2001年7月12日(木)

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アルタ→トロムソ
「久々の遺跡モード&これぞ白夜?」

アルタ唯一の観光スポットといえるのが、アルタ博物館ですね。ホテルに泊まってれば、バスで行けるのですが、キャンプ場からだとタクシーで行かないといけないですね(^^;;

ココには、石器時代?の岩絵が残っていて、博物館の裏側がそれを見てまわる遊歩道になっています。約1時間半くらいかかるのですが、見る価値は十分あります。ただ、本来は色は付いていなかったようですが、保存のためという名目で赤い色で着色されています。おそらく、色をつけないとほとんど見えないというのも、大きな理由ではないかと思われますね。ここは世界遺産に指定されているそうで、遊歩道を外れて岩に乗ったりすることは禁止されています。

↑写真を追加予定(^^;;

なぜか、博物館本体の方の説明は日本語のパンフレットがありました。本当は岩絵のほうに説明が欲しかったのですが。英語の説明書はもらいましたけどね。博物館の方は、石器時代からのアルタ周辺の歴史を一気に説明してありました。ダム反対運動で明らかになった、民族問題などにも触れてありました。

博物館のカフェで昼食を食べたのですが、ココでスープを食べたのですが、Fish Soupが日本でいうところのシチューみたいな感じでおいしかったですね。もちろん、魚の味はするのですが。

トロムソに行くバスは、博物館の前でも乗れそうだったのですが、(バス停に時刻が書いてあったし)時間があったのでセントロに路線バスで移動しました。しかし、アルタのSentrumと言われる地域は、スーパーはあるけど、他は何もないって感じで、移動してもやることはほとんど無かったですね。バスの中で食べる食料を入手したりは出来たけどね。

朝ホニングスボーグを出るバスに乗れば、昼前にアルタに着くので、それから博物館に行って、博物館の前でトロムソ行きを拾えばアルタの観光は十分と思います。(平日のみしかこのパターンはありえないですが)

アルタからトロムソ行きのバスは、終点についた後ホテルまで連れて行ってもらえるみたいです。自分は歩いてホテルまで行ったのですが、同じバスに乗っていた香港人のグループはホテルまで乗せていってもらってました。それも、自分と同じホテルだった(^^;;

ホテルに着いたのは23時過ぎだったのですが、山に登るロープウェイが午前1時まで運行ということだったので、乗りに行ってきました。なんか雲の切れ間から太陽が見れそうだったので。午前10時から午前0時30分まで30分おきに登るロープウェイが運行されていて、降りるのは午前10時30分から午前1時まででした。

歩いていったので午前0時のロープウェイにしか乗れず、ちょうど0時って時にはロープウェイの中でしたが、やっと邪魔されずに真夜中の太陽を見れたかなぁって感じですね。雲の切れ間から太陽がのぞいた時は嬉しかったですね。風も強かったし、30分後のロープウェイでさっさと降りてきちゃいましたけど(^^;;帰る途中、橋の上で見た太陽の方が低い位置にあったような気がしました。夏時刻だし午前1時くらいが、太陽が一番低い位置なのかもしれないですね。