買った後にバスターミナルに行って明日のチケットを買って帰ってきました。しかし、ターミナル(ホドビドリアというらしい←ポルトガル語では)って、どうして町から遠いのかなぁ。明日はやっぱりタクシーで向かうことになるのでしょうね。

郵便の話題が出てきたついでに、日本へハガキを送る時の料金を。アルゼンチンからだと$1.5(約180円)なのに、ブラジルからだとR$1.45(約80円)と全然違います。アルゼンチンって南米でも一段と高いですね。