2001年7月14日(土)

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ナルヴィク→
「これぞ絶景なり。」

ナルヴィクでの午前中は、はっきり言って暇だったのですが、これを見るためなら全然問題ないって感じがします。ナルヴィクには、ロープウェイで登る山と後は戦争博物館と郷土史博物館みたいなのくらいしかないのですが、天気が悪く眺めが悪そうだったのと、この二つの博物館に行く気になれないので、結局ホテルを11時にチェックアウトした後は、ウインドーショッピングをしてました。ホテルには13時まで部屋にいていいとは言われてたのですがね。

その絶景とは、世界最北の旅客駅ナルヴィクからの列車の車窓なのです。左手にフィヨルドを見ながら走るのですが、それが絶妙の標高を保って走るので、しばらくずっといい眺めです。絶景といわれる路線にもかなり乗ってきましたけど、今までで最高と言い切れます。北欧に来たら、これを見ないと絶対にもったいないです。ストックホルム−ナルヴィクを列車で移動すると18時間かかってしまいますが、絶対見るべきだと思います。ちなみに、ナルヴィクからだと進行方向向かって左側に展開する眺めになります。

自分のクシェット(簡易寝台)は3段ベット二つで6人一部屋なのですが、このときは同部屋がいなかったので、のんびりと風景を楽しむことが出来ました。