2001年7月24日(火)

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グラナダ→セビリア
「グラナダと違って」

午前中のTRDという予約が必要なローカル列車での移動でした。予約が必要だと知らずに乗ってる旅行者もいましたが、別に罰金までは取られていない模様です(笑)この車両は外側の行先表示のところに号車番号が書いてあり、中には書いていないので乗る前に確認しないとダメです。自分は気付かずに、席番だけあわせて座ってたら、号車も当たっていた模様(笑)

セビリアもかなり暑くて、安宿街まで行ったのですが、その手前で部屋を見せてもらった冷房付のホスタルにしました。安宿街のホスタルの値段が質の割に高かったので、泊まったホスタルが断然に良かったですね。

セビリアの見所はなんといってもカテドラルとアルカサルになるのでしょう。昨日のグラナダは全く学割が聞かなかったのですが、ここセビリアは学割が効くのがそれだけで嬉しいですね。特に、アルカサルとその後に行ったベラス・アルテス美術館(県立美術館)は無料になりましたし。

カテドラルには、ヒラルダの塔という四角の塔があり、これは階段がない(一番上の展望台のところに出るときに16段くらいあるけど)という珍しい塔です。コペンハーゲンでのぼった階段の無い塔は円形だったけど、こっちは四角なのですこし違いますね(笑)階段の無い塔ってめずらしいはずですが、今月は二つも登ったことに。さらに、カテドラルにはあのコロンブスの墓があります。すこし変わった形なので、一応写真付きで(笑)

本当は暗いので、スローシャッターです。ぶれてるような…

カテドラルの画の中に、ムリーリョの有名な「サンアントニオの幻想」という画があるので、がんばって探しましょう(笑)ちなみに、入口はヒラルダの塔の足元ではなく(ココは団体専用入口)アルカサルサイドにありますので、気をつけましょう(笑)

アルカサルは、レコンキスタ(領土回復運動)で、キリスト教支配になった後に、アラブの職人を集めて作られた城になります。レコンキスタの前にイスラム教徒王の作ったグラナダのアルハンブラ(赤い城とも言うらしい)と比べるのも良いかも。

ベラスアルテス美術館は、ムリーリョの画があるということで行ってきました。入場料が学割でタダになるという話だったし(笑)ムリーリョの書く女性の画はなんとなく好きなんですよねぇ。一部屋まるごとムリーリョの部屋もあったし、満足でした。

そうそう、昨日フラメンコを見た時点では今日もココでフラメンコを見るつもりだったけど、なんとなくやめてしまいました。昨日楽しかったのは一緒に見る人がいたからかなと思ったのもありますけどね。