2001年8月9日(木)

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プラハ滞在。
「プラハ城」

今日は、プラハ城とその周辺に絞って観光することにしました。ということで、朝から泊まってるホスタルのそばからトラムに乗って出かけました。といいつつ、目の前で乗りたかった系統が行ってしまったので、鉄道のプラハ・マサリク駅まで歩いてからトラムに乗ったのですが。

で、1回乗り換えしてプラハ城のすぐそばの停留所で下車したのですが、最初に向かったのは国立美術館の近代〜現代部門でした。が、改装中ということで値段も安かったのですが、楽しみにしてたスペインのゴヤやエル・グレコといったあたりの画は公開されていなかったです(^^;;ちょっとがっかりでした。で、興味深かったのは、キリスト教モチーフの画がたくさんあって、そのほとんどが元々モスクワなどの今のロシアで作られたものだったことですね。

次に向かったのは王宮美術館と呼ばれるところでした。主に16〜18世紀の絵画が展示されているということだったのですが、現在は市内5箇所の美術館などとの共同企画のバロック展が行なわれていて、絵画というのはあんまり展示されていなかったです。ということで連続して期待はずれ(^^;;なにしろ、一番気になったのがAutomatic Turtleという機械仕掛けで金属製の亀の人形だったくらいですからね。

その後は、いわゆる場内の共通チケットでは入れるところをまわりました。聖ヴィート教会、火薬塔、聖イジー教会、旧王宮の4施設になります。一番良かったのは聖ヴィート教会になるのですが、一番の見所かもしれないミュシャがデザインしたステンドグラスは、チケットが無くても入れる部分にありましたけど(^^;;いくら有名なミュシャのデザインだからといって、パッと見てわからないだろうと思ってたのですが、実際に見てみると他のステンドグラスとは全然雰囲気が違いましたね。本当にびっくりしてしまいました。ちなみに、塔がありもともと丘の上に城があるわけで、眺めは抜群でした。

他の施設はとりあえず見たというレベルですね。火薬塔は4フロアあるのに、2フロアしか公開されて無かったです。旧王宮と聖イジー教会は個人的にはとくにってかんじです。旧王宮はもうちょっと豪華かなぁと思ってたのですがね。

プラハ城を後にして向かったのは、すぐそばのペトシーン公園です。ケーブルカーで登るくらいなので眺めは良いだろうと思ったのですが、そのそばの展望塔に登らないと眺めはほとんど見えませんでした。お金を払って階段を登ってという気力は無かったので、登らずに引き上げちゃいましたけどね。

で、街中に戻ってきたところで夕立に降られました。あまりに強い雨になってきたのでホテルに傘を取りに帰ったら止むというお決まりのパターン(爆)といいつつ、かえってすぐに外出したわけでは無いですけどね。