2001年8月11日(土)

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ウイーン滞在。
「悪夢のような一日。」

あいかわらず(?)大げさかもしれませんが、かなりしんどかったですね。その自覚症状のスタートは朝起きてシャワーを浴びた後でした。いきなり、空腹状態で吐き気がして、ほとんど吐くものが胃の中に残ってない状況で吐いてしまったのでした。うーん、こういうことはこの旅行中に限らず、あんまり記憶ないですからねぇ(^^;;その後、明らかに熱があるのが自覚できて、空腹だけど食欲がないという状態になりました。

本当はここで一日滞在を伸ばせばよかったのかもしれませんが、既に確保してるイスタンブールの宿の日程の変更とか、飛行機の変更(土曜でオフィスは休みだし(^^;;)とか、今後のスケジュールとかを考えると変更するより、多少無理してでも今日行こうと思った場所を全て行ってしまうということにしてしまいました。

で、今日行った観光スポットはというと、ベルヴェデーレ宮殿とシェーンブルン宮殿の2箇所ですね。あとは昨日チケットを取っていたオペレッタです。本当は有名なザッハートルテの本場であるホテルザッハーにあるカフェザッハーでケーキを食べるつもりだったのですが、甘いものがのどを通りそうな感じが無かったので、断念しました。知ってる人も多いと思うのですが、ザッハートルテはチョコレートケーキですね。自分はチョコレートが食べられないので、ザッハートルテを食べることは絶対に無かったんですけどね(笑)

まず、向かったのが美術館としても有名なベルヴェデーレ宮殿です。上宮と下宮があり、下宮のほうが中世・バロック美術館で、上宮がオーストリアギャラリーとも言われ、近代美術が中心の美術館になります。上宮と下宮の間は公園になってます。あんまり、下宮の画には印象が無いです。有名なナポレオンの馬に乗った画があったような気はしますが(^^;;

やっぱり、有名なのはなんといっても上宮にあるクリムトの「接吻」でしょうね。近代美術が嫌いな自分ですが、この絵を見るためだけにベルヴェデーレに行ったと言っても過言ではないですから。他にもクリムトの画がたくさんありました。クリムトという画家の画を他の美術館で見た覚えは無いのですが、何ともいえない不思議な雰囲気をもった画風ですね。

ちなみに、他にもルノワールの画などもあり、遠めに見てルノワールがあると思ったら、本当にルノワールの画だったので、嬉しかったらしい(笑)ルノワールの女性画ってなんとなく特徴がありますよね。

その後、昼食は日本食にしました。いつも、日本食が食べたくて行くのですが、今日は重いものを食べたくなくて、考えたら日本食のお茶漬けとか雑炊しか思いつかなかったので、日本食を食べに行くことにしました。結局、お茶漬けだけで足りずうどんまで食べちゃったので、大きな支出になってしまいましたが(爆)

シェーンブルン宮殿は、有名なマリーアントワネットも幼少の頃すごしてた、ハプスブルク家の宮殿になります。ま、宮殿に行けば、黙ってても建物の中のツアーに参加と思うので、庭園の方で、2箇所ほどここに書いておきます。

一つ目が日本庭園。宮殿を背にすると、右奥のほうで温室の裏あたりにあります。ま、日本庭園としてはたいしたことはないですが、「枯山水」と呼ばれる水を使わずに水があるようにみせる形式(説明あってる?)でつくられていました。二つ目はローマの遺跡とよばれて、ローマ風のアーチがあります。たいしたことが無いだろうと思っていったので、この遺跡は予想以上にあたりという感じですね。

一度ホテルに帰って、体調の悪さに行くかどうか悩んだけどオペレッタに行ってきました。内容はここでは省きますが、3時間近くもあるものとは知りませんでした。ま、行ってよかったとは思ってますけど、隣の親子連れが少しうるさかったのがマイナス点ですけどね。