2001年7月9日(月)

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[沿岸急行線二日目]
「船は北へ。」

ま、基本的にそんなに書く事は無いのですね。あいかわらず、ラウンジでボーっとしてるだけですからね(笑)昨日の夜は、あやうく長いす(ソファ)を使い損なうところだったのですが、香港人グループの隅を使わせてもらって、どうにか横になって寝ることが出来ました。とはいえ、25時過ぎまでラウンジは人がいっぱいで、寝れるようになったのはその後なのですが。そのうえ、この船は、元々荷物をノルウェー沿岸の町や島に物資を運ぶと役割がメインなので(この船を含み新しい船は客船の度合いが高いのですが)、数時間ごとに深夜でも止まって貨物の取り扱いがあったりするので、妙な揺れとかあって、気になる人だと起きちゃうかもしれないです。

で、朝も6時過ぎからラウンジの清掃(^^;;直接起こされないとはいえ、イスを並べなおしたり、掃除機をすぐそばでかけられるわけだから起きてしまうのは間違いないでしょう(爆)というわけで、朝6時45分着のHARSTADの町を散歩してきたので、朝から買い物が出来る場所情報(笑)

[HARSTAD]

港からすぐそばに、バスターミナルがあります。そこの中にNARVESENというノルウェー中にあるキオスクがあります。ココだと月〜金であれば午前6時半から営業してます。サンドウィッチはもちろん、飲み物などありますので、簡単な朝食の調達に使えます。一応、その周りを歩いてみたけど開いてる店はココくらいでした。

午前中に、サウナとシャワーに行ってきました。エクササイズルームもちゃんと使われているようで、エクササイズルームからの帰りと思われるご夫婦ともすれ違いました。サウナとシャワーのスペースははっきり言って狭いですね。シャワーは1台だけだし、サウナも二人入ると満杯って感じですし。これはあくまでも男性用なので女性用のスペースは知りませんが。行くかどうか迷っていたのですが、行ってよかったなと思いますね。かなりすっきりしましたから。

[TROMSO]

ノルウェーの北極圏内最大の町らしいです。町にも店が結構ありますね。この船が4時間弱もココに止まるので、帰りにココに寄るのをやめるかどうか考えながら歩いてました。でも、対岸の山にも登ってみたいこともあり、北極圏博物館に行っただけで、後はホテル探しなどをしてました。

北極圏博物館は、その名のとおりなのですが、北極圏で暮らしてきた人の歴史とアムンゼンなどの探検者の業績を展示してありました。一番印象的だったのは、動物の剥製とそのうえに動物の毛皮の展示がしてあったことです。毛皮は本物っぽかったですよ。うーん、こういうのがずらっと並んでいるのは、とても不思議でしたね。これだけでも必見だと思います。(というか、こんな展示は見たこと無いですね。本物だとしたら問題ないのかなぁとか思ったりしましたが)

↑こんな感じの展示でした。

で、あとはスーパーで明日の朝食の調達とホテルの予約をして船に戻りました。結局ホテルは、トロンハイムでSCAN+というパスを買っているので、それに参加してるホテルにしました。ほかに聞いたところのバス共同の部屋と同じ料金だったので。

船に戻ってから、早めの夕食をとりました。外でハンバーガーとか食べても100クローネ弱になるので、105くらいならいいかということで、ステーキ(薄い)にサラダやポテトがついたものを食べました。飲み物代はけちって水でしたが。おいしかったですが、ちょこっと量的にはものたりないかな。やっぱり、あくまでも軽食なのでしょう。とはいえ、他のものを夜食で食べなきゃならないくらい少なくはないので、明日の朝までは大丈夫なはずです。

夜、自分が居座ってるラウンジで、北極圏突入時間を当てるクイズの結果発表が行なわれました。ディナーにあわせて2回行なわれました。あやしいネプチューンまで登場するし、こういうものにたいする欧米人の乗りをすこし感じました。日本ではココまではしないですよねぇ(^^;;最後に、北極圏通過証明書を配布してました。全行程乗船の人向けのイベントなんですけどね。渡す時にネプチューンが、服の中に氷を入れてるようですね。少なくとも子どもの参加者には。うーん…。