2001年7月3日(火)

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オスロ滞在。
「初めての朝食(爆)&ジャンプが好きな人なら。」

何が初めての朝食かというと、朝食を自炊?するのが、初めてということですね。これまで、他の人に食事を作ってもらったことはあっても、自分でつくった事は無かったのですが、あまりの物価の高さにせめて朝食だけでもと思って、昨日買い込んで来た材料を使って、トーストとベーコンエッグそして日本茶というメニューで朝食を作りました。あさっては早起きなので、作らないつもりですが、6日まで3回は食べようかなと思ってます。

時差対策もあって、オスロの市内観光に二日かけることにしました。で、今朝最初に向かったのが、ホルメンコレンのジャンプ台&スキー博物館です。ココはノルディックスキーの聖地みたいなもので、特にジャンプ台の名前は有名ですね。地下鉄1号線にホルメンコレンという駅があるので、(地下鉄といっても郊外は屋外を走りますしココは結構標高が高い(277.7m)ですが(笑))ここから坂を15分くらい登ります。市内からだと、降りて後方に少し戻り、後は道なりに登っていけば大丈夫です。歩行者用の案内板を見て進みましょう。(車の案内板とは違う方向に進まないと遠回りになるところがありますので)

市の中心から30分以上かかるので、けっこう遠いところですが、観光バスがたくさんやってくる観光名所の一つのようです。博物館とタワー(ジャンプの出発点)の入場券がセットになっています。タワーまでは途中エレベータを使えば、けっこう簡単に登ることが出来るし、四方が開けてるのでけっこう眺めが良いです。もちろん、ジャンプ競技で使われるスロープには、入ることは出来ませんが…そうそう、ココのバッケンレコードを作った人の名前がずらっと書いてあったのですが、その中に一人だけ日本人の名前がありました。1962年とかなり古いものでしたが。

で、その後1号線を終点まで乗ってから(笑)(標高469mで眺めがよいという事だったので、ただし期待はずれ)折り返して、ムンク博物館へ移動しました。ムンク博物館ということで、もちろんムンクの作品が展示されているのですが、思ったほど広くなくてがっかりした部分もあります。で、気付いたことはムンクって同タイトルでほぼ同じ構図の絵をたくさん書いてるんだなということですね。作品によっては、かかれた年代で色合いが全然違ったりして、面白かったです。ここで、昨日国立美術館、今朝ホルメンコレンであった日本人の団体にまたも遭遇。話し掛けてないので、向こうの人が気付いてるかはわからないけど、こっちは、同じTシャツだったし、見たことあるなくらいはおもってるかも知れませんね。

ココは泊まってる民宿に近いので、いったんユーレイルパスをとりに戻ってから、今度は海沿いのショッピングモールであるアーケルブリッゲへ行ってきました。しかし、広すぎてよくわけがわからなかったというのが実感で、本屋に寄っただけでスルーしてしまいました。ふと見ると、そこにオスロの市庁舎があったので、入ってみました。ここは、入場料を取る部分にたくさんの絵画作品があり、(外壁や周辺を含め他の部分にも彫刻や絵がたくさんあって、それだけでも見ごたえはありますが)そのなかに、ムンクの人生と呼ばれる作品もあります。ま、これがあると聞いていたから入ったということもあるのですが。この絵は階段を登って突き当たった部屋から、右側の部屋をのぞいたところにあります。他に、市庁舎が完成した時に、いろんな都市や国からもらったもの。他、最近に他の国などからもらったものが展示されてるコーナーがあるのですが、その中にかなり立派な日本人形がありました。いつもらったとか、どこからもらったとは書いてないのですが。

で、最後に改めて中央駅に向かって、列車の予約を3本してきました。昨日、鉄道のインフォメーション窓口で発券してくれたのでそこに行ったのですが、ここは国内のみの予約しか出来なかったので、結局切符売り場に並びなおしました。ということで、オスロ中央駅で国内線の予約・購入をするときは、場合によってはトレインインフォメーションに並ぶ方が早いこともありますので、念のため。買ったのは、フィヨルドの翌日6日のオスロ→トロンハイム、7日のトロンハイム→ボードー。そして、14日にナルヴィク→ストックホルム(これだけ夜行便+国際便)です。7から14までは北に向かうのですが、ちゃんと戻って来れるのでしょうか。一応一日は余裕を持ってるつもりなのですが…

物価が高いことは、消費税などが高いから仕方ないと思っても、なかなかレストランに入れません。ハンバーガーとポテトなどをセットで頼んでも50クローネ(約650円)とかするのですが、レストランのメインディッシュが100クローネ(1,300円)とかになると、なかなか踏ん切りがつかないです。とか言ってるうちに慣れてしまうのでしょうが…