2001年8月15日(水)

[旅行日誌トップへ]

[ダイアリー目次へ]

←8月14日へ 8月16日へ→

イスタンブール滞在。
「三日目にしてようやく観光モードに(^^;;」

薬を飲んで、一晩ぐっすり眠ったことで体調も完全復活ですね。昨日は食べなかった朝食もホテルでとって観光に向かいました。昼も本当に空腹を感じたので、もう大丈夫だと思います。

で、ホテルの近くに数多くある観光スポットをまわりました。全て完全に徒歩圏内なので、行き方とかは書かなくても大丈夫でしょうね。

[トプカプ宮殿・ハレム]

トプカプ宮殿に入るのに入場券が必要で、他に追加料金が必要なもののうち、ハレムと宝物殿に行く人が多いようです。ちなみに、表の入場券売り場で宮殿の入場券と宝物殿に入る入場券、ハレムの入口前でハレムの入場券と宝物殿の入場券を発売しています。なんと、学割で宮殿の入場券はタダになります。チケットを買わずに入場口で国際学生証を提示するだけで入場できるのです。20分以上並んだのに、買わなくて良いってのは、なんか複雑でした。で、その時宝物殿のチケットを売ってくれなかったので、結局宝物殿には行かないことになったのでした。なにしろ、ハレムのチケット売り場では、何も言わない限りハレムのチケットしか売ってくれないし。

宮殿はハレムを含めても、タイルがきれいだなと思ったくらいであんまり印象はないです。見損なったなぁと思ってるのは、日本と中国の陶器が展示してある部屋を見るのを忘れたということですかねぇ。ちなみに宝物殿には世界有数の大きさのダイヤモンドがあるらしいですが、みてません。チケットを買わずに並んでみたら、学生でもチケットを買わないといけないと言われて、その場所がハレムのチケット売り場と言われて、またハレムのところに並ぶのがしゃくだったので。

[考古学博物館]

ここは、本館が地上階だけ、古代東方博物館も同様だったので、あんまり展示点数はなかったものの、結構見ごたえがありました。トプカプ宮殿のそばでもあるし、少しでも興味があればぜひ行ってほしいところです。

古代東方博物館はその名のとおりイスタンブールより東方のものを数多く展示してあり、エジプトの新王国のものや、ヒッタイト(世界で最初に鉄器を使った国ですね)からの発掘品などがありました。世界最古の平和条約といわれるカデシュの条約を刻んだ岩とかがありました。これが、自分には一番重要に感じられました。

本館の考古学博物館での一番の見ものは、やはりアレキサンダー大王の石棺ですかねぇ。これだけ、ガラスケースに入れられていたくらいですし。ガラスケースに入れられているだけのことはあり、周りのレリーフもなかなかのものでした。で、少し気になったのはその隣にあった石棺で、何の石棺だったか記憶にないのですが、周りに彫られているのが、全て女性の像でした。こんなのは珍しいんじゃないですかねぇ。

[アヤソフィア博物館]

簡単に、昼食(スパゲティ)を食べて向かったのが、アヤソフィア博物館でした。聖堂内のモザイク画で有名なのですが、見所の回廊部分がクローズだったので、なんか損したような気分です。ま、入口にクローズしてると書いてあったので、仕方ないなと思って入ったけど、やっぱり回廊部分をみてなんぼなので。

[スルタンアフメット1世廟]

名前のとおり、お墓です。ブルーモスク(スルタンアフメットジャミィ)の完成翌年になくなったスルタンアフメット1世の墓を中心に家族?の墓が並んでいます。当然スルタンの墓は中央にあって一番大きいのですぐわかります。他の墓にも説明が書いてあるものもありましたが、よくわかりませんでした。

その後、地下宮殿とも呼ばれる地下の貯水池を見に行こうと思ったのですが、一度ホテルに戻って横になってしまってうとうとしてたら開館時刻を過ぎてしまって断念(^^;;

夜は、歩き回って何を食べようか相当悩んだあげく、宿のすぐ隣にある店に入ってシシ・ケバプを食べました。で、ショーケースに並ぶデザートに惹かれて、ライス・プディングを食べちゃいました。甘くておいしかったのですが、飲み物を飲み終わった後に食べたので少し甘すぎる感じもしましたね。