2001年7月23日(月)

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グラナダ滞在。
「アルハンブラ宮殿と穴蔵のフラメンコ。」

今日は朝からアルハンブラのチケットを買いにBBVAという銀行に行ってみたのですが、表示を見る限り当日券はアルハンブラでしか買えないと書いてあったので、食事だけ食べて宿にいったん戻りました。冷房付の部屋に移りたかったので、荷物をまとめてチェックアウトをすませてから、改めてアルハンブラ宮殿へ向かいました。

アルハンブラに登る坂の下のヌエバ広場からアルハンブラ行きのバスが出てるので、行きは乗ることをおすすめします。ちゃんとチケット売り場のそばまで連れて行ってくれるし、けっこう行きの登坂はしんどいので。で、午前中であれば、それほど並ばなくてもチケットは買えますし、中にも入れます。人数制限もあるので、なるべく早めに行く方がいいでしょう。ちなみに、チケットには敷地に入場できる時間とカサ・レアルという宮殿に入れる時間が記載されています。カサ・レアルはその時間にしか入場できないので、要注意ですね。

カサ・レアルはアラベスク模様(って言うんですか?)の細かい模様が見所でしょうね。順路が複雑なので、見逃さないように注意しましょう。ま、人は多いのでのんびり見るという雰囲気でもなかったですが。

とはいえ、アルカサルとカサ・レアル、そして離宮であるヘネラリフェまで見てたら4時間近くかかってました。無料では入れる美術館もあって入場時間内だったので行こうとしたらなぜかかぎがかかっていて入れませんでした(^^;;

アルハンブラが終わると、宿探しでした。一応冷房付と書いてある前の宿の近くのホスタルに目をつけていたので、そこに行くと空室がある上に、前の宿と同じ値段だったので、一応部屋だけ確認して即決しました。で、次の観光場所もシエスタだったので、荷物だけ持ってきてシエスタをとりました。

その後王室礼拝堂とカテドラルに入りました。王室礼拝堂は地下に降りていけるようになっており、そこに王様のものらしき棺がありましたね。時間があれば、どちらも見ておいて損は無いと思いますね。ちなみに、どちらも学割は効きません(笑)

そのあとは、時間があったので日本語情報センターへ行きました。ガイドブックにも載ってるところで、いろいろと教えてくれます。ま、話し好きでギター好きな男性がやっています。説教っぽくて嫌いだという人もいるようですが、自分から見ると問題ないかなぁと思います。ここで説明を聞いてるときに来た女の子(sayarin)と一緒に夕食を食べたり、一緒にフラメンコを見たりできたのもあるのかもしれないですが(笑)

日本語情報センター
Reyes Catolicos 14

グランビア通りからだと、突き当たりのイサベル・カトリカ広場で右折してちょっと行った左側にあります。大きな看板がでてるわけではないのですが、1回の入口のところに日本語の張り紙がしてあるので、注意してればわかるでしょう。

で、穴蔵のフラメンコ「ロス・タラントス」に行ったわけですが、夕食を食べて精算に手間取って集合時刻の21時5分に10分も遅刻してしまいました(^^;;集合場所からバスで2,3ふんしかかからない会場まで行くのに、他の人を10分も待たせてしまったのは悪かったなぁと思いますね。いままで、どうにかうまく行ってるけどやっぱり遅刻はしちゃいけないですねぇ。みんなのんびり歩いてる中で、二人集合場所に走るのは、ある意味非常に浮いていたかもしれないです。歩いて5分しかかからない場所で食事してたのに10分遅刻ってのは問題ですね(縛)

フラメンコは2幕制でした、2幕目には10歳くらいのかわいい子が出てて、踊っていない時の仕草とかがかなりかわいかったですね。踊りもしっかりしてるのですが、やっぱり幼いだけに、踊ってない時(油断してる時?)の仕草はかわいかったです。穴蔵というだけあって、迫力があるし、相当前の方でも見れたし、全体的に満足です。

踊ってる写真じゃないけど(笑)かわいいよね。隣は1幕、2幕ともに出てたダンサーですが、お母さんみたい。

一度踊りだすと、本人がやめたくなるまで続けて良いような感じでした。年配の方も踊ってたのですが、技的にはそんなにすごくないのかもしれないけど、見せ方はうまいなと感じました。やっぱり、そこそこ若い方のほうが、すごいとは思ったのですが。

終わった後は、アルハンブラの夜景が見えるところの見学付でした。アルバイシン地区と言って、夜は道も複雑で一人じゃあんまり行きたくないところなのですが、ガイド付きできれいなアルハンブラが見れたので、良かったですね。帰りは運転手にいったん拒否されたけど、ホテルの近くまで送ってくれました。ショーと後のツアー付きで3,500ペセタなので、十分でしょう。普通のフラメンコならお金を出せば日本でも見れるでしょうけど、こういうジプシー系のフラメンコはスペインでもココだけって感じだし、場所の雰囲気も良いので、グラナダでは絶対行くべきと言っても良いでしょう。