スーパーロボット 大戦コミック |
表紙のゲッターロボたちに惹かれて手に取り、何気なく後ろを見たら「巨匠再び動く!真ゲッターロボが未知の敵を相手に超絶バトル!!」 ということで、『ぶっちぎりヒーロー道』でも紹介されていたゲーム雑誌掲載の石川賢の「真ゲッターロボ新たなる戦い」収録。 | ||||
『月刊コミックトム』に連載している世の名作をダイジェストというか曲解というか、作者一流のセンスで再構成した作品集の第2巻。 著者は夏目金之助、つまり漱石の孫に当たる。『消えた魔球』や『學門』もおもしろい。 | |||||
仮面ライダーV3 カード完全図鑑 | ぱら | 以前出版された『仮面ライダーカードコレクション』(だったかな?)の続編?二番煎じ?(タイトルと著者を覚えていない)幻といわれたV3カードを完全収録しているそうである。ライダーカードプライス付。 | |||
シブヤユウジ・画 | ぱら | 「茨木童子」の項に「一条戻橋の女」とか渡辺綱の持つ名刀「髭切」とかちゃんと書いてあったので買う気になった。しかし、酒呑童子の手下という説は書いてないなあ。 | |||
ピース電器店 (1) | 不覚にも第1話を雑誌で読んだあと存在をころっと忘れていた漫画。ドラえもんの後継者となれる可能性もないでもないこともないかもしれない雰囲気を持っている(どっちや)。とにかくおもしろいが、最近読んだ女スパイの出てくる回で『ワッハマン』からのパクリシーン(ほれ、レミィが月をバックに登場するところ)があったのはちょっとなあ。オマージュというつもりならもっとそれらしくやっとくれ。 | ||||
何度目の単行本収録だろう。もしかしたら昔買った単行本の新装版かもしれない。 | |||||
(15) |
前触れもなく廃刊になった『月刊少年キャプテン』の2月号掲載分までを収録している。ガイバー・ギガンティックがゾアロードに突進していくラストページの裏には「TO BE CONTINUED」と書かれているが、続きを描かせてくれるところがなければこれが最終巻となる。まあ「謎」はあらかた説明されているので続かなくてもそう困りはしないが。 それより「宇宙家族カールビンソン」(あさりよしとお)だ。 | ||||
(8) | ワッハマンを婿にと狙う中国娘まで巻き込んでますます混沌とする防衛庁技術研究本部第四研究所特別分室。しかしバカばっかやってる場合じゃない。ワッハマン最大の危機が。 | ||||
対談集『もっとウソを!』(三月分の積ん読リスト参照)の中で触れていた「精子競争」の本がこれのようだ。BCは「BIOLOGICALLY CORRECT(生物学的に正しい)」の略。 | |||||
(5) | 内閣特命事故調査官・鯨岡の活躍を描いた、ひとことでいうと不可思議事故原因解明熱血人情噺お色気なし。『週刊少年マガジン』掲載の彫刻ものや『週刊少年サンデー』掲載の絵画ものも好きだった。 | ||||
今回はシナリオと下書きに永井豪の名前が……それでか(何がだ)。 | |||||
(3) | 太一と同じ病気の少女が絡んで87年度競演会決勝の盛り上がりは最高潮に。うむう、ちょうど10年前だったか。 | ||||
作者が赤貧時代に書いた本の新装版。元の本は数十万円で取り引きされているらしい。 テレビ化された「がんばれ悪魔くん」とは別の話だが、長らくそれを知らず、『月刊少年画報』に連載された「悪魔くん復活・千年王国」の悪魔くんが『週刊少年サンデー』に連載していた「がんばれ悪魔くん」の悪魔くんと全然顔や設定が違っていることにとまどったことがある。そういえば阿久磨くんは元気に育っているのだろうか? | |||||
(12) |
「羅生門の鬼」として知られる茨木童子の腕を切ったという渡辺綱の刀と同じ名の日本刀を持つ角のない鬼を主人公にした怪奇漫画。一部でエグいと評判らしいが、私には鬼の漫画にしてはきれいだなあという感想しかない。 おお、ようやく鬼結城との抗争が決着か? | ||||
外伝 | 2年前のSF大会・ハマナコンで作者に直接出版時期を尋ねた本がようやく出た。 | ||||
(1) | 藤原芳秀・画 | 八極拳を学ぶ少年・拳児の物語。途中に挿入される八極拳の達人・李書文の話が好きだった。文庫版『男組(6)』にも李書文の技「猛虎硬爬山」が出てくる(『男組』の方が10年ほど早い)。 | |||
(5) | 未来から来た少年・愛を巡る未来人たちと現代人たちの闘いを描くSF漫画。『少年ビッグコミック』連載。諸般の事情で第1巻を積んでしまったため、そのあとも未読(失笑)。 | ||||
(5)(6) | 池上遼一・画 |
流全二郎は神竜剛二の謀略でいきなり北海道の軍艦島刑務所に。そこは受刑者の人権を認めない地獄の監獄だった……はずが、いきなり「大御所」と呼ばれる影の実力者から頭目に命じられて下へも置かぬもてなしを受けるは、実は大御所の正体は(妨害電波)で、日本を裏から操る「影の総理」を仇と狙ってると打ち明けられるは、こっちも相当行き当たりばったりである。 登場人物たちがそれぞれの特色を生かした見得を切る場面が好きである。今回だと北海独立艦隊の面面。 | |||
(3)(4) |
むう、あれだけ含みありげに始まったのに、あまりにも行き当たりばったりの展開に加えて何とも救いようのないただ終わっただけのラスト(打ち切られたのか?)。出版されないのにはされないだけの理由があるわけか。 そういえば、この前出た文庫版には収録されなかったものの、『デロリンマン』の『週刊少年ジャンプ』連載分のラストも円盤が来て地球を攻撃するというものだったっけ。その破壊力の前に主人公はなすすべなく滅びていくというのも同じだなあ。 | ||||
(4) |
いやあ作り話とわかっててもついつい引き込まれてしまう。絵とストーリーのバランスなんだろうか。わざと尻切れトンボにしたりするラストもうまい。 先日ようやく読み終えた『トンデモ超常現象99の真相』(と学会)を併せて読むとおもしろさもひとしお(そうか?)。 | ||||
名勝負列伝 | 原田久仁信・画 |
一部で似顔絵劇画の帝王と評される原田久仁信のスポーツものである。扱っているのは昭和・平成に残る野球・ボクシング・ラグビー・相撲など八番の名勝負だとか。でも原作が梶原一騎じゃないからどんな味わいになってるか読むのが怖かったりして。以前読んだスーパータイガー(佐山サトル)ものはある意味とんでもない代物だったが。 そういえばこの人が『少年ビッグコミック』に描いてたラーメン漫画(タイトル失念)がもう一度読みたい。客を見てラーメンの味を変えるあたりは「包丁人味平」(牛次郎、ビッグ錠)からのパクリだったけど、裏の泉から灌水の湧き出る「ラーメン寺」とかなかなか楽しめたのだが(でも、はっきり言って駄作)。 | |||
(19) | 岡野剛・漫画 | これも惰性だなあ。ところで、ぬ〜べ〜が出かけてるときに事件が起こって、電話で言霊を伝えて霊を鎮めた話って単行本に収録されてましたっけ?「たまみがくためにうまれしことをおもえ」とかいうやつ。 | |||
(3) |
シリーズ完結編。といってももともと各エピソードで話としては完結してるから、作者がこれ以上続きを書きたくなくなったということかもしれない。とりあえず物語全体としてはまとめてあるし、前作『幽遊白書』も途中でそれまでの話が破綻して別の話みたいになったし。ちなみにわたしはこのタイトルの「幽」の字が「山」に見えてしまって、仙人か何かの話と思っていた しかし、雑誌掲載時にも読んだのに某E氏のPC−VANへの書き込みを見るまで『幽遊白書』のラストと『レベルE』の最終回の相似性に全く気づかなかった(まぬけ)。 | ||||