アメリカ兵強姦事件 2008.02.11

建国記念の日、おだやかにと思いきや朝から物騒なニュースである。
女子中学生に乱暴、沖縄の米兵を逮捕 知事「極めて遺憾」
沖縄県警沖縄署は11日、女子中学生(14)に乱暴したとして、同県うるま市の米海兵隊キャンプコートニー所属の2等軍曹タイロン・ルーサー・ハドナット容疑者(38)を、強姦容疑で逮捕した。
調べによると、ハドナット容疑者は10日午後10時半過ぎ、同県北谷町北前の海岸部にある公園付近の路上に止めた車内で、沖縄本島中部地区に住む女子中学生に乱暴した疑い。
「キスをしたり、抱きついたりしたが、乱暴はしていない」と容疑を否認している。
ハドナット容疑者は同日午後8時半ごろ、同地区の市街地を友人と3人で歩いていた女子中学生に「(家まで)送ってあげる」と声をかけ、オートバイに乗せた。同県北中城村の自宅へ連れて行って乗用車に乗り換えたが、女子中学生の家には向かわず、北谷町へ行ったという。
女子中学生の友人が、「外国人のオートバイに乗って行った友達の携帯電話に連絡したら、助けを求められた」と通報。現場近くをパトカーで巡回していた警察官が急行、歩いていたところを保護した。
同県では、1995年に海兵隊員3人が小学生女児に暴行する事件などがあった。
仲井真弘多知事は県庁で報道陣の取材に応じ、「女性の人権を侵害する重大犯罪。決して許すことはできない。またもや、このような事件が発生したことは極めて遺憾で、米軍などに強く抗議する」と話した。(2008年2月11日13時36分 読売新聞)

アメリカ軍人が婦女暴行、そりゃ許し難い犯罪だ、ちゃんと処罰してほしい。
そう要求するのは当然であるし、私も厳罰を期待する。
先日、靖国神社にお参りした方が持っていた日章旗を奪い破った中国人がいた。
強姦も問題だが、これは傷害事件であるだけでなく重大な国家への犯罪である。
だが日本のマスコミは大きくどころか伝えない。
お茶の水駅で警官を線路に突き落として重傷を負わせた中国人がいたが、朝日新聞は人身事故としか報道しなかった。(07/12/23)
このような偏ってマスコミが強姦問題を一個人の犯罪ではなく、政治問題とすることに大きな怒りを感じる。
しかし不思議を感じる。
なぜ県知事が一強姦事件に遺憾であるとコメントを語るのか?
なぜこれが反基地騒動につながるのか?
この事件が岩国市長選挙(2/10投票)のあとだったので残念だというコメントをした方がいた。この事件があれば市長選がひっくりかえったのにという。発言者がどういう神経なのかよくわからない。無神経なのかもしれない。
なぜアメリカ兵の強姦事件が遠く離れた地の自治体首長選挙に影響するのだろうか?

しかし、ちょっとまってほしい
アメリカ兵であろうと日本人であろうと中国人であろうと、強姦は刑法犯で凶悪犯に分類される。(凶悪犯とは殺人、放火、強盗、強姦をいう)
犯人がだれであろうと強姦は大問題であり、処罰されなくてはならない。
しかしアメリカ兵が強姦犯だからといって反基地運動をするというのは、どう考えても論理的につながらないと考えるのである。
基地がある、兵隊がいる、兵隊が犯罪を犯す、だから基地がいらないというのは論理ではなく、えせ三段論法である。

いったい日本で強姦事件はどのくらい発生しているのか?
これは犯罪白書から見るとすぐデータがわかる。
罪名
2000
2001
2002
2003
2004
総数32561093581251369392836462533427606
殺人13911340139614521419
強盗51736393698476647295
障害3018433965363243656835937
暴行1322516928194122156823691
脅迫20472300237426252537
恐喝1892619566184031759514424
凶器準備集合3642303427
窃盗21311642340511237748822358441981574
詐欺4438443104494846029883015
横領57403667707393392346104412
背任4166564041
盗品譲受17312388298745195547
強姦22602228235724722176
強制わいせつ741293269476100299184
公然わいせつ15541771206224222391
わいせつ物頒布557454392375522
放火17432006183020702174
失火325429329300323
贈収賄100158164114100
略取・誘拐302237251284320
公務執行妨害20822354262130073129
住居侵入2097626686338724034837857
器物損壊87943145936196018230743226059
偽造90917671108331210313547
賭博278290300208249
暴力行為107111132156230
危険運転致死傷322308270
交通関係812639845909839267855809864569
その他30353582416345834587
犯罪白書各年度版より引用http://www.moj.go.jp

このように日本で強姦は毎年2000件くらい発生している。
このうちアメリカ兵の強姦事件が何件起きているのかネットで調べたがちゃんとしたデータは見つからなかった。しかし検索すると、1995年のアメリカ兵4名による強姦事件がたくさん出てくるのを見ると、少なくとも被害者が訴えた事件は少ないように思う。(データをお持ちの方教えてください)
アメリカ兵及びその家族による性犯罪を非難するウェブやブログは多い。
だが即断は禁物である。アメリカ兵と軍属による犯罪、性犯罪が多いのか、検証したのか?

いま日本で発生している外国人犯罪で第一位は中国人である。なにしろ刑務所の中の2.5%は中国人である。(外国人全体で受刑者の7.7%を占める)
日本にいる中国人が人口の2.5%を占めるはずがない。日本に320万人も中国人がいるとは思えない。(統計では中華人民共和国と中華民国合わせて56万人)
そして中国人による婦女暴行事件はどのくらいあるのかというと、毎年10件程度発生している。
これだけでなく中国人の強盗、殺人事件は枚挙にいとまがない。だからこそ受刑外国人のトップを占めているのだ。
単純に考えれば、この強姦事件で反基地闘争をするのであれば、強姦だけでなく現実に大量に発生している中国人犯罪をへきえきして、中国人帰れ、チャイニーズゴーホーム運動をしなければならないはずだ。
ところが実際はそのような運動をする市民団体はない。
そして現実には、日本のマスコミは中国人、韓国人の場合は国籍を表示しなかったり本名を報道しないことが多い。だから中国人や韓国人の犯罪は一般市民の目につかないのだ。
これこそが真の問題である。

私はアメリカ兵の犯罪を弁護するつもりはない。
しかしこの事件をアメリカの基地問題、反政府運動、反米主義につなげることには私は強く反対する。それは卑怯な戦法である。
これは強姦事件を利用した政治闘争なのである。
私はこの偏向報道、政治運動に疑義を呈する。
この事件にはマスコミや市民団体に踊らされずに冷静な対応が求められる。

そういえば、2002年の韓国大統領選挙のときにアメリカ軍の装甲車が中学生をひき殺した事故があった。それを政治闘争、反米闘争に仕立てた左派勢力は大統領選挙に勝ち、そしてどうなったのかといえば・・
韓国は道を誤ったのである。
それは方法を間違ったからであろう。
何を間違ったのかといえば、ひとつの事故や一つの犯罪を反米闘争や反政府闘争に利用して、国民を欺いたからだと私は考える。
そのような感情的とか針小棒大にして票を集めることは、政治的には卑怯で詐欺的行為なのである。
政治とはもっと大局を公平に見て、真の価値判断、あるべき姿を目指すことなのである。



あらま様からお便りを頂きました(08.02.11)
佐為さま あらまです
アメリカは日本だけでなく世界各地に兵隊を送っています。そして、世界各地でアメリカ兵による犯罪が報道されています。
逆に言えば、アメリカは世界的な展開をしていて、それによって世界の武力が均衡しているといえると思います。
更に言えば、日本はアメリカ人の青年の血で守られていると信じられているようです。何かがあれば、アメリカの軍隊が日本を守ってくれるだろうと思っている人が多いようです。
そういうわけで、日本には沢山のアメリカの青年がいます。
その青年が犯罪を犯すのが嫌なら、老兵を派遣してもらえばよいのです。
ヨボヨボのおじいちゃん兵が、果たしてハイテク兵器を駆使できるでしょうか ?
それとも、アメリカ兵を全て引き上げさせますか。
憲法で武器の使用が認められていない日本の自衛隊だけで、どう日本を守りましょうか。
少しぐらいの強姦事件なんて我慢しろ・・・なんて言っているわけではありません。
強姦のない世の中のために青年を排除せよ・・・という理屈が分からないのです。
あらま様 毎度ありがとうございます。
あらま様に反論するつもりはありませんが、論点が多々あります。
今回の犯人(?)は38歳といいますから青年ではないでしょう。ちなみにイラクに派遣されているアメリカ兵のかなりの数は50歳代という報道をみたことがあります。だから若者だからという論はありえないでしょう。ミラーマン植草さんだって若くはありません。(犯行当時45歳)
またアメリカ軍が世界の秩序(それがパクスアメリカーナであろうと)に寄与しているとして、強姦してよいという理屈はないです。
アメリカ兵の性犯罪が重大な国家的脅威であるというなら外交問題になるでしょう。しかし以前と違って逮捕権とか日本に移っていますから、単に少数の性犯罪をアメリカ軍の横暴と論じるのは筋違いでしょう。
私が書きましたように、中国人の性犯罪、殺人、カード詐欺、あるいは韓国人の強盗、偽造コイン、北朝鮮の偽造紙幣のほうが日本という国家に対する脅威であり挑戦です。
そういったことに目を向けず、単なる個人の犯罪を大騒ぎするのは主客転倒です。

ところで民主党の都議の酒飲み事故は誰も騒がないのでしょうか?
この事件の方が強姦事件よりも国家運営上は問題が大きいと私は思います。絶対今後立候補なんてさせてはいけませんね

酒気帯び運転で摘発された柿沢未途・東京都議会議員が、事故直後に現場に積もっていた「雪」を食べ、アルコール検査で「飲酒運転」をごまかそうとしていた疑いがある事が新たにわかりました。柿沢都議は12日午前、議員辞職したことを明らかにしました。
「先ほど、議長あてに自らの責任をとって辞職願を提出させて頂きました」(民主党・柿沢未途都議)議員辞職願を提出したのは、柿沢弘治元外務大臣の長男で、都議会・民主党の柿沢未途・都議(37)で、辞職願は受理されました。
柿沢都議は今月9日夜、板橋区の首都高速道路で自家用車を運転していたところ、壁に衝突しました。基準値を超えるアルコールが検出され、警視庁は近く、酒気帯び運転の疑いで書類送検する方針です。
事故当時、東京都内では雪が積もっていましたが、警視庁のその後の調べで、柿沢都議は、事故現場に警察官が駆け付けた際、現場周辺に積もっていた「雪」を食べていた事が新たに分かりました。警視庁は、アルコールが検知されないよう、雪を食べて飲酒をごまかそうとしたとみています。
柿沢都議は、近所の焼き肉屋で秘書らと酒を飲んだ後、同じ都議会民主党の同僚の女性議員の自宅に車で向かう途中だったということです。柿沢都議はNHK記者から転身し、 現在2期目でした。(08.02.12ヤフーニュースより)
小春様からお便りを頂きました(08.02.12)
こんにちは、佐為様。小春と申します。
米軍兵による暴行事件、二人の娘を持ち、かつ自分も女性である以上、死刑未満の極刑をお願いしたいと切に願う次第です。
(性犯罪者には人権はないと豪語しております…)
そしてマスコミの在日特定アジア人による偏向報道は知っていたつもりでも、こうして佐為様がつぶやかれた独り言を拝見して「あ、そういえばそうだよね?」と目が覚めた気分です。
しかしながら、私の家は米軍基地までわずか一〜二駅。
「Yナンバー」の車が往来を行くのはそらもう日常ですし、子供の保育園の真上を、機体に書かれている文字がはっきり見える高度で軍用機やチャーター機がすれすれに飛んでいく日々。
(中学生など「あの飛行機は音が静か」などと批評しています)
職場の近くには先日主婦へ銃口を向けたと問題になっている例の基地の補給廠があり、ますます他人事ではないんです。
秋には友好祭というものもございますが、在日米軍に対する裏側の恐怖はぬぐえないんです。
私にとっては在日特定アジアよりも、在日米軍のほうがよほど怖いです。
これって、結局どこまでその存在が生活に近いかっていうところでその人の考えが変わってくるんでしょうね。
そんなわけで、外交面に弱すぎる日本を憂う小春から、独り言を送らせていただきました。
寒さはまだ続きます、年度末に向けてどうぞご自愛くださいませ。
小春様 いつもお便りありがとうございます。
単刀直入に誤解を恐れずに申し上げます。
世の中は父母が蝶よ花よと育ててくれる環境とは大きく違います。現実はお金を稼いで生きていくことも楽ではなく、世の中のも治安も悪くなっているし、日本はそとから資源を買ってこなければ暖房もままならないのです。
そして世界には私たちだけが暮らしているのではなく、すきあらばよその国を盗んでしまおうという人たち、国々があるのも現実なのです。中国がいかに台湾を欲しているか、日本を欲しているかご存じでしょう。
良いか悪いかはともかく、日本はアメリカと同盟を組んで中国ロシアと対抗して、それなりに均衡しているというのも現実です。
また、アメリカ基地の悪は現実でしょうが、中国は清廉かといえばとんでもないことで、どちらかを選ばざるをえないとなるなら私はアメリカを選びます。
ただ、そのときアメリカ軍の基地をどこに置くかということはまた問題です。
環境ではNIMBYシンドロームといわれるものがあります。廃棄物処分場とか火葬場とか必要性は認識するものの自分たちの地域には建設して欲しくないNot In My Back Yard(自分の裏庭にはあって欲しくない)の略です。基地ももちろんそうでしょう。
私の言わんとするのは、理想の状態はないということです。あるのは次善の策、最善の選択です。
沖縄でアメリカ軍帰れというのは簡単ですが、横須賀と違い、沖縄からアメリカ軍がいなくなればもう中国の軍事支配下にはいるのは目に見えます。そういうのを日本人全体が選択するのかということになるでしょう。
もちろん選択肢はひとつではありません。日本が今以上に可能なら核兵器も含めて独自の軍事力を持ち、独立してい生きていくという選択もあります。私たちは日本全体でどう負担するかを考えなければなりません。
ただ、私の論は強姦事件を刑事犯罪でなく、政治問題とするのはおかしいのではないかということです。

小春様からお便りを頂きました(08.02.12)
佐為さま
お返事ありがとうございました。
申し訳ありません、佐為さまの独り言、誤解して受け取ってしまったようです。
今回の点は暴行事件を政治問題にしてしまっているところなのですね。
たしかにそれは違いますよね。
米軍兵の事件でここまで騒げるのであれば(基地返還含め)、もっと在日特定アジア人の犯罪に対してもっと強く騒いでもよさそうなものですが。
そう出来ないのは何の理由があるんでしょうね…
マスコミさんたちは、特亜の肩を持つと何か良いことがあるんでしょうか。
私には分かりません。
いろいろと思うことがあるのですが、うまくまとめられません。
もう少し考えてみたいと思います。
佐為さまの独り言は、いつも考えるきっかけになっていて感謝しています。
小春
小春様 毎度ありがとうございます。
ご理解いただいていると思いますが、私は今回のアメリカ兵の行為が良いとか目をつぶれなんて思ってはいません。
ただし、今回の事件は今後いろいろ調べないと本当にアメリカ兵の一方的なことなのかは不明です。もちろん承諾年齢以下だとか少年保護条例とかいろいろあるでしょうが証言だけで事件というのもおかしいと思います。
特定アジアに対する論調と、アメリカに対する論調の違い、中国人の犯罪に目をつぶり、アメリカ兵の犯罪を大ごとにする・・そういったスタンスについては社会正義という観点から許せないと考えております。
政治的スタンスではありません。
あらま様からお便りを頂きました(08.02.12)
老兵は死なず
佐為さま あらまです
あのう、佐為さまに怒りをぶつけているのではなくて、強姦事件→基地反対 ・・・と唱えている人たちに対しての意見でした。
大学の学長さんでさえも職員に手を出して逮捕されるぐらいですから、そういう点では(男性の性)、あまり年齢は関係ないかもしれませんね。
ところで、アメリカ兵の平均年齢ですが、ベトナム戦争のときは 19歳だということを聞いたことがあります。また、朝鮮戦争のときは 26歳だったという記事も読んだことがあります。
もちろん、そのときでも上官の中には、4〜50歳代の人もいるでしょう。
でも、ムーア監督の『華氏 9.11』の映画でも、イラクに派遣される兵士は「青年」だったと思います。
もしよろしければ、現在の日本に駐在しているアメリカ兵の平均年齢を調べる方法がありましたら教えてください。
小生が、ちょいと調べても出てきませんでした。或いは国家機密なんでしょうか ?
あらま様 毎度ありがとうございます。
50歳以上が何%とかというのを新聞か何かで見たのですが、今手元にありません。
今ネットで探しましたが具体的年齢が書いてあるのはないですね。
ベトナム戦争のとき兵士の平均年齢は19歳から20歳だったそうですが、現在は志願兵だけなので平均年齢が高いというのは間違いないようです。
次回みかけたら記録しておきます。
キンタロス様からお便りを頂きました(08.02.13)
「アメリカ兵強姦事件」を拝見して
お久しぶりでございます。
今朝、出掛ける前にテレビを見ていると大谷昭宏さんが出演されていました。
彼はその中で今回の事件の一報を聞いたとき、最初は岩国市長選が終わるまで沖縄県警は発表を控えていたのではないかと思ったとし、発生が選挙後だと知るとその後の発言では艦載機移転賛成派は事件の発生が選挙後で胸を撫で下ろしていることでしょうとしました。
こういう方というのは自分の本音が出ていることに気付いてないんでしょうね。彼自身がこの強姦事件が起こったときに、まず、岩国市長選の前に発生したのに警察、国家権力がそれを隠蔽したかもしれないと思い、選挙後に発生したと判った時、選挙前だったら岩国市の選挙が別の結果になっていたのにと思っているということに気付いていません。彼は基地移転賛成派は被害者のこと等よりも選挙のことのみを気にしているかのように仰いますが、それは彼自身なんですよね。

話は変わります。どうでもいい話ではございますが、デスノートは悪魔のノートではなく、その名の通りの死神のノートです。基本ルールとして、ノートに名前を書かれると40秒以内に死にます。死因を決めたり、日にちを決めたりをすることはできますが、例外を除いて23日以内に死にます。不死などと書いても23日以内に死んでしまいます。というマジ突っ込みは空気が読めてない証拠ですかね。話の内容はとある天才が死神のノートを手に入れ、犯罪者を抹殺し、犯罪者のいない理想の社会を築き、自分はその理想世界の神となろうと考えます。それを邪魔するものは警察だろうがなんだろうがノートを使って抹殺していきます。そこにもう一人の天才がライバルとして出現し、頭脳戦を繰り広げるという話です。
キンタロス様 毎度ありがとうございます。
やはりね、そういうお考えの方は、ご自身が偏っているとは絶対に考えないでしょうね。
語るに落ちても気がつかないのでしょう。
マスコミはそういう応答に突っ込まなくちゃいけないのですが、突っ込む人はいないですよね 
デスノートとはそういうものですか!
恐るべし、デスノート

トマトスース様からお便りを頂きました(08.02.14)
沖縄米兵女子中学生強姦事件に思う
ふと、小熊英二さん(社会学者、慶應義塾大学助教授)の『日本という国』理論社(2006年)で紹介されていたエピソードを思い出しました。
1995年09月04日、沖縄県に駐留する在日米軍兵士3名が12歳の女子小学生を拉致して集団強姦した事件(沖縄米兵少女暴行事件)が発生したとき、小熊英二さんはインドに滞在していました。
そして、インド人の知り合いがとても不思議がっていたというのです。なぜ、このような事件がおきたのに、日本の「右翼」は日本刀を引っさげて米軍基地に乗り込まないのかと。
当時の(いまでも?)インドでは「ヒンズー・ナショナリズム」が高揚していました。おそらく、インドでおなじような事件が生じたら、米軍基地に殴り込みをかけるような「愛国者」が数多《あまた》いるということなのでしょう。それはそれで「うらやましい」ことではあります。
(※とはいえ、(トマトソース)は「戦略的・平和主義者」ですから、知り合いの「右翼・民族主義者」諸氏が日本刀を持って米軍基地に乗り込むと言ったら必死で止めますが・・・)
日本刀はともかく、街宣車で米軍基地ゲート前に乗りつけて猛抗議を行なった「右翼・民族派団体」というのは、1995年の時点で存在したのでしょうか? いま現在いるのでしょうか? ぜひ、居て欲しいものです。そういう人たちは(たとえ他の点で意見の相違があったとしても)「ホンモノ」だと私は思います。
トマトソース様 毎度ありがとうございます。
あなた様からのコメントをいただいてうれしいです。このウェブサイトには、私は朝日新聞のように一方の意見しか載せないのか、あるいは一方の読者しかいないのではないという証拠になるからです。
いろいろな見解があります。
いわゆる右翼が本当の愛国者ではないからかもしれません。これはよく言われているからご存じでしょう。靖国神社前でスピーカーでがなりたてるのは真の右翼ではありません。
1995年のことは私はよく覚えていない。しかし、過去のことでなく今回の事件で危ない所に子供が出かけ、乗せてーというあたりアブナイとしかいいようがない。そういう点を指摘するネットの書き込みは多い。週刊新潮でも書いてました。
ホンモノもニセモノもそういった背景をみて二の足を踏んだのではないですか?
知事が抗議とか言ってますが、客観的に見てどうなんでしょうねー
児童保護とか買春の被害者だという理屈は日本ではあるのですが、外国を歩きまわっているアメリカ兵にあったかどうかわかりません。
日本の常識は世界の非常識という言い回しもあります。
お互いに気をつけましょうね

沖縄解放青年同盟様からお便りを頂きました(08.02.15)
管理人の無知を哂う
ww5d.biglobe.ne.jp/~sitahaku/infowave/humanrights/crimepic.htm
このサイトを見ればわかるように沖縄県民と米軍による犯罪は隣り合わせである。太平洋戦争中唯一の地上戦となり多くの民間人が犠牲になり(日本軍による集団自決強要など)戦後も日本国内の米軍基地の75%が集中している沖縄。その歴史を深くしろうともせず中国人の犯罪などにすりかえる管理人の無知を私は悲しむというか哂いたくなるのである。
沖縄解放青年同盟様 お便りありがとうございます。
残念ながら、ご教示いただいたサイトは危険ということでウイルスバスターが阻止してしまいました。きっとアブナイところなのでしょう。
ところで、沖縄を何から解放するのでしょうか?
私たちを不法入国、不法滞在の中国人から解放してください。
竜様からお便りを頂きました(08.02.16)
米軍事件について
はじめまして。
自己責任論にNO 女性団体、立ち上がる 米兵事件
女たちの会の高里さんは「沖縄の生活も知らずに『夜出歩く方が悪い』と非難していては、なぜ米兵の性犯罪がなくならないのか問題の本質を見誤る」と言う。
http://www.asahi.com/national/update/0216/SEB200802160003.html
自己責任論にNO 女性団体、立ち上がる 米兵事件(2008年02月16日11時31分)
在沖縄米海兵隊員が女子中学生を暴行したとして逮捕された事件で、沖縄や東京の女性団体が抗議行動に立ち上がる。米兵による性犯罪が起きるたび、「ついてゆく方も悪い」などと被害女性に責任を転嫁し、根拠もなく中傷する物言いが繰り返されてきた。今回もインターネット上などで同様の現象がある。その風潮が変わらない限り被害はなくならない、との思いが集会に参加する女性たちにはある。
「危険な場所に出かけていくような行為は慎むべきだ」「うろうろしてたらアメジョと思われるだけ」。インターネットの掲示板には海兵隊員の逮捕直後に事件を語る投稿欄がいくつもできた。被害者や米兵と親しい女性たちに関するそんな書き込みであふれている。
「アメジョ」は、米兵と親しくする女性たちを快く思わない人たちが反感を込めて使う言葉だ。
「沖縄のことも被害者のことも何一つ知らない人たちが、被害者を中傷することだけは、絶対に阻止したい」
「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」共同代表の高里鈴代さん(67)はそんな思いも込め、19日に沖縄県北谷町で緊急女性集会を開く。
事件直後に出した抗議声明で、米側への要求の一番目に「被害少女への精神的ケア」を掲げた。「あなたは悪くない。痛みを共有しています」と少女に伝えたかった。
会を仲間とつくったのは、95年の米海兵隊員ら3人による少女暴行事件がきっかけだった。
数年前にあった米兵による暴行事件の公判を傍聴したときのことが忘れられない。証言台に立った被害女性に、米兵の弁護人が尋問した。「あなたはアメジョですか」。被害を訴えればこういう目に遭う、という見せしめだと感じた。
基地内に連れ込まれて乱暴された女性が、周囲の中傷に遭い、県警に出した被害届を取り下げたケースも見てきた。
今回、被害に遭ったのは14歳の中学生。日曜日の午後8時半、アイスクリーム店から友達と出てきたところを米兵に声をかけられた。店の場所は繁華街とはいえ、家族連れも出入りする商業施設。基地の集中する県中部の沖縄市では、市民の生活圏と米兵たちが余暇を過ごす場が重なっている。街に出れば米兵と行き会うのは日常のことだ。
同世代の子たちはどう感じているのか。
県中部の高校2年の女子生徒(17)は「繁華街に出かけると、米兵にプリクラや携帯電話の番号を交換しようと話しかけられることも多い」と言う。米兵の友達もいるが、危険な目に遭ったことはない。「米兵の友達を作ることが悪いんじゃなくて、悪いのは性犯罪をする人でしょ?」
犯行現場近くに住む女子中学生(15)の門限は午後8時。でも、被害少女が「夜遊び」をしていたとは思わない。「米兵ってどんな人たちなのか、知ってみたくなったんじゃないのかな」
女たちの会の高里さんは「沖縄の生活も知らずに『夜出歩く方が悪い』と非難していては、なぜ米兵の性犯罪がなくならないのか問題の本質を見誤る」と言う。高里さんらと連動し、東京でも19日、「アジア女性資料センター」など三つの女性団体が抗議デモをする。

この記事を見て、なぜ米軍の強姦事件だけが取りざたされるのか疑問に思って、犯罪白書とかを色々と調べてみたのですが、検索して、こちらのHPがヒットしまして、読ませていただきました。
まさに私が言いたいことを代弁してくれているかのようで、なんだかうれしくなりました。
さて、感想はおいておいて、ミクシィ上の日記において、「独り言」内の米軍事件の記事を引用させていただきましたので、ご報告します。
最後に、メディアが全うな報道をしない世の中、ちょっとでもメディアが報道しない(できない)ようなことを、せめて自分の周りくらいには、真実として周知していきたいなと思っております。
これからもよろしくお願いします。
では、失礼します。
竜様 お便りありがとうございます。
まず、私はどこにでもいる市井のオヤジでありまして、難しいことはわかりません。しかし常識はあるつもりです。
昔から盛り場とか怪しいところはありました。そして、まっとうな女性はそんなところには行きませんでした。いやまっとうな男性も行きませんでした。
親は子供にそんなところに行っちゃいけないと教えるのが義務というかしつけだったのです。
李下に冠を正さずといいます。私たちは悪いことをしないだけでなく、疑われるようなことをしては身の開きが立たないのも事実です。
自己責任論にNOというのは勝手ですが、周りがそう受け取るか否かはご本人が決めるわけではありません。

tono様からお便りを頂きました(08.02.19)
最初に、犯人の米兵は厳罰に処されるべきと考えます。
しかし、
夜の八時半に繁華街で、見知らぬ大人のオートバイに、自らの意志で乗る。
一般には、この時点で「合意」です。
突然拉致され、テープでぐるぐる巻きにされて輪姦された平成7年の事件とは異質の物です。
思えば、日教組や人権屋等の大人達は「規則には疑問を持ち、自由を謳歌せよ」「権利を行使せよ」「セックスはたくさんせよ」「もてる女の子は良い子」「9条があり、無防備ならば安全」「セクハラは訴えよ」と教えてきています。
被害者の中学生は、正に教え通りの行動を取りましたが、相手が悪く斯かる結果に至りました。
私の母は、終戦時12歳でしたが、周りの大人にやかましく言われたそうです。
「髪を切れ!」「外出は顔を汚してからしろ!」「男物の服を着ろ!」
此処までとは言いませんが、人の勢だけにしていても「被害者」は減らないし「被害者」は大人達ではないことが多いのです。
それでも、大人達にとっては「悪いのは米兵だけ」でなくては困るのです。
沖縄県の仲井真弘多知事や沖縄市の東門美津子市長は、少女の年齢を知って絶句し、沖縄人権協会の福地昿昭理事長も「平成7年に起きた少女暴行事件を想起させる。『再発防止』『二度と起こらないように』という言葉が何遍も繰り返されてきたのに」と指摘しています。
何度も繰り返されているのに、大人達は13年間もその危険性と防衛方法を教えずにいたのですか?
更に一番怒りがこみ上げているのは、如何に軽率であったとは言え、被害に遭い心身に深い傷を負っているであろう中学生を利用し己の思想の扇動に利用している大人達です。
少女は狼男の被害者であると同時に「人権」を語り少女の「警戒心」を解除し続けている大人達の被害者であると思います。
犯罪にあった後で、犯人が悪いから訴えれば良いと言ったところで、犯人が死刑になったところで、負った深い傷は完治しません。
最後に、私も現在の米軍の駐留は必要と思いますが、斯様な軍事と関わりのない犯罪に対する、司法権や犯人の拘束権等は、当然日本側に置くべく「地位協定」の修正は急務であると思います。
これが、軍と犯罪者を分離する事にも繋がり、米軍兵士への抑止力にもなると思います。

思うことが多すぎて、長文・乱筆に至りました。
意を読み取って頂ければ幸いです。
tono様 お便りありがとうございます。
厳罰に処する前に、事件の真相をはっきりさせる必要がありますね。
裁判にもならないうちに、誰が悪いのか悪くないのか、少なくとも私にはわかりません。
そして、tono様がお書きになったように、今後は親も教師も子供たちをちゃんと管理監督しなければなりません。
子供、児童がなぜ保護されるのか?大人なら犯罪でも子供が罰せられないのはなぜとなれば、子供は責任能力がなく保護され育成されるべきしろものだからです。
それをひとりでに安全であるべきだ、と思うのは勘違い
ぜひ今回立ち上がったオバサン、議員、教師のみなさんは、以降、子供たちのしつけ、行動監視をしっかりしてほしいものです。
そして事故が起きたら、保護者である己の責任であると覚悟しましょうね

行雲流水様からお便りを頂きました(08.03.02)
はじめまして
北海道の二児の母です。
二、三日前にこちらを知りました。
さて、沖縄少女暴行事件についてですが、既出かもしれませんが…
北海道のアカ新聞の記事の最後の方に『少女側は弁護士をつけ、軍曹が沖縄県外に出ることや不起訴となっても、賠償請求訴訟を起こさないよう求めてと言う』と出ていて、どういう事かなあ?と思っていたのですが…
私も娘を持つ母親で、この娘がもし本当に暴行を受けてたら、と想像すると…とてもいたたまれませんが…今回の騒動にはすごく違和感を感じてました。
やっぱり今は物騒な時代だから、娘を外に出す時は非常に気を使うしそれでも、この手の事件は米兵を関係なく全国各地で起きてます。
一人の米兵がやった事に対して「だから米軍は!」と言うのは、一人の新聞記者が例えば犯した犯罪に対して「だからマスコミは!」と言うのと同じだと思うのですが、あの人達は言いませんよね?
と、言いたいことがありすぎて支離滅裂になってしまいました。
初めてなのに申し訳ありません。
二人の子供達にも、日本人として生まれた事を真に誇りに持ってもらいたいので、貴サイトを応援いたします。
今後とも宜しくお願い致します。
行雲流水様 お便りありがとうございます。
私が高校生の頃でしょうか?もっと前かな? カークダグラスの「非情の町」という映画がありました。占領下のドイツでアメリカ兵の強姦事件でした。
いたく感情移入してしまった記憶があります。なにしろ記憶力だけはあるのです。
このような事件は、犯罪が犯罪なのでおもしろおかしく取り上げるべきものではありません。しかし今回の事件はどうもつじつまが??
ともかく、継続してウオッチしていきましょう



沖縄婦女暴行事件 その2 2008.03.02

日本の政界、サヨク団体を動かした国家的大運動となろうかと思われた沖縄中学生強姦事件はなんか尻つぼみ、腰砕け、竜頭蛇尾に終わりそうである。

沖縄県で米海兵隊員が中学3年の女子生徒を乱暴したとされる事件で、那覇地検は29日、強姦(ごうかん)容疑で逮捕・送検されていたキャンプ・コートニー(うるま市)所属のタイロン・ハドナット2等軍曹(38)を不起訴にしたと発表した。
生徒が29日夜、告訴を取り下げたためで、地検は2等軍曹を釈放し、身柄を米軍に引き渡した。在沖縄米軍関係者によると、身柄は米海兵隊の憲兵隊が拘束している。憲兵隊は「なお容疑は残っており、米軍としても調べる必要がある」と説明しているという。
地検によると、生徒は県警の事情聴取に対して積極的ではなく、地検の調べに移ってからは「もうそっとしておいてほしい」などと話していたという。
29日夜に記者会見した那覇地検の山舖(やましき)弥一郎検事正は「被害者の意向を最大限尊重しなければならない。法律上、告訴の取り下げがあったので粛々と(不起訴)処分を行った。被害者の気持ちを考えると、他の罪で起訴することは適当ではない」と説明した。強姦は親告罪で、被害者の告訴がなければ立件できない。
沖縄県警は2月11日未明、同県沖縄市中心部で同10日夜に知り合った生徒を乗用車で同県北谷町へ連れて行き、公園近くの路上に止めた車内で暴行したとして、2等軍曹を逮捕した。2等軍曹は女子生徒の体を触ったり、キスしたりしたことは認めたものの、「乱暴はしていない」と一貫して容疑を否認していた。
事件を受け、県議会と県内全市町村議会が在日米軍に対する抗議決議を可決するなど、米軍への反発が高まっていた。米軍側も米兵の外出を禁止するなど綱紀粛正に乗り出したほか、日米両政府が再発防止策の策定を急いでいる。
読売新聞 - 02月29日

いったい連れ去られたのか、ついて行ったのか、自分から行ったのか、強姦事件だったのか、和姦だったのか、性行為があったのかなかったのか、真相は当事者しか分からない。ネットでは狂言ということさえいわれている。
部外者である私には事件の真相とか、この子の真意など私にはわからない。
興味があるのは、これで大騒ぎした諸団体、マスコミ、政党はどうするのかということである。
いや、案ずるまでもなかった。ちゃあんとそれなりの対応を示している。
上記読売と下記に示す毎日の論調の違い、感情たっぷりの記述の違いは、まさに報道と小説の違いである。

「そっとしておいて」。
被害を訴えた中学3年の少女は、そう言って告訴を取り下げたという。
書き出しから小説っぽい
「告訴を取り下げたという」とは困りました。「強姦されたらしい」なんて理由で告訴されたらたまりません。報道の世界にはイチかゼロしかありません。いやしくも新聞に「・・らしい」とか「・・という」なんて述部はご法度です。
沖縄県北谷(ちゃたん)町で米海兵隊タイロン・ハドナット2曹(38)が少女を暴行したとされる事件は、少女の告訴取り下げで突然「終結」した。
「暴行したとされる事件」ですか?
なるほど「暴行事件」でなく「暴行したとされる事件」で大騒ぎですか
容疑者が否認の場合、立証にかかる被害者側の負担は重い。
通常強姦事件の場合、着衣に破れや身体に怪我があれば立証されたものとみなされる。負担が重い軽いではないとは思う。
沖縄では、重圧がかかった少女を守れなかった悔しさと、繰り返される米兵による事件を罰することができないやるせなさが交錯した。
沖縄とはなんだろう?
沖縄県民すべてを代表した発言なのだろうか?
レトリックに凝るのは証拠がないときといわれる。
朝日新聞なら「私たち」と書くところですよ
◆那覇地検
「本日、被害者から告訴取り下げがあり、午後8時42分に海兵隊2曹を釈放した」
29日午後9時45分、那覇地検の山舗(やましき)弥一郎検事正は報道陣を前に沈痛な面持ちで切り出した。
鎮痛いや沈痛かどうか?
新聞に書く形容詞ではない。
それに読売や朝日とのニュアンスが相当違うのはなぜ?
取り下げ理由については「それを言うと被害者の気持ちに反する。コメントできない」と硬い表情のまま。記者からたたみかけられて初めて「そっとしておいてほしいということのようだ」。
読売にも朝日に「硬い表情」はない。
要約すると「記者はそう感じた」ということだけのようだ。他紙の記者はそう感じなかったというわけか。
「告訴がなければ不起訴にするほかない」と語り、親告罪の捜査の難しさをにじませた。
言葉の意味を取り違えているのだろうか?
「告訴がなければ不起訴にするほかない」とは「親告罪の捜査の難しさ」ではなく「それこそが親告罪」ということに過ぎない。記者は勉強不足である。
◆県民らは
米兵の釈放に対し、県民や自治体幹部らからは失望と落胆の声が聞かれた。
県民とは誰ですか? 自治体幹部とは誰ですか?
すべての県民や自治体幹部を代表した発言としてみなせる根拠を知りたい。また、首長でない自治体幹部の意見が一般市民よりより重要であるという理由も聞きたい。
米軍普天間飛行場の県内移設に反対するヘリ基地反対協代表委員、安次富(あしとみ)浩さん(61)は「週刊誌が少女にも非があるような書き方をしたし、警察の事情聴取につらくなったんだろう」と悔しさをにじませた。
少なくとも夜そのような場所にいることは清廉潔白、李下に冠を正さずとは言えまい。そしてもちろん週刊誌を名誉棄損で訴えることもできる。だが名誉棄損も親告罪(刑法232条1項)であるから、他者が訴えることはできない。
宜野湾市の高校教諭、宮城千恵さん(49)は「勇気を出して訴えた少女を守れなかったのが悔しい」。
「守る」とはどういう意味なのでしょうか?容疑者を有罪にすることなら攻めること?「そっとしておくこと」のほうが「守る」というニュアンスに近いかも?
容疑者とされたアメリカ兵の人権を守ることはどう考えているのでしょうか?
容疑者の人権を守れてよかったと語った人もいるかもしれない。
同市の伊波洋一市長(56)も「犯罪事実があるのに、親告罪という理由だけで裁けないのはやりきれない」と話した。
もうかなりいっている方々の発言であるが、この市長さんの発言がすばらしい。
「犯罪事実がある」
誰が立証したのか? まわりが考えている以上に地検が調べたでしょう。
「親告罪という理由でさばけないのが悔しい」
この子は14歳 承諾年齢が14歳だから性行為があったとしても無条件に犯罪にはならない。同意してたかどうかが論点である。承諾年齢以上で親告罪であっても裁かれたのでは、性行為をしたとして相手側はいったいどうすればいいんだ!?この世は法律のないジャングルになってしまう。
ところで本当に市長はこう語ったのでしょうか?
◆苦渋の捜査
県警は終始ぶれない少女の証言に信ぴょう性があると判断。少女の心をケアするためにカウンセリングもしながら調べを進めた。
真偽は知らん
だが、タイトル以外どこに苦渋であったかが書いてない。ものすごいタイトルをみて週刊誌を買うと中身がないっていうあれだな
一方、ハドナット2曹は「体は触ったが暴行はしていない」と基本的に強姦(ごうかん)容疑を否認。
県警は、供述が少女の説明と食い違う部分もあり、車内の微物鑑定を進めるなど慎重に裏付けを進めた。
しかし、公判に持ち込まれた場合、女子中学生が被害について法廷で自ら証言しなければならない場面も想定される。
容疑者の人権を守るために最大限のことを求めるのも人権擁護派の特徴ですよね
被害者の人権より容疑者の人権をという言葉を語ったのを聞いたことがある。
ある捜査幹部は公判を通じて少女が受ける「二次被害」について「耐えられるか心配だ」とも話していた。
これに関して読売も朝日も書いていない。毎日の記者の思い込みでない事実かどうか?
また、ネット上に少女を中傷する書き込みが登場するなど、事件は社会的に予想外の波紋を広げた。告訴取り下げにはこうした背景もあったとみられる。
予想外に波紋を広げたのは新聞社をはじめとするマスゴミ、大きくしたご本人であるマスゴミはこれで納まっては振り上げたこぶしを下ろすところがなく、恥をかいてしまいました。困ってしまい、このような文末にしたのではないのでしょうか?

少なくとも、毎日新聞のこの記事は報道ではなく、記者の主観が大きく入っている。ルポではなくフィクションあるいは意見広告もどきである。
監査ではこのような形容詞、副詞が多い言い回しや文章は価値がない。真実をたんたんと語るに卓ものはない。
どうしてもアメリカ兵を悪者にしたい、犯罪を立証したいというなら、言葉ではなく、事実を積み重ねるのが唯一で最善の道である。
「犯罪事実がある」というのは空しい以前に誹謗と訴えられる危険がある。
悔しい、残念、やりきれない、そういう言葉には一銭の価値もない。
言論の自由を有効に使うには、それなりの作法がある。その作法を知らない、使えない、使おうとしない者には言論の自由は猫に小判なのだろう。
親中派は食品問題から国民の目をそらそうと、この事件(?)に飛びつき、大々的に報道してアメリカと政府を糾弾してきたものの、状況を調べるにつれて犯罪でなさそうになって非常に困ったのではないか。
国民の関心がより重大な中国からの輸入食品に戻ってきて、中国や政府に一層の圧力をかけることを期待する。

次は朝日新聞である。
●米兵釈放 「そっとしておいて、と」 地検「適正捜査」 「そっとしておいてほしい」。沖縄県で女子中学生を暴行したとして逮捕された米海兵隊員(38)が29日に釈放された理由は、女子生徒側の告訴取り下げだった。
おお!これまた文学的な書き出しだ。私も見習わねば
地元には戸惑いも広がったが、キスを迫り暴行しようとした行為は、これまでの捜査で浮かび上がっている。米軍基地と隣り合わせに生きる住民らの不安は消えない。
「浮かび上がって」とはマスマス文学的表現である。だが事実のみを相手にする監査の世界では意味がない。
那覇地検では29日午後9時45分から、山舗(やましき)弥一郎検事正が隊員の釈放について説明。集まった約20人の報道陣に「被害者が告訴を取り下げたため本日付で不起訴処分とし、釈放した」と淡々と語った。
朝日は「淡々」、毎日は「沈痛」
この違いはいかに?
被害者が告訴を取り下げた経緯については「いつからかは言えないが、きょう突然言い出したわけではない」「そっとしておいて欲しいということのようです」などと話したほかは、詳細な説明を避けた。
朝日は主観を含めずに記述している。
ここで問題だが、「きょう突然言い出したわけではない」とはいつからか分からないがこの時点より前から言っていたという事実であり、それは親告罪であるならその時点で犯罪でないということになるのかな?犯罪でないものを報道し、反米騒動をしていたということになる。
告訴が取り下げられなければ起訴できたのかどうかについても「事実が存在したかどうかではなく、告訴がないと公訴が提起できない。訴訟条件がなくなっているわけで、それ以上でも以下でもない。
これもまた主観を交えていないことを評価する。
コメントすることは適切ではない」と述べるにとどめ、隊員の供述内容についても明らかにしなかった。
毎日の記事と異なる。真実はどちらなのか?
ただ、県警による逮捕など一連の捜査の是非について問われると、険しい表情を浮かべて「適正だった」と語気を強めた。
県警は適正でないとは言えないだろう。またそれを否定する根拠もない。
告訴がなくても立件できる他の罪名で捜査を続ける可能性については「被害者の気持ちを考えると、他の罪で公訴提起するのは適切でない」と述べ、否定した。
(朝日新聞2008年03月01日)
承諾年齢以上で親告罪ならしょうがないのでは

朝日新聞の記事は感情的でなく冷静、論理的である。
いったい毎日はどうしてしまったのでしょうか? 今までのアメリカ軍憎しの報道との連続性を尊重したのでしょうか?

なお学問的な論評はわが師KABU先生がしているのでそちらをご参考に願います。

最後に蛇足ではあるが、この記事を書いた毎日の記者は読売の記者にご教示を賜るべきと考えるのは私だけであろうか?



藤様からお便りを頂きました(08.03.11)
報道における事件の重要度に対する愚見
お久しぶりです。藤でございます。
と言っても書き込み自体は一年近くこのHPとはご無沙汰になっていましたので佐為様に置かれましては、私のことなどお忘れかもしれませんが…
さて、閑話休題。
最近巷では中国産の食品の危険性が騒がれたか思うと、
今度は自衛隊のイージス艦が漁船と衝突したことが騒がれたり、
はたまた、沖縄で米兵が女子中学生に性的な暴行を働いたと騒がれている。
という昨今であります。
実際問題、上に述べた事件のうち最も我々日本国民にとって重要な事件は何かと言うと、紛れも無く全てのわが国の国民の食生活というあまりにも身近な日常生活に関わる中国産の毒餃子が明るみにでた事件だと思う次第です。
この中国産の食品への不信感は中国の公安当局の閉鎖的かつ非協力的な態度によりいまだ事実が解明していません。
そうした中で、イージス艦が漁船にぶつかっただの、沖縄で米兵が婦女子に何かけしからんことをしただの、という揚げ足取りのようなことをスキャンダラスに報じて、中国産毒餃子への追求をうやむやにするのではなく、本当に多くの国民にとって必要で重要な情報を提供し、追求してこそ本当のジャーナリズムだと思うのです。
が、悲しいかな日本のマスコミは国民の生活の根底に関わる事件より適当な敵役を祭り上げて叩くことに異様なほどやっきになっているように思えてなりません。
自分にとって本当に重要な無関心であってはならない情報とはいったい何なのか、それをよくよく考え無ければ、我々日本国民の無知と雷同は救いがたいものなってしまう。今日にいたり、益々個々人のメディアリテラシーが必要とさせる時代になったと改めて痛感する今日この頃なのであります。
藤様 お便りありがとうございます。
常識で考えると、藤様のおっしゃるとおりですが、日本のマスゴミは常識はないようです。
本日の朝日新聞の社説は日本人の命より、中国人の要人のご機嫌の方が重要だそうです。
もちろんイージス艦と衝突した漁師の命よりもそれをダシに反自衛隊運動をするのが目的で、沖縄女子中学生が強姦を取り下げたのが残念至極だったでしょう。
日本人は覚醒しないといけません。
それこそ、殺されてしまいます。

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