01/01/12 |
【味の素問題】
21世紀の御世だというのにずいぶん宗教じみた話題だなあ。
って、「21世紀」も「御世」も見方を変えればじゅうぶん宗教的のような。しかし、いよいよ「末世」で済ましづらくなったわけで、ちょっと不便を感じてます(なににだ)。
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きょうの朝日新聞「天声人語」にこんなことが書いてありました。
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医師や看護士らの適格性審査を定期的に実施するなど、日本でも外からの監視制度を採り入れる必要はないか。
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んで、その審査内容が事前に漏洩されたりするわけね。
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01/01/19 |
石川県では知事さんが凍った道で滑って骨折するという冷え込みの日日、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
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なんかさっぱりうわさを聞かないインパクですが(私が知らないだけかも)、はたしてにぎわってるんでしょうか。
ところで、正月に帰省したおりにちょっと古いパソコンの IE3 でインパクを見ようとしたところ、なにやら凝ったことをしているせいか表示ができませんでした。
情報格差をなくすとかいうふれこみも聞いたのにブラウザを選ぶというのもなんだかなあ。
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先日の朝日新聞投書欄に、道交法違反の罰則強化を歓迎する趣旨の意見が掲載されておりました。
就中、飲酒運転には手厳しく、重大な犯罪行為であり、酒気を帯びて走るのは自動車を兇器に変えることにほかならない、みたいな表現で徹底的に糾弾し、「飲んだら乗るな」を厳守せよ、そのためには呼気のアルコール含有量の基準を下げ、検問の回数を増やすべし、と訴えています。
まことにもってごもっとも、これが実施されれば飲酒運転が今よりは減って、酒を飲むときには車を自宅に置いてくる人が増えることでしょう。
ただ、気になったのはこの投書の主の職業が「タクシー運転手」。うーん、ひょっとしてこれ、営業行為なのでは……。
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01/01/20 |
昼過ぎから雪が降り始めて、3時間ぐらいでこのありさま。轍のそとはノーマルタイヤだとブレーキをかけただけであっさりスリップしました。
まあ雪国に比べればたいしたことない降雪量ですが、やたらと救急車のサイレンが鳴っていたのはたぶん……。
ちなみに午後8時現在、雪は雨に変わってます。あすは凍結路を休日出勤することになるかも。
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この25日からいま住んでいる市でもフレッツ・ISDN が始まるというので、DTI の契約切り替えを調べてみると、NTT への申し込みを済ませたうえで IP 網プランへの切り替えを申し込んだほうがいいと書いてありました。
で、すなおに1月26日からということで NTT に申し込んだあと DTI の料金プランを切り替えようと申し込みのページを見てみると、切り替えの受付は毎月15日までで21日に切り替え実施となっているではありませんか。つまりきょう申し込んでも切り替わるのは2月21日。
このままだと2月の月はじめから21日まで INS テレホーダイが使えなくなってしまうので、あわてて NTT に電話をかけて申し込み内容を変更、事なきを得ましたが、こういうことは、NTT に先に申し込むようにとすすめたところに表示しといてほしいもんです。
しかし、1週間違いで切り替えがひと月ちかく遅れてしまうとは。正月三が日からこっち休みなしというのが痛かった。
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下忍さんから情報のあった 学年誌版「ゲッターロボ&G」復刻版が到着。さっそく読んでしまいました。
うーん、いいのか、学年誌にこんな漫画を載せて。
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01/01/23 |
『プラネテス(1)』(幸村誠、講談社モーニングKC)読了。
べたべたのドSF。これはいいぞ。
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『葭の随から』(阿川弘之、文藝春秋)読了。
全編旧仮名遣いで書いてあるのですが、特に読みにくいと思うこともなく最後まですすめました。まあ中身がおもしろいというのもあるのでしょうけど。
吉田茂元総理が GHQ 統治時代、マッカーサー連合軍総司令官に向かって「私はまた(GHQというのは)Go Home Quickly! の略かと思つてました」といったとか、「後楽園」の由来とか、真空吸引式のトイレとか、いろいろな話題が展開されていてなかなか楽しい。
なかでも第二次大戦時の名パイロット進藤三郎さんが、軍人以上に軍人精神横溢している民間人をからかうくだりがいい。
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空襲警報発令中の広島の町へ遊びに出て、例の、ゲートルも巻かぬ背広姿で煙草を吹かしながら歩いてゐたら、「何ぢやその格好は。煙草を消せ、煙草を」と警防団員に呼び止められた。「何故ですか」、「何故もへちまもあるか。敵機に見つかつたらどうする」、「上空から煙草の火が見えますか」、「口答へするな。見えるに決まつとる」、「さうですかねえ。私は夜間飛行も相当やつとりますが、地上の人の煙草の火を見つけたことは一度も無いですよ」、警防団員が変な顔して黙つてしまつた。
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進藤さんの茶目っ気、民間人の知ったかぶりと思いこみの混じった戦争への過剰意識など、戦時中の日本のようすが垣間見えるようなエピソードです。
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01/01/31 |
『教養』(小松左京、高千穂遙、鹿野司著、徳間書店)読了。
「小松左京のすごさの一部だけでも、より平易な形で誰かが記録し、後世に残さなくてはいけ」ない、ということで、低い立場から高千穂遙が質問し、語られる事象について鹿野司がリアルタイムでデータの補足をしながら小松左京の教養の集大成とするべくまとめられた対談集。おもしろい。
「まえがき」で、琵琶湖の深刻な汚染を伝えるテレビニュースに向かって小松左京が「そんなの、ほっとけばいいんだ」とつぶやくエピソードが紹介されています。環境問題に敏感な人間なら目をむきそうな発言ですが、そのあとにこう続きます。
「二億年もすれば、元に戻る」
こういう発想を目にすると、十代の頃、SF を読み始めた当時の心躍る気持ちが一気によみがえってきます。目先の環境をどうこういってみたところで、2億年もあれば大陸移動の1回や2回、ってところでしょうか。小松左京の往年の小説を読むような感覚で最後まで楽しめました。某T先生のレベルだけが少々気になりましたが。
少し前に新しい方の掲示板に、人間も自然の一部であるという考え方があって、私はそれと正反対の立場ではないか、というような書き込みがありましたけど、人類だって動物の一種で自然の一部、地球だって宇宙の一部、だから僕らはみんな宇宙生物、みたいな発想はふたむかしも前の SF を読んでいれば基本中の基本なんですね。
往事のときめきを思い出したい人はどうぞ。
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きのうの中日新聞に、神奈川県で線路に落ちた高校生を同級生が助けた話が掲載されておりました。
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(略)他の乗客の協力もあって、男子生徒を無事救出した。男子生徒は右顔面の骨を折る重傷、○○君にけがはなかった。
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重傷を負ってるのに無事もないだろー、と感じたのですが、救出過程でなにごともないか、助けにいった方にけががなければ「無事救出」でいいんですかね。
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