ソニーのGPX-V55(写真)なるカーナビを購入しました。ただし、これはあくまで"つなぎ"。本命はパイオニアの次期DVDナビです。なぜパイオニアか、そして何故"つなぎ"が必要だったかは後程。ここではまずGPX-V55についてです。
GPX-V55は普通のカーナビとは違って「ポータブルタイプ」の物です。車から車に簡単に移せるし、電池駆動で車外でも使うことができます。我が家では私の他に父と弟が車を持っているのでこちらでも使うことができるし、ボート釣りの時にも使うことができます。従って、次の本命ナビを買っても無駄にならないので"つなぎ"としては最適と判断したのでした。
ちなみに、同様のポータブルナビは松下とサンヨーにも製品がありますが、ソニーを選んだ理由はDGPS/VICS標準装備だったのとリチウムイオン電池がビデオカメラと共用できるからでした。ちなみに私はソニーファンではありません。
ポータブル型なので車を一切分解しないで取り付けられるので簡単、と言いたいところなのですが、駄目でした。最終的には写真のようにダッシュボードに取り付けたのですが、顛末は・・・・・
GPX-V55は簡単に持ち運べるようにモニターもCDドライブも全てが一体になっており、厚くて重いのです。このため取り付け位置に制限が出てきます。付属の金具ではダッシュボードの上にしか取り付けられません。しかし、我がレガシィ君は助手席エアバッグがついている上にダッシュボードが高くて視界を遮らないように取り付けるのは不可能です。また、市販の金具を使って他の場所に付けようとしても、こんな重い物を想定した金具は見当たりません。仕方ないので、最初は助手席に置いて使っていました。まぁ、地図の代わりと考えればこれでも役に立ちますから。
とはいえ、やはり運転しながら見える方がいいということで、スタンドを自作して取り付けたのが写真です。スタンド作成の様子はこちらですがかなり手間がかかりました。
とりあえず、便利です。そしてポータブル型であるため、使わない時は車から外しておけるので車上荒らしに狙われる心配がないのも嬉しいところです。が、、、、当然のごとく不満も一杯。あまりに沢山あるので不満はこちらにまとめてみましたが大きな問題はやはり位置精度の低さでした。これはポータブルタイプであるために車からの速度情報等を取らずGPSのみに頼っているのが大きな原因です。
位置精度の低いポータブル型ですが、実はGPX-V55にはオプションとして自律ユニットが販売されています。これは内蔵のジャイロで車の向きを判定するとともに車から車速信号を取り、この二つの情報から車がどこにいるかを計算するものです。ただし、これを付けるには車から車速信号を取り出す、すなわち車の内装を剥がす必要があります。"つなぎ"のために金と手間をかけてもつまらないのですが、自律ユニットは\10Kとそんなに高くないし、車速信号は本命を購入した時にも使えるし、そしてなにより(D)GPSの精度では我慢できない、ということで導入を決定しました
取り付けの様子はこちらです。もちろん?自分で取り付けました。
いわゆるバグという奴ですな。今のところ出現したのは次の1件だけです。
カーナビに欲しい性能としては
やはりニフティサーブのFCARNAVIが一番でしょう。インターネット関連は車関連リンク集に書いて行く予定です(が今の所まだ一件)。あと、年に二回位発行される雑誌の別冊のカーナビ特集はタイアップと思われる記事が多くあまり使えません。極まれに取り付け方法のような有益な情報もあるのでチェックして損はないですけど。