装備のこと

遠征しての天体撮影は望遠鏡と関連装置、カメラ、キャンプ道具まで実にさまざまなものを車に積み込んで出かけます。

望遠鏡、赤道儀、オートガイド装備

オートガイドに挑戦を始めたのを機に別ページにまとめました。

撮影機材

EOS kiss Digital
24mm-85mm Zoom
90mm-200mm Zoom
15mm Sigma Fisheye

カメラとレンズ類です。記録媒体はCompactFlash512MB と128MB を使用しています。 当初、1枚6MBにもなるRAWファイルを考えると512MBでは 80枚ほどしか保存できず不足かと考えましたが、一晩にそんなに撮影するのは至難!とわかりました。

タイマーリモートコントローラTC-80N3改造

本来、EOS Kiss Digitalとプラグの形状が合わないこのTC-80N3コントローラですが、月刊天文ガイド2月号記事にならって改造しました。 タイマー、バルブだけでなくインターバル撮影も可能で重宝します。改造時にとりつける2.5mm径ステレオミニプラグには携帯電話のハンズフリー キットについていたものを利用。

上記ケーブルが40cmほどと短く、撮影時にTC-80N3を手にもっていないと、カメラや望遠鏡に無用な振動を与えてしまうことに気づき延長ケーブル を用意しました。これでそーっとTC-80N3を地面なりに放置することができます。

2005.12 Note PCからこのコントローラの代わりとなるハード、ソフトを自作しました。

2007.3 タイマーコントローラとモーターフォーカスを組み合わせるハードソフトを自作しました。

アングルファインダーC

ファインダー内の像を2.5倍に拡大して見ることができます。ピントあわせ用。また覗き込む角度も変えられるのでカメラの設置角度によってはファインダーを覗く 姿勢が楽になります。

自家製ピントあわせツール

諸先輩方おすすめの安価なツールです。安直にダンボールで作りました。望遠鏡の先につけると恒星の像が2つに別れ、ピントが合うと2つの像がひとつに重なります。

星見用ライト。

Wild−1で購入したLED3灯式のヘッドランプです。星見には明るすぎるので黒のビニールテープを張った上での、透過光のみで十分です。

自作3電源ユニット。

赤道儀とコントローラを動かすための電源。単一電池8本、12V軽自動車用バッテリー、パソコンのATX電源の3種類の電源から12Vを 提供でき状況によって使い分けます。ケースは家庭用タッパーウェア、切り替えスイッチは使わず自動車の電装に使われる ”ギボシ”を差し替えます。一応、秋葉原で購入した80円のLEDと3.3KΩ抵抗とでパイロットランプもつけています。 (2004年12月オートガイド関連のために電源ユニットを作り直したので引退しました。ATX電源は自宅で機器のテストを行うときの 12Vソースとしてバッテリーの代わりに利用してます)
2005年5月現在 3代目になってます。

電子蛍

水色〜白〜と順番に発光します。暗い撮影現場で機材やケーブルにつまづかないように置きます。秋月のイルミネーションLEDを単三2本用の電池Boxに半田 づけしただけです。

キャンプ系

リビングシェル+インナーテント+フルフライ

リビングシェルの片隅にインナーテント(ベッドルーム)を設置するシステム。大人4人が余裕で眠れる反面、1人キャンプには大きすぎ。 リビングシェルとの一体型で便利でしたが、インナーテントが一部外界にむき出しになるため冷える時期には不向きでした。 この春インナーテント全体を覆うフルフライがでたので早速購入しました。

ランドブリーズソロ(一人用テント、SnowPeak)と寝袋(マミー型、MontBel)

暖かい夜はこれだけで十分です。小さいし、設営も数分で終わります。
一月末の寒い時期には、リビングシェルの中にこのランドブリーズソロを設営しました。

焚火台とダッチオーブン。

やはり暖をとるには焚き火が一番。が、重い(ダッチオープンを除く一式でも10kg超)。
一人キャンプでは、食事も手抜きなのでダッチオーブンは使いませんが。

その他

ハンディGPS eTrex
画面左下の装置

天体観測に直接関係はありません。 が、遠征から帰ってから走行ルートを地図ソフトの上でみたり鳥瞰図を作ったりとか、遊べます。(実は赤道儀の 設定に必要な現在位置の緯度、経度を度、分、秒まで誤差数メートルで与えてくれます。)
eTrexのログからソフト”カシミール”で作った 立体ルート記録はこちら。