とぜんそう2001年2月分

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01/02/02

【かつもく】
ええと、出典がむにゃむにゃなので適当に覚えてるやつでやっつけてみました(お笑いパソコン日誌2月1日分参照)。

ATOK12男子三日泡戯れ場刮目してみよ
ATOK13男子三日泡戯れ場刮目してみよ
IME95男子三日泡ざれ場かつ黙してみよ
IME2000男子三日泡ざれ場かつ目してみよ
NECAIIME95男子三日会わざれば刮目してみよ
松茸Ver.4.1男子三日泡戯れ場刮目してみよ
WXG Ver.4男子三日会わざれば刮目してみよ


ちなみに「きしくも」はすべて「岐宿も」と変換しております。


きのうの朝日新聞投書欄に掲載されていたホームからの転落事故関連の意見より。

 もう十年も前の話だが、シンガポールの地下鉄で奇妙な光景を見た。線路のホームは両側とも壁で覆われ、電車が止まった時だけエレベーターのようにホーム側の扉が開き、客が乗降できる。つまり、客が過ってホームに落ちることは絶対あり得ない。


私も10年ほど前にシンガポールに旅行したさいに地下鉄を利用したことがありまして、確かにあれなら転落事故は起こりません。ただ、ガイドブックによれば、あれは奇妙なわけでもなければ安全のためでもなく(安全もかねているのかもしれませんが)、ちゃんと理由があってああなっているんですね。

シンガポールはほぼ赤道直下のじつに暑い国でして、おもてを歩くと空気にさわれるのではないかと思うぐらいの温度と湿度。逆に建物の中は過剰ではないかと思うぐらい冷房がきいている(たんに室内外の温度の落差が大きいからそう思っただけかも)。去年も温暖化防止高環境保護高の国際会議が日本で開かれて、東南アジアの代表が、冷房の設定温度が高すぎて会議場が暑い、と文句を言う一幕があったそうです。

で、その冷房は地下鉄構内にも働いていてるんですが、電車を外から冷やしても意味はありませんからホーム以外の線路には当然ながら冷房はなし。おまけに地下鉄とはいえ西に向かう路線は大部分が地上です。

つまり、ほっとけばせっかく冷やした構内の空気が全部線路に逃げてしまうので、電車が入るとき以外はホームと線路を遮断している、というのが真相なのだそうで。安全のためだけなら線路全体を覆う必要はありませんよね。

とはいえ、通過する列車が多い新幹線の駅にもうけてあるような開閉式の柵ていどでも、あれば安全なのもまた事実。在来線では車両のドアの位置の不揃いや、行き先によって乗降位置を変えている場合もあるなど問題も多くありましょうけど、関係各位はひとつご検討を。

01/02/09

そんなわけで、「一太郎Ver.11」というか、ATOK14を導入。

例によってこの文章は原則として入力をそのまま変換するテスト(「話し言葉優先」)。といっても、最近小磯が恣意の戸田井町がよろしくないのが重なって気力がわかなくて。

うーん「こいそがしい」も変換しないのか>ATOK14

で、ATOK13だったかの頃に気づいたやつなんだけど、「運転士ながら携帯電話を使うな」なんて風に変換するのは直ってませんね。「ごてんい」を「御殿に」とやるのも一緒。

後、ATOK14の宣伝ページに「現/衆院/議長と/会談の/スケジュールを/調整した」が一発変換できるようになったなんて書いてありましたが、普通の人は「現衆議院議長」と核のでは。

うう、なんかここまで書いてみてATOK13に戻した方がいいんじゃなかろうかと思えてきました。なれてる文だけだけど。

ということで例のやつを更新

01/02/11

日本の高校の実習船とアメリカ海軍の潜水艦の衝突事故が起こったそうで、どうやら潜水艦の緊急浮上訓練が原因らしいとお昼のニュースが伝えておりました。

負傷者の早期快復、生存者の早期救助、死亡者の冥福などを祈りつつ、不謹慎にも「盲亀の浮木」なんて言葉を思い浮かべてしまうのはなぜ?


上の文章を書いているとき見つけたのですが、「しぼうしゃのめいふく」を「志望者の冥福」と変換するんですね>ATOK14

志望するなり結果も見ずに冥福を祈られても……。


ちなみに「ゼロ誤変換」とかを目指す ATOK14 の例文で「サイドからの攻撃」「多数党派の代表」「現衆院議長との会談」をきちんと変換するとマニュアルに書かれていますが、ちょっと例文を変えるとごらんのとおり。

「再度よりの攻撃」
「参加者の大多数党派の代表とで意見が食い違った」(大多数と右派の代表とで)
「現衆院議長と一緒に二回への会談に向かって歩く途中で」(二階への階段に)

最初のは日本語になってないし、あとのふたつは融通がきかないってことですね。かな文字からの変換ではこのあたりが限界なのでしょうか。

01/02/18

そんなわけで、一太郎Ver.11と同時に購入したマイクロソフトの Combat Flight Simulator 2をちょこちょことプレイ中。

困ったことになんだか調子が悪く、まず「フリーフライト」が動かない。シーナリーの読み込みが終わるといきなりゲームが終了してゲーム画面が消えてしまうんですね。おかげで練習飛行ができず、計器の見方も操縦桿操作による機体の反応も落ち着いて確かめることができません。

しかたなく「クイックコンバット」で実戦に突入してるのですが、まともに操縦方法もわからない状態なので、なかなか思うような戦果も挙がりません。おまけにこちらのモードでもなにかのボタンにさわると(たぶん側方や後方視認用のボタン)突然ゲームが落ちる。また、地表や海面に激突したり敵機に撃墜されてゲームオーバーになると(まだクイックコンバットのデフォルト設定(A6M2零戦4機対 F4U-1A コルセア4機のドッグファイト)で勝利したことがなかったりする、とほほ)、再出撃しようとしてシーナリーを読み込んだとたんに落ちる。

まだその先の「ミッション」も「キャンペーン」も試してないのですが、はたして動くのでしょうかね。まー当分というか技術的にも時間的にもこのままずっとクイックコンバットだろうから問題はないけど、まわりの敵機を視認できないのはちょっと痛いかも。推奨 CPU が Pentium II 350 MHz 以上になっているので、Pentium III 400 MHz だとぎりぎりなのか、あるいはなにかの常駐ソフトやドライバと相性が悪いのか。

クイックコンバットでの動きを見る限りはそんなに重そうでもないんですけどね。というか、遊び心地はかなり良好。やはりソフト的な問題なのかも。

それはさておき、このゲーム、テンキーのないノートでやってるので、ジョイスティックがないと動かせないらしい。最初はそんなこと知らずにたまたま同時購入したサイドワインダー ジョイスティックでやってたのですが、同僚が「なんだ、フォースフィードバックじゃないのか」と鼻で笑うので、本日サイドワインダー フォース フィードバック 2を購入。

買う段になってはじめてわかったのですが、機銃の反動やら空気抵抗による操縦桿の重さ、被弾や墜落の衝撃を内蔵のモータで再現する仕組み。なるほど、それで「フィードバック」なのね。こらすごいわ。

おまけに、マイクロソフトのフライトシミュレータソフトとサイドワインダー フォース フィードバック 2を期間中に買うと5000円をキャッシュバックするキャンペーンを実施中。べつべつに買っても有効ということなので、サイドワインダー ジョイスティックの分は十分ペイできると思ってとっとと購入してしまいました(泥沼)。

使ってみたらこれがまた快適。やみつきになりそうです。

選べる戦闘機は P-38 ライトニング、F4F-4 ワイルドキャット、F6F-3 ヘルキャット、F4U-1A コルセア、そして A6M2 零戦、A6M5 零戦、N1K2-J 紫電改。付属の「パイロットマニュアル」には第二次大戦の太平洋方面での作戦やら当時のパイロットやらの情報や談話満載。そっち方面のお好きな方は一度おためしください。


ZAKZAK を読んでいたら、「凍らないはずの「不凍湖」凍る!」という記事が。内容をみると、こんな感じ(朝日新聞もほぼ同様の記事掲載)。

 凍らないはずの「不凍湖」が凍った−。例年にない冷え込みが続く北海道で、17日までに支笏湖(千歳市)や洞爺湖(壮瞥町など)の氷結が確認された。
(略)
 日本最北の不凍湖といわれる支笏湖は、今月10日すぎ、岸辺から凍り始めた。ここ2、3日で、氷は湖面のほぼ全面に。千歳市によると、全面氷結すれば昭和53年以来、23年ぶりになる。

 洞爺湖も数日前から凍り始め、湖面の半分近くまで氷結した。壮瞥町職員は「洞爺湖が凍ったという話は聞いたことがない。少なくとも数十年ぶりでは」と話している。


23年前とはいえ過去に凍ったことがあるのに「不凍湖」の看板をはずさないって、なにかおかしいような気がするのですが。それとも専門用語なのかな。


ATOK14の文字パレットを使っていたら、「漢字検索」でややおかしなところを見つけました。

たとえば部首に「竹」と「木」を入力すると、「櫛」やら「篠」などの漢字が並んだ後ろにいくつかの「・」がくっついている。試しにそのうちのひとつを選んで「文字情報」ボタンを押してみると、これが JIS に入ってないけど UNICODE には入っている文字。

ATOK13ではちゃんと表示できたのにのに、どういう方針転換なのでしょうか。

01/02/23

ようやく21日からフレッツ ISDN が使えるように。

どう使うでもないけれど、とりあえずいつ使っても気にしなくていいというのは精神衛生上とてもよろしい。


マイクロソフトの Combat Flight Simulator 2で「フリーフライト」が使えない問題の回避策発見。

もしかして、CPU パワーがぎりぎりなのにゲーム中の画質がよすぎるのではなかろうかと考えて、メインメニュー画面で「設定」ボタンを押し、「表示」の「総合的な画質」がデフォルトで「4」になっているのを「1」にしてみたところ、無事シーナリーを読み終わったあとに飛行場で待機する零戦のコックピットが現れました。

その後、設定をひとつずつあげていってみると、「3」でも起動することを確認。あと少しだったのね(ただし、再挑戦ではだめだった)。周りを見渡してどうなるかなどはまた今度試してみる予定。

しかし、ゲームの要求するスペックがここまであがってきてるとは。

ついでに設定をあれこれのぞいてみると、「リアリティの設定」では「フライトモデル」は「簡単」で、「搭載制限」は燃料と弾薬が「無制限」、「兵器の強さ」は「最強」、「全体のリアリティ」は40%でした。

思わず「プレイヤーを無敵にする」にチェックを入れたくなりましたが、ぐっと我慢してとりあえずこの設定で研鑽を積むことにします。


22日の讀賣新聞の「編集手帳」に、高島俊男先生の『漱石の夏やすみ』がなんか賞をもらった話が。

だからというわけでもないだろうけど、『お言葉ですが…(5) キライなことば勢揃い』(高島俊男、文藝春秋)を書店で発見、確保。


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庵主:matsumu@mars.dti.ne.jp