2001年6月17日(日)

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ワシントンD.C.滞在。
「やっぱりスミソニアン。」

とは思ったのですが、一番最初に向かったのは国立ホロコースト記念博物館でした。ホロコーストとは書かなくてもわかるとは思うのですが、ナチスによるユダヤ人大量虐殺のことですね。ま、ココで行かなくてもとは思ったのですが、ヨーロッパでアウシュビッツに行こうと思ってることもあって、朝一から整理券をもらいに行きました。10時開館で10時30分過ぎに行ったのに、既に12時15分指定の整理券しかもらえませんでした。中途半端な空き時間になったので、近くにあるスミソニアンのアジア系の博物館である、サックラーギャラリーなどを見てすごしました。あとで気が付いたのですが、この整理券はこの時間以降に入場できるということだったらしいので、第一目標の航空宇宙博物館に行っておけばよかったなと、ちょこっと後悔(^^;;

さて、国立ホロコースト記念博物館の整理券がいる範囲というのは、常設展示になります。ナチスの隆興から、ホロコーストの歴史について、たくさんの動画や写真、持ち物や服装の現物などで展示してあります。ある意味、迫力がありますね。ただこういう視線で見ることがどうなのかは問題ですが、ナチスの集会に参加してる若者の目が非常に生き生きとしてるような気がしました。集団催眠?みたいなものかもしれないですが…

その後は、今日のもうひとつのメインである国立航空宇宙博物館へ行ってきました。コレもスミソニアンの博物館のひとつになります。念のため、スミソニアン博物館なるものを下記に列記しておきましょう。

ワシントンD.C.

Smithsonian Institution Building 「スミソニアン研究所ビル」
Anacostia Museum 「アナコスティア博物館」
Arthur M. Sackler Gallery 「アーサー M サックラー美術館」
Arts and Industries Building 「芸術産業館」
Freer Gallery of Art 「フリーア美術館」
Hirshhorn Museum and Sculpture Garden 「ハッシュホーン美術館・彫刻の庭」
National Air and Space Museum 「国立航空宇宙博物館」
National Museum of African Art 「国立アフリカ美術館」
National Museum of American Art 「国立アメリカ美術館」
National Museum of American History 「国立アメリカ史博物館」
National Museum of Natural History 「国立自然史博物館」
National Portrait Gallery 「国立肖像画美術館」
National Postal Museum 「国立郵便博物館」
National Zoological Park 「国立動物園」
Renwick Gallery 「レンウィック・ギャラリー」

ニューヨーク市

Cooper-Hewitt,National Design Museum 「クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館」
National Museum of the American Indian 「国立アメリカ・インディアン博物館」

動物園まであります!で、ニューヨークにあるクーパー・ヒューイット国立デザイン博物館以外は全て無料!これだけ見ても3,4日はつぶれちゃいますね(^^;;

で、なぜ航空宇宙博物館だったかというと、自分のスミソニアンについてのイメージが、この博物館だったからですね。なぜこの博物館かといわれると…ですが。本当は昨日行った自然史博物館が中心といえる博物館みたいですけどね。

ま、まさに航空機〜ロケットにいたるまで実物がずらりと展示してありました。ライト兄弟の最初の飛行機をはじめ、実物が全てアメリカにありますからね。この分野はやっぱり強いですよね。日本の飛行機で実機が展示されてたのは、零戦くらいですかねぇ。カフェで軽食を食べる時にレジでちょこっと嫌なことはありましたが、それ以外は問題ないし、子供向けの体験コーナー見たいのもあって良い感じでしたね。

本当は、ホロコースト博物館と航空宇宙博物館を効率よく見れたらWNBA(女子バスケ)を見ようと思ってたのですが、時間が無くて断念。とはいえ、博物館は午後5時半で終わってしまうので、地下鉄でいけるナショナル空港に行ってきました。本当に意味は無いですがね。

そういえば、田中外務大臣訪米中らしいですね。ということは、ワシントンにいるのでしょうかね。いくら話題の方とはいえ、ここでまで会いたくないですがね…