2001年7月15日(日)

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→ストックホルム
「せっかく水際にいるので。」

夜行列車でストックホルムまでやってきました。一応、ノルウェーからスウェーデンに国境を越えたのですが、全くそれらしき雰囲気は無し、パスポートチェックのパの字も感じないうちにスウェーデンに入ってました。で、北極圏も抜けたのですが、簡易寝台車(クシェット)だったからか、案内も無く(21〜22時の間に通過したはず)気付きませんでした。

で、ナルヴィクからストックホルムまで1,500km以上あるらしいです。東京−博多って1,200km無かったと思うので、そう考えると相当長い距離を走る列車ということになりますね。今、日本で一番長い距離を走る列車ってどのくらいの距離を走るのだろう???思い出せないですけど(^^;;

ストックホルムには、午前10時30分過ぎに到着しました。18時間40分近くも乗っていたことになりますね。途中キールナから同室になった5人組が眠たそうだったので、21時には寝る体制に入ったので、12時間近く寝てたことになります。さすがに、横になってしばらくは眠れませんでしたが。

駅で最初にホテル案内所に向かいたかったのですが、予約料とデポジットを案内所で払わないといけないということで、とりあえず両替をしました。ホテルにチェックインした後は、部屋に午前中から入れたので、じっくりとどこに行くか考えて、国立美術館に行くことにしました。ココだけ行こうと思った中で月曜休館だったので。国立美術館は、スウェーデン一大きいということですが、アメリカで巨大な美術館を見てきたので、量的にはすごいとは思わなかったですね。それでも、ルノワールやドガなどといった有名どころは一通りありますし、レンプランとの絵が壁一面に7枚並んでいるのは、なかなか壮観でしたね。

そのあと、時間があったので東洋美術館をのぞいて、それから2時間の観光船に乗り込みました。1時間ごとに運行されているUnder the Bridge Tourというものに参加したのですが、3時間おきに日本語の案内が流れるということだったので、その時間に合わせたということですね。この旅行全般でも、街の中を観光してくれるものに乗るってのは、あんまりないことなので、それも日本語の案内付きでのんびりとできたのは、よかったですね。これの一番のポイントは、海(バルト海)と湖を越えるときに、水門を通って水位差を解消するということですかねぇ。ガイドテープは両側の建物や島をけっこう詳しく説明してくれますが。
ちなみに、スウェーデン語・英語・フランス語・スペイン語・イタリア語・ドイツ語だと全ての時間でガイドテープが流れます。残りの1チャンネルが時間ごとに異なり、ロシア語・フィンランド語・日本語を交互に流しているようです。

終わった後、昼も食べてなかったので(ホットドック一つ食べたけど)空腹だったのですが、自分の持っているツーリストカード(市内のフリー乗車券)72時間で入れるカクネス塔(テレビ塔らしい)に行ってきました。一応30階が展望台で28階にレストランもあり、ともに22時まで営業してます。ただ、この時期は22時だとまだ全然暗くないですけどね。

で、夕食は悩んだあげく、モンゴリアンバーベキューの店に。ちっとばかし、高いとは思ったけど、昼も食べてないし食べ放題だしということで決定しました。勉強不足なので、日本にモンゴリアンバーベキューの店があるかは知らないのですが、オスロにはあったので、北欧ではある程度、はやってるのかもしれないですね。

ちなみに、モンゴリアンバーベキューとは好きな素材(肉や野菜)を選んで、ソースをかけてからコックに渡すと、コックがいためてくれるというシステムです。ま、できあがると野菜炒めみたいになっちゃったりするのですが(笑)ここは、さらに点心類やデザートも食べ放題でした\(^o^)/ \(^o^)/

しかし、最近まともに夕食を食べていなかったこともあってか、貧乏食い(って言うのか?)をしてしまいました。食事の途中で満腹だったのに無理して全部食べて、さらにデザートを水準以上もらってきて、それも無理して食べました。ジャスミンティー(有料)で流し込んだような部分もありますけど(^^;;ホテルまでの帰り道はかなり苦しかったらしい。途中で深呼吸をしたりしながら、帰りつきました(笑)