とぜんそう1999年2月分

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99/02/02

「携速98」、対策ファイルを入れた後は至って快調。結局「CD-ROM版世界大百科」(日立平凡デジタル社)、「大辞林CD-ROM版」(三省堂)、「CD-ROM版広辞苑第五版」(岩波書店)、「Bookshelf2.0」(マイクロソフト、小学館)を入れたら、4GBのHDDの残りが600MB程度になってしまった。

現在はサイモン&ガーファンクル「若き緑の日々」の音楽CDも入れて、BGMとして聞きながらこれを書いている(NEC製の98Playerで演奏)。

どうやら同時に登録できるCD-ROMおよびCDが合計5枚らしく、別のものを登録しようとするとどれかを削除しないといけないらしい。あ、本物のCD-ROMドライブにあと一枚入れることができるか。


大鵬、柏戸ははるか昔に引退、長島、王も20年も前に引退、昨年はアントニオ猪木が引退、そして一昨日、幼年期から少年期にかけての最後のスポーツヒーローが表舞台を退いた。

さらば「東洋の巨人」。安らかに。


今日の「NHK歌謡コンサート」で、由紀さおり・西田祥子姉妹が「冬の夜」(だっけ?「ともしび近く衣縫う母は……」ってやつ)を歌っていた。その2番の歌詞。

囲炉裏のはたで縄なう父は
過ぎしむかしの思い出語る
いならぶ子供は眠さ忘れて
耳を傾け こぶしを握る


むー、「いならぶ子供」が「眠さ忘れて 耳を傾け こぶしを握る」とは、いったいどんな波乱万丈の「思い出」なのだろう(わくわく)。

実際、30年も前には「NHKみんなの歌」でも

囲炉裏のはたで縄なう父は
過ぎしいくさの手柄を語る


と歌ってたと記憶している。こういったふうでないと「耳を傾け こぶしを握る」の部分とうまくつながらないと思うのだが。

「父」が「過ぎしいくさ」に参加していたのが現代に合わないという配慮かもしれないけど、それなら「ともしび近く衣縫う母」も「囲炉裏のはたで縄なう父」も以下略であろうよ。

こうしてまた未来への遺産が一つ失われるのであった。

99/02/07

ATOK12の「文字パレット」に不具合発見。「Unicode」タグを選んでUnicodeに対応していないフォント(MS明朝、MSゴシック等)を設定してそのまま終了、もう一度起動するとなぜかフォントがMS PR2ゴシックになっている。

あら、WXG4で「ごしっく」を変換すると、候補の中に「ゴチック」がある。でも「しゅみれーしょん」の候補に「シミュレーション」はない。


WACOMのタブレットを使いはじめた余勢を駆ってPainter 5.5 Web Editionまで買ってしまった。

現在「チュートリアル」マニュアルと格闘中だが、いやー奥が深い。「チュートリアル」を一通りやってみるだけで1ヶ月はゆうにかかりそう。根気が続くかしら。

松楓庵リンクアイコンということで、習作としてリンクアイコンを作ってみたりして(安直。しかもサイズがでかい)。


YomiuriOnLineの2月8日付・編集手帳にこんなことが書いてあった。

(略)
◆幕末の世相を映した言葉に「菊は栄える、葵(あおい)は枯れる、西に轡(くつわ)の音がする」というのがある。西欧列強の開国の圧力にさらされ、社会の変革を迫られる状況は今の日本と似ていなくもない
(略)


はて、「西」の「轡」ってのは西欧列強のことじゃなくて島津(薩摩藩)の紋所を表すとばかり思ってたのだが。

99/02/11

誤解される恐れがあるのでちゃんと断っておかないと。

2月7日分でリンクアイコンをPainter 5.5 Web Editionで作ったと書いたものの、実際には画像の加工を行っただけで、出来上がったファイルはAnimation GIF Maker for Windows 95/NT Version 0.67を使ってアニメーションGIFにしました。


「宇宙戦艦ヤマト」の映画を見て感動した女性が宇宙ステーションで働くそうだ。

本田技研の人型二足歩行ロボットP2の開発者は「機動戦士ガンダム」を見て育った世代だというし、ますます現実と虚構が錯綜する今日このごろ、「新世紀エヴァンゲリオン」を見た子供たちはどんな世界をつくるのだろうか。


「太平の眠りを覚ますじょうきせん」という川柳?>ニュースジャパンの木村太郎

じゃ、誰かが後で「たった四はいで夜も寝られず」と下の句を付けたのかしら。


結局テレビ朝日は、責任はJAと国にあるとして、最初の報道のダイオキシン濃度の正体を明らかにするつもりもなければ賠償責任も負う気はないらしい。インターネット情報並みだなあ。

商業放送にあってもこれで通用するなら、インターネット上に流布している某巨大ソフト会社の悪口なんぞもお咎めなしかもしれない。

99/02/14

友人からの情報により『FRIDAY 2月26日号』に掲載された西崎義展逮捕による「宇宙戦艦ヤマト」のイメージダウンに対する松本零士怒りのコメントを読む。どうでもいいが目次が見つけにくいぞ>FRIDAY

「あんな男に麻薬やら機関銃を与えるために描いたんじゃない」「カネのことはもういい。ヤマトを汚したことが許せない」などとし、ヤマト製作の忙しさにかまけて子供のように可愛がっていた猫も病気で死なせてしまったほどなのに、「そうまでしてヤマトを作り上げた私の思いは、西崎には永遠に伝わらないでしょうね」。

なるほど、もっともな怒りではある。さて、ほかの写真週刊誌はどうかいな、と『FOCUS 2月17日号』を見る。こっちは表紙を開くとそこが目次で実にわかりやすい。以下同誌掲載の松本零士のコメント。

「昔から彼は自分がヤマトの原作を作ったかのように公言していたのですが、全くの嘘。物語も設定も全て私が作ったし、著作権も私にある(略)」


こりわびっくり。著作権はともかく物語も設定もというのは私にとっては驚愕の新事実。たしかに、たとえば商業誌で初のヤマト特集といわれる『OUT 昭和52年6月1日号』(例の創刊第2号)では西崎義展はこんなふうに発言している。

(略)  そこで私を中心として、SF作家の豊田有恒さん、千夜一夜、哀しみのベラドンナを造られた山本映一さんという監督さん、藤川桂介さんというシナリオライター、あと石津嵐さん等といったメンバーで東急ホテルでブレーン・ストーミングをやったんです。(略)

(略)私と山本映一と藤川さんの三人に松本零士氏を加え、ヤマトのシナリオ原作は書かれていきました。始め三人で、この映画の監督というのは(略。監督に要求される条件が並べられている)誰がよかろうかという話になり、松本零士さんが出てきた。(略)
 最終的に松本さんは雑誌の作家活動で忙しいから映画制作過程全部のディレクティングはできない。じゃあ(松本さんには)総監督的な立場で入っていただき、現場のチーフ・ディレクターの石黒君という人とのコンビで基本の絵コンテが書かれたのです。(略)


しかし、豊田有恒の『あなたもSF作家になれるわけではない』にはこれを裏づけるように、最初の企画では本格SFドラマになるはずだったのに松本零士が参加してからムードが変わりはじめたようなことが書かれていたと記憶している。いったいどっちの言い分が正しいのだろう。

もっとも、松本零士カラーが強まるにつれて本格SFらしさが消えていき、第二次世界大戦のパロディみたいなノリになったり愛だの何だのという雰囲気がスタッフに広まっていって最終的にあの形になったということなので、そういう意味では松本零士が作ったといっていいのかもしれない。


『せがれの凋落 お言葉ですが…(三)』(高島俊男、文藝春秋)読了。ほとんどは雑誌で読んでいるのだが、読み返してもおもしろいし「あとからひとこと」として補足も追加されているのでさらに楽しめる。

中に講談社の「中国の群雄」シリーズ第八巻『亡国の皇帝』に隋の煬帝のことを書いたと紹介されていたのでさっそく購入。高校の一年生を対象に書いたものだから、やさしくておもしろいよ、ということで「お言葉ですが…」とはちょっと語り口が違うようなそうでもないような。

しかし、タイトルからして同じ本の他の人が「宋の徽宗」「明の崇禎帝」なのに対して「オジサンが高校生のキミに語る隋の煬帝」である。いかに高校生むけに書いたという自負を持っているかということであろう。内容を一部引用してみると…

 独狐皇后がヤキモチ焼きなので文帝はめったに妃たちといっしょに寝なかったが、陳氏だけはそのころから帝に可愛がられていた。まあそりゃ、かしこくて絶世の美人なんだからね、子供を十人も生んだゆるゆるの女房よりはこっちのほうがよかろうて。


って、先生〜。

まあ一部こういう部分もあるけど(というより、こういった部分はこういう語り口でやらないと余計やらしいかも)、全体としては正史やら紀・伝などの歴史資料を読み比べながら煬帝の「父親殺し」の真偽を確かめたりしてまじめな内容。

こうなると、近所の書店で手に入らない『三国志人物縦横談』(高島俊男、大修館書店)もほしくなるなあ。


トップページのタイトル動画はエンドレスのほうがいいという要望があったので新作に。

99/02/16

ダイオキシン濃度報道の責任は今後の放送で対処するというので、昨夜2年ぶりにニュースステーションを見た。

2番目の項目としてダイオキシン問題を取り上げ、所沢ではゴミ焼却場のすきまで野菜を作っているかのごとき印象を与える映像を流していた。これを見てもまだ所沢の野菜を食べる気かと言わんばかりである。

所沢のゴミの8割は東京から運ばれている、埼玉県では焼却場に運転見合わせを申し入れたが法的拘束力はない、だいいち操業を停止したら一日あたり数百トンのゴミがたまる、こうなることは前からわかっていた、などを伝えていたようだ。じゃあどうすればいいのかとか所沢の野菜が安全なのかどうかについては一切コメントなし。当然ダイオキシン濃度3.8だかの説明もない。

報道に批判精神が必要な場合もあろうが、批判精神しか感じることのできない報道では見ていておもしろくも何ともない。結局、また当分この番組を見る必要はないと確認しただけのことだった。


『餓狼伝第5巻』(夢枕獏原作、板垣恵介作画、スコラ) 絶賛発売中。今巻の表紙はなんとなくマス・オーヤマの正拳ロウソク消しを思わせる構図。

内容はいよいよおもしろい。しかし、あいかわらず単行本の続きは掲載誌の今月23日発売号という余裕のなさ。とにかく単行本にできる分量がたまったらすぐさままとめているようだ。まあ間髪入れずに続きが読めるのはありがたいことではあるが。


朝日新聞1999年2月16日付朝刊社会面より左に掲載したのは今日の朝日新聞朝刊の記事。

結局上海市の広報ページに行ってはみたものの、サイトに書いてあることがさっぱり理解できず早早に退散。

ところで、記事上部のタイトル部分の「名前」を訓読みした方、お友達になりましょう(実際はなんて読むんだろう?)。

99/02/18

上海市の広報サイトで表記を確認できなかったということで(2月16日分参照)、中国語では「名前」は何というのか中日辞典にあたってみることにした。中日辞典といってもドラゴンズ選手名鑑のことではないので関係各位は注意されたい。

2種類を調べてみた結果、「名」という字が頭について「名前」という解説のある単語は「名儿」「名字」のふたつ。なにぶん中日辞典を見るのは初めてなので、「名儿」は辞書を読み間違えた可能性がないでもないような気がするけどまあいいや。

これだけで結論を出すのはややあれだが、中国では「名前」という言葉は一般的ではなさそうに思える。となると、やはり訓読みで正解、つまりあの中文風の見出しの中で「名前」だけは日本語ということなのだろうか。謎。


山岡久乃死去。ご冥福をお祈りします。

「ありがとう」の水前寺清子の母親役やら「渡る世間は鬼ばかり」での演技が取り上げられているようだが、私にとって山岡さんとくれば「柔道一直線」(梶原一騎原作、長島慎二・斎藤ゆずる作画)のテレビ版での一条直也(桜木健一・演)の母。

近藤正臣が足でピアノを弾いた場面は見た記憶がないが、一つはっきり覚えているのは大豪寺虎男が一条直也の強さの秘密を探るために一条家に居候していたときのこと。直也の母が大豪寺の魚の食べ方がきれいなのにおどろき、山育ちで魚が滅多に口に入らなかったからという大豪寺に「うちが魚屋だからこの子は毎日魚を食べてて、こんないいかげんな食べ方になっちゃったんですよ」。

それを聞いた大豪寺、直也の皿と自分の皿を見くらべ、なまじ腕力があるばかりに力に頼ったいいかげんな柔道をやっていた自分と、からだが小さく力がない分丁寧な柔道をする直也の柔道に対する姿勢の違いに気づく。

これなんかは、母親役が適当にやっつけたような演技ではとっとと忘れていた場面かもしれない。ちなみに原作にはないテレビ版オリジナルシーン。

昨年はこのテレビ版「柔道一直線」で柔道部顧問を演じていた牧冬吉が亡くなって、今度は直也の母親役。次は直也の師匠の鬼車こと車周作を演じた高松英郎か?(おい)


郵政省のお偉いさんがテレビ朝日社長に事情説明を迫ったとNHKで報じていたのでニュースステーションを見ることにした。損害賠償の件はさておき、報道倫理から見た場合は一応ニュースステーションは筋を通した形になる。

まあ、おわびが遅れたとか、スタッフは今日の埼玉県の民間調査機関データの公表まで中身を知らなかったというわりに「『野菜を含む葉っぱもの』としたほうがより適切だった」とテレビ朝日がデータ公表前にコメントしていたあたり、ほほえましいというかなんというか。

ちなみに3.8ピコグラムがお茶のデータであるということは今週月曜発売の『週刊現代』で報じられていたし、今日発売の『週刊文春』にも通常はそのままの形で口に入れるものではない、と書いてあり、すでに正体はばればれだったのだが。

いずれにしても久米宏が頭を下げた以上、次はJAと国、そして私も含めてゴミを出す側の対応ではあるな。

99/02/22

2月16日分で書いた上海市の広報サイトの件、とても私の手にはおえないのでYOKOさんに解読をお願いした。以下、YOKOさんからのメール(毎度ありがとうございます)。

応募用紙のあったページのソース(GB簡体字)をコンバータで SJIS に変換したものをお送りします(引用者註:このフォームでは投稿できません)。対応するJIS漢字がない文字 'nin'(大漢和10712)だけはローマ字になっています。

「パンダの名前募集」は「大熊猫徴名」で、「名前をつける」は「起名」です。
(略)


うーむ、判読できないのも当たり前、私のブラウジング環境には中国語のフォントが設定されていなかったのであった。参りましたね、どうも。道理で日付とおぼしき部分が「1999定2埖20晩」なんて表示されるわけだ。早い話、たとえばIE4で[表示メニュー]−[フォント]−[ユニバーサル文字]としてからこのページを見るようなものだったのである。

もっとも、あのまま判読できていたらいたで違うことを心配しなければいけなかったかもしれない。あるいは、聖書のヘブライ語コードをシフトJISコードに変換すると、そこに怪しげな予言が……。

閑話休題。ということで、あの新聞記事のタイトルはどうやらあのサイトに書いてあった表記ではなくて日本人に理解しやすいように日本人が考えたものらしい。

さらに図書館で諸橋大漢和の「名」の項を調べてみると、熟語の218番目に「名前」があり、読みは「ナマヘ」だけだった。音読みの標本は見つからなかったものと考えられる。つまり「名前」は日本語である可能性が極めて大きいということか。

さて、念のためにとHDD交換時に外したままだったNetscape Communicator4.5をインストールしてみると、なんと文字コードセットの選択肢に簡体字中国語(GB2312)とか中国語(Big5)などがあるではないか。やれうれしやと件のページに行ってみて文字コードセットの設定を簡体字中国語にしてみたら……一面にトーフが並んだ。ブラウザの文字コードセットを簡体字中国語に設定できるからといって簡体字のフォントがブラウザとともにインストールされているとは限らないということらしい。絵にかいたような糠喜びである。

となると、すでに日本や米国から応募している人たちはもちろん、あの記事を書いた人も当然あのサイトを確認しているだろうから中国語フォントをお持ちなのだろうけど、大半の日本人は応募どころかあのサイトをまともに見ることもできないことになる(ちなみにMSIE4では「アプリケーションの追加と削除」を使ってオンラインで言語サポートを追加可能。Netscape Communicatorは調査未実施)。表示できるようになってメールを送るにしても、今度は簡体字入力の問題がある。日本語IMEだと出てくるのは日本語コード、相手の方でどんな表示になるかもわからないはずで、いささか不親切な記事だったかもしれない。

という話を後輩としていたら、後輩曰く、

「そのままメールを送った方がおもしろい名前ができるかもしれませんよ


的場剣友会を主宰していた的場達雄さん死去。

新聞などでは「てなもんや三度笠]の殺陣にしか触れていないが、私にとっては的場剣友会とくればテレビ番組「仮面ライダー」などのアクションシーンの殺陣。藤岡=せがた三四郎=弘が長らく仮面ライダーのことを語りたがらなかったのは、撮影中に死亡したスタッフを慮ってのことだというが、その中には的場剣友会の人も入っていると想像している。

ついでのようで申し訳ないけど、あわせてご冥福をお祈りします。


朝日新聞朝刊の連載漫画「ののちゃん」(いしいひさいち作)の本日分、山田家の長男・のぼるが持って帰った数学のテストを母親が見るとなんと89点。「よくて平均点やのに」とおどろく母に向かってのぼる答えて曰く「平均点だよ」。

実は似たような経験があって思わず苦笑してしまった。

高校2年のときに数学の定期テストが返され、点数を見ると部分点を加えて86点。結構いい点である。全員に返しおわったあと先生が「このテストですが、学年平均は65点でした」。

「よっしゃ」「やった」とクラスのほとんどが喜んだ。……ん?

先生が続けた。「このクラスの平均点、85.5点

少なからぬ生徒がずっこけた(死語)のはいうまでもない。

99/02/27

噂をすれば陰がさす、とはよくいったもので、先日話題にした母校でなにやら事件が続発しているらしい。当時とはずいぶん雰囲気も変わったのだろうか。

テレビのニュースでひさびさに見たけど、学校の敷地内を公道が横切っているという開放的校風(?)はあいかわらずだった。


『ショック・サイエンス(2)』(あすかあきお、アスペクト)発売中。今回は前巻のUFO情報の続きと中南米に出没する謎の吸血生物・チュパカブラの謎。ちかぢか作者のウェブサイトもできるそうで、今から楽しみである。

超常現象を扱った「ショック・サイエンス」と来ると思い出すのが25年ほど前のとあるラジオ番組。月曜から金曜の夜9時すぎだったか、毎日怪奇現象や超常現象を紹介しており、予言者エドガー・ケイシーの名前もこの番組で覚えた。

おもしろい番組だと思ったものの、最初のうちはタイトルがわからなかった。番組が始まるとなんだかエコーのかかったおどろおどろしい効果音が流れるだけで、いきなり本編が始まってしまうのだ。

あるときふと思いついて番組を録音し、再生しながら早送りボタンをおしてみると、やや早口ながらはっきりとタイトルが聞こえた。効果音だと思っていたのはタイトルのテープを早回しで録音したものを標準で再生したものだったのだ。つまりこんな感じ。

ラジオ番組のタイトル

タイトルを知りたい方は、ディスプレイの横のほうから画面をのぞいてみてください。え、DSTN液晶だから正面からしか見えない?知ったことではありませぬ。ちなみに新聞のラジオ欄には「ショックゾーン」と書いてありましたが。

で、この番組を聞いているうちに同じような時間帯でラジオドラマ「怪人二十面相」が始まり、「孤島の鬼」や「黄金仮面」の妖しい雰囲気にひかれて春陽堂文庫の江戸川乱歩シリーズを読み出したのが本格的な読書の始まりだった。


エー・アイ・ソフトのかな漢字変換ソフト・WXG Ver4.00 を使いはじめてそろそろひと月を越える。Win95以降でこんなに長く使うのはATOKシリーズ以外では初めてじゃなかろうか。

結局先月の24日分25日分以外の不具合は現在のところ確認できず、たまに学習がおかしいと思ったり登録漢字に不満が生じたりするほかはかなり安定している。「呼ぶ」もちゃんと変換できるし(massangeanaさんのサイトの1999年2月16日付の「いろいろ(日記風)」参照。例のチェック結果はここ)。

ということで、仕事ではATOK12、個人関係はWXG4を使っている今日この頃。

と、いった途端に24日分のに似た不具合再発。今度はエディタでこの文章を編集中に出た。ただし、今回は開き丸括弧「(」で勝手に変換するだけで、あとはいつも通り。一度ほかのIMEを選択したあともう一度WXG4を選択したら起こらなくなっていた。


首と肩の凝りかたが尋常ではないので、マッサージに。

はっきりいって、もまれるところ片っ端から激痛。マッサージしている人が「筋肉がまるで筋みたいになってますね」。あと数回は通わないとフツーのからだには戻れないという。成り行きで鍼も初体験してしまった。

しかし、首をのけぞらせても首筋も肩も痛くならないなんて、奇蹟だ。


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庵主:matsumu@mars.dti.ne.jp
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