中国製品の安全性 2008.02.03

2008年の最初の話題、大騒動は中国食品である。
何年後かに読まれる方が話題を知らないかもしれないので概要を記しておく

2007年末頃より、冷凍食品の餃子を食べた人が多数食中毒症状を呈した。調査結果食中毒ではなく、外国で殺虫剤として使われていたメタミドホスというものが混入していたという事件である。
  1. 混入というのは誤ってというニュアンスがあるが本日時点、故意か過失か事故か事件かテロか不明である。
  2. メタミドホスは日本で使用禁止なので毒物劇物の指定を受けていない。
    法的に毒物でなくてもLD50が30mg/kg(ヒト)とのことで、間違いなく毒物である。ちなみに青酸カリのLD50が10mg/kgであるからかなりの猛毒である。
被害者は重体となった方、入院した方、軽度の方まで合わせて千数百人(2/3時点)であり、今後ますます増えることは間違いない。
この冷凍食品の毒物汚染の解明はこれからに期待するしかない。しかしながら、中国の企業であれば真相解明は困難であろうと思う。

この事件について私は報道された以上の情報はなく、毒性について語るほどの知識もない。
そこで竹島と同じのりで一文を書く。
要するに、この問題がどのように取り扱われているかを考えたい。


現時点多くの消費者は中国食品を避けている。
これは一過性のことではないだろう。
反中とか反米という価値観の延長では己の命を守ることはできません。
良く考えて、良いものを選んで食べること、それしかありません。
地元の旬の野菜を買って食べる地産地消がというのが一番自然なのではないのでしょうか?

この事件の結末がどうなるのかわかりませんが、日本の消費者が食の安全を考えて購買行動に反映することを期待したいです。
もちろん食べ物だけでなく、おもちゃや衣類、家具みんなそうです。
安くても毒のあるもの、有害なもの、廃棄時に害のあるもの、みんな避けましょう。


本日の総括

案外、浮かれていた日本人が反省する良い機会かもしれません。
 古館さん、グッドジョブ 




川内様からお便りを頂きました(08.02.02)
佐為様、今晩は川内です。お久しぶりです、暫く音沙汰なく大変失礼しました。
さて、先月の30日(水曜日)千葉県と兵庫県で中国製の餃子を食べた家族が中毒を起こす事件がありました。はっきり言って怖いものですとは言え中国製の食品は以前から危険を指摘されてるのに何も対策とらなかった行政も考えものです。しかし今の日本の食糧自給率が39%国内ではまかえきれないのが現状、私が農業を始めても自給率が上がる訳でもないし難しいものです
お話が二転三転してしまい失礼しました。
川内様 いつもお便りありがとうございます。
中国の毒餃子騒動はひろがるばかり・・・
実を言いまして、我が家でも家内が千葉コープから買う予定だったそうです。
しかし「一口餃子」とあったので、私の大口には合わないと止めて手作り餃子にしたそうです。
はたしてそれが良かったのか、食べた方が良かったのかちょっと考えるところです。
おっと、大口って、ほらを吹くことじゃなくて、口が大きいってことですよ

川内様からお便りを頂きました(08.02.08)
佐為様、今日は川内です。いつも恐れ入ります、ほらの大口と大口をかけるとは恐れ入りました。
手作り餃子の方が大きさや具の量を決められて美味しくいただけるかと思います
さて、今週の水曜日生協のビルにて毒餃子の抗議活動に参加しました。5歳の女の子が毒餃子で死にかけけたにも関らず平然としているなんて怒りを覚えます、その為私は参加しました。
そして、お話が変わりますが外国人参政権と人権擁護法案の反対活動にも参加しました、おかけで喉が痛くなってしまいました。次は今週の日曜日上野にて拉致被害者の救出署名活動に参加する予定です。
去年はネットの活動でしたが今年は本格的な活動をしていきたいと思います
川内様 その活動力には脱帽です。
餃子問題は中国工場で働いた人の犯罪という方向になってきたようですが、この事件でいろいろなことがわかりました。
テレビ朝日の報道ステーションの中国偏向報道は改めて言うまでもありません。
しかしインサイダーらしき株の売買や生協の対応の悪さ、食中毒の際の分析の不手際、福田アホ首相の動きの悪さ・・
まあ、悪いところがわかれば全部膿を出してもらえればけっこうなのですが・・

ある高校生様からお便りを頂きました(08.02.09)
川内様へのさい様のコメントについて
僕は最近は出た膿が社会になじんでしまうようで恐ろしいのです。
出た膿を選別して、徹底的に批判するものもあれば、ほっといて社会になじむままにしているものもある。
それをしているマスメディアの連中は、自分たちのやっていることの重大さ、重要さ、途方もなさに気づいているのでしょうか。
ある高校生様 毎度ありがとうございます。
おっしゃるとおりですね、
とんでもないことでもどんどんと露出するとマンネリというか慣れてしまい問題でなくなってしまいます。
最近では、賞味期限切れ食品なんて、わんさか報道されたものですからもう当たり前のような気がしてきました。
ある高校生様のご意見、しかと胸に刻んでおきます。


中国毒餃子始末 2008.03.01

中国はもう毒餃子の騒動をもう終わりにしたようだ。
終わりにしたということは、中国にとって事件は片付いたとみなしたということだ。
しかし私はもう関係ないといっても私たち日本人の命に関わることだ、そう簡単に済んだこととするわけにはいかない。日本人にとって、日本政府にとって、いや日本に住む外国人にとっても事件は終わっていません。
決して終わらせてはならないのです。

【北京=牧野田亨】
中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、捜査を担当する中国公安省刑事偵査局の余新民・副局長は28日午前、国家品質監督検査検疫総局の魏伝忠・副局長と共同で記者会見した。
この事件に関して公安省幹部が会見するのは初めて。余副局長は会見前に配布した報道資料の中で、「殺虫剤の投入が中国国内で発生した可能性は極めて小さい」と、中国側での混入について改めて否定的な見方を示した。
公安省は1月30日の事件発覚後、問題のギョーザを製造した天洋食品がある河北省石家荘市に首席捜査官らを派遣。地元公安当局と特別捜査チームをつくり、工場内の捜索や従業員らの事情聴取を進めてきた。
公安省と日本の警察庁は2月21、22日に東京で、25、26日には北京で情報交換会議を開いた。日本側は殺虫剤の成分分析結果などから、「日本国内で混入した可能性は低い」との見解を示したが、中国側は「日本と中国のどちらでも混入した可能性がある」との立場を崩さなかった。
この事件では、国家品質監督検査検疫総局などの検査当局が天洋食品に対する調査を実施し、「生産から輸出までの過程で、人為的に(殺虫剤が)混入される可能性はほとんどない」との見解を発表している。
(2008年2月28日11時48分 読売新聞)

実は私はこの中国の幕引きにはいささか驚いた。
もちろん、中国は製造会社の組織的犯行だとか、意図的混入でしたなどというはずはない。しかし事件発生直後から、2ちゃんねるなどでは中国はどのような落とし所を見つけるのかという議論が盛んにおこなわれていた。
そういう意味では2ちゃんねるのほうが朝日新聞などよりおとなであり、論理的である。
そこでの大勢の意見は「数人の工員の犯行ということにして、2・3人を死刑にするのではないか」というものであった。
つまり、混入は中国で行われたが、それは一部悪人の仕業であるという結末とするのだろうという見方であった。
そういう予想を大きく外して、中国の問題じゃない! 日本の犯罪だ、日本に謝罪を求めよう!いうこの結末にはいささか驚いた。
なぜこのような落とし所というか結論に至ったのだろうか?
中国の心情を考察するのも意味があるかもしれない。 しかしおかしいのは日本政府や野党の認識である。
いや事実を認識できていないというべきだろう。
日本はアメリカ産牛肉をBSEの危険性を理由に輸入していない。BSEで死んだ人はあいまいなのが1名だけ。
それをもって輸入禁止にしているのだから、明らかに毒餃子で中毒になった数百人がいる現実を見れば、中国産冷凍食品は輸入できないれべるであろう。
なぜか中国食品を輸入しようと叫んでいる新聞社もあるが、その意図は不明である。間違っても日本人の生命、健康を第一義には考えていないことは明白である。

中国がタカピーに出られるというのは、日本が自立していないという裏付けがあってのこと。
これを教訓に日本人はもっと自分の命、財産を守るように考えて行動すべきである。
 ・中国の食品が安全だというマスコミに抗議すること
 ・中国の輸入を認める政党、政府に抗議すること
 ・アメリカの安い食品を輸入させない政党、政府に抗議すること
 ・そして正しい情報を報道することはマスコミの責任であると主張すること
転んでもただでは起きないという。
この中国毒餃子の一件を役立てなくてはいけません。

とりあえず本日の結論

CHINA FREE
中国食品を避けましょう




あらま様からお便りを頂きました(08.03.02)
合格率
佐為さま あらまです
小生も、中国製毒餃子問題で、なぜ中国が危険な結末を選択したのか、理解に苦しんでおります。
農薬を透過させるほど弱いフィルムを食品包装に使用していたということになれば、ほかの食品にも飛び火することには間違いありません。
そんなことを言い出したら、問題がもっと拡大してしまうと思うのですが、どうしてなんでしょうか。
そこで、「中国製品 海外メディア」と打って、検索してみました。
すると、昨年の夏から、中国当局が気にしていた数字を見つけました。
それは、「食品合格率」という数字で、中国から輸出する食品の合格率は、ほとんど 99%なんだそうで、中国が日・米・欧州から輸入する食品より「合格率」が高いそうです。
この「合格率」とはいったい何なのか、どうしてそんな数字が出てくるのか非常に疑問ですが、とにかく、中国製品は、世界で一番安全なんだそうです。
ですから、どうしても、中国国内では安全でなければならないようです。
もしかしたら、その数字を死守するために、あんな出鱈目なことを言い出したのでしょうか ?
あぁ、書いていて、頭が変になりそうです・・・。。。
あらま様! 頭が変にならないで----------というのは冗談ですが、
要するに単に今回の毒餃子事件をもみ消すというだけでなく、中国国内の不安とか問題をあおるようなことはできないということでしょうか?
ネットを徘徊していてものすごい映像を見つけました。中国という国はもう沢山という感じですね。
4本足の家禽類はいまではめずらしくないそうです。毒物のせいではなく近親繁殖とかいわれてますが、ケッコウ、コケッコウです。
日本はもっと食料自給率を高めてアブナイ中国産品を入れないことです。
それしかありません。
ところで、マスゴミは中国から食料を買わないと食べるものがないと言っていますが、なぜ食料を増産しようといわないのでしょうか?
中国からいくらもらっているのでしょうかね?

敬太郎様からお便りを頂きました(08.03.13)
毒餃子波紋
毒餃子の波紋・・日本の報道は最初に中国悪あり。餃子中毒報道の有り方が問題。確かに製造は中国。当然、1.工場を検査し問題解決にあたるのが初期捜査2.輸送問題3.日本人の過失4.日中双方の議論5.日中合議声明.ところが報道は中国に問題が一点張り。馬鹿な消費者も追随。
日本人は自分で思考する事を停止している。マスコミの言う事が正義だろうか??中国の工場と日本の加工場を比較していない。日本の大手食品会社が駐在して厳格な品質、衛生管理をしている。簡単に毒は入らない。
日本人のどれ位が中国事情を周知してているだろうか??
中国が事実上の終結宣言したのは、馬鹿な日本人には思いもよらないだろう。中国食品会社は日本への販売を事実上停止しています。
中国人は今回の事件で日本人は異常な人種と思ってる。日本人が正しくて中国人を支那人と呼び馬鹿にしている。今回の事件で中国の富裕層は特に日本人への嫌悪感を抱きました。中国加工場は日本への輸出を事実上止めています。その結果はドウナルカハ明白です。日本人は「勝つまでは欲しがりません」の精神で戦う以外には方法は無いのです。中国人は日本人に売らなくても自国で消費する人口があります。損するのは日本からの投資会社です。
日本からの技術、機械が手に入り、益々富むのは中国です。
日本人は世界の18番目の低所得層で有る事を自覚していない。中国が上です
敬太郎様 お便りありがとうございます。
つまり敬太郎様は中国の衛生管理はしっかりしているので、毒は中国では入っていないということでしょうか?
すると毒は日本で入ったということになります。そういうことでよろしいですか?
ではお聞きしますが、ウナギ、お茶、漢方薬、シイタケ、しなちく(しなちくというと敬太郎様は気を悪くするのでしょうか?)割りばし、爪楊枝などなど、今までにたくさんの毒入り食品があったのも、みな日本で毒を盛ったのですか?
日本人はばかだから、日本では入らないと思っていたのです。
私も馬鹿な日本人ですから、今まで中国製は避けておりました。
こうしましょう。
私は日本産の食品をこれからも食べるようにします。敬太郎様はずっと中国製の食品を食べ続けてください。
20年もするとしっかりと結果が出るでしょう。
別に私は中国に投資をした会社がつぶれても困りませんのでご心配は無用です。

あらま様からお便りを頂きました(08.03.13)
中国の国民性
佐為さま あらまです
敬太郎様のご意見を拝見して、中国の国民性に感動しました。ここまで徹底していれば何も怖いものはないと思います。それにしても敬太郎様は素直な方だと思います。例えば・・・
日本の大手食品会社が駐在して厳格な品質、衛生管理をしている。簡単に毒は入らない。
そうです。中国の企業は日本の管理ナシではまともな稼動できませんね。簡単に毒が入らないところに入れてしまうのですから、中国人は立派です。
中国食品会社は日本への販売を事実上停止しています。
そうです。買ってくれないものは売れません。販売停止も仕方ないですね。その間、シッカリ反省して立ち直ってもらいたいと思います。
ところで、中国では、今、国を挙げて、国民の道徳性の高揚に努めているそうです。はたして、北京五輪に間に合うでしょうか。
あらま様 毎度ありがとうございます。
敬太郎様は中国は困っていないとおっしゃっています。どうなんでしょうねえ
柔道の寝技の試合を見ているとどちらが攻めているのか苦しんでいるのかわかりません。
いずれにしても中国もボデーブローは効いてたぶん困っているでしょうね。
でもまさか、日本の家庭で餃子を作っちゃいけないとは言えないでしょうねえ
波多利郎様からお便りを頂きました(08.03.16)
敬太郎様に(一部)賛成
日本語って難しいですよね。
「欲しがりません、勝つまでは」でしたら、戦後生まれの私でさえ刷り込まれている言葉ですのですんなり入ってくるのですが、「『勝つまでは欲しがりません』の精神」なんて言われると、どこぞの言葉の直訳か誤訳みたいで落ち着きません。だいぶニュアンスも異なります。
でも「戦う以外に方法はない」ということでしたら、大賛成です。敬太郎様、ぜひ一緒に戦いましょう!
「マスコミの言う事が正義だろうか?」。
正義のわけありません。チベット侵略をいまだにチベット動乱とか反乱とか言って誤魔化したり、なぜチベットでこのような事態になっているか原因については口を噤んだりしているのですから、正義のわけがありません。腐ってますよね。敬太郎様とならそういった腐れマスコミとも戦えると思います。ぜひご一緒に。

ところで敬太郎様の論で分からないところがあるのですが、「馬鹿な日本人」である私にお教えいただければ幸いです。
1)「事実上」という言葉をどのような意味でお使いでしょうか。「事実上の終結宣言」とか「販売を事実上停止」っていうのは、「実は都合が悪いからはっきりさせないんだけど…」というニュアンスでよろしいでしょうか?
2)「中国が上」なのに、なぜ中国は格下の日本からの技術や機械を手に入れて益々富むのでしょうか?
そんな日本みたいな下層国のものを中国が必要とする理由がわかりません。
波多利郎様 お便りありがとうございます。
なるほど!
日本語の文章とはかくもむずかしいものだったのですね。
でも「勝つまではほしがりません」というのもおかしな言い回しですよね
「勝つまでは我慢します」ならわかります。
「欲しい」というのは欲求であり自然とわきあがってくるものですから、否定しようありません。
そのような論理をとうそうとすると、神経衰弱になりそうです。


中国毒餃子 続編 2008.08.06

天洋餃子 中国で中毒…回収商品が流通
メタミドホス 現地混入強まる
中国製冷凍ギョーザ(餃子)中毒事件で、製造元の中国河北省石家荘の「天洋食品」が事件後に中国国内で回収したギョーザが流通し、このギョーザを食べた中国人が有機リン系殺虫剤メタミドホスによる中毒症状を起こして、重大な健康被害が出ていたことがわかった。関係筋が5日明らかにした。
これまで日中双方の警察当局がそれぞれ自国内でのメタミドホスの混入を否定してきたが、中国国内で同様の事件が発生したことにより、中国での混入の可能性が強まった。

中国から連絡
日本政府は今後、中国公安省に事実確認を要請するとみられ、日中両国の捜査協力がようやく本格化する可能性が出てきた。
関係筋によると、中国側は7月初め、北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の直前に、外交ルートを通じて、日本側にこの新事実を通告、中国での混入の可能性を示唆したという。
事件が起きたのは6月中旬。天洋食品が回収した冷凍ギョーザの一部を食べた中国人が中毒を起こし、重大な健康被害が出たという。被害者の人数や症状などは不明だが、千葉県などの事件と同様、ギョーザに含まれていたメタミドホスが原因と特定された。事件後、日本に輸出される前の商品は天洋食品が回収したことになっており、今回、中毒を引き起こした商品が流通した理由やその経路などはわからない。
中国側の混入の可能性が強まったことで、中国の捜査当局は事故と故意による混入の両面で改めて捜査を急ぐ必要に迫られそうだ。

冷凍ギョーザ中毒事件では、千葉、兵庫両県の3家族10人が昨年末から今年1月にかけ、天洋食品製造のギョーザで中毒症状になった。中国側は2月末、「原料、生産工程、輸送過程でメタミドホスが混入された状況は見つかっていない」との見方を表明。これに対し、警察庁は、メタミドホスの成分分析の結果、日本国内にはない不純物が検出されたことなどから、「日本で混入された可能性は極めて低い」との見解を示していた。

【中国製ギョーザ事件の主な経緯】
1月30日 千葉、兵庫両県で、中国製ギョーザの中毒被害事件が発覚。両県警がメタミドホス検出と公表
2月5日 千葉、兵庫両県警が共同捜査本部設置
 福島県、大阪府でも被害が発覚
 15日 警察がメタミドホスが日本製でないと断定
 25日 警察庁幹部が訪中し、中国公安省と協議
 28日 中国公安省が中国でメタミドホスが混入した可能性は低いと発表
5月7日 日中首脳会談でギョーザ事件捜査協力強化で合意

(2008年8月6日 読売新聞)

朝起きると正直いったいどうしたのかと驚いた。
中国で毒が入ったのは間違いないと信じていた。驚いたのは、なぜ今中国は製造時点で毒が入っていたと言ってきたのかということと、サミットからもうひと月も経ってから日本政府は公表したのかという二点だ。 正直わかりません。


KY様からお便りを頂きました(08.08.07)
リサイクルの概念
日本から回収した殺人ギョーザを国内の販売ルートに載せるとは、シナチスヒトモドキのリサイクルの概念は、我々のそれとは遥か彼方の斜め上を逝ってますね(棒読み)。
それにしてもマスゴミは、1ヶ月も遅れて公表されたことに対して自国政府に対しても、シナチス政府に対しても批判的な論調は殆ど張りませんね。
もとから期待はしてませんが(再棒読み)。
KY様 いつもご指導ありがとうございます。
リサイクルといいましても日本では厳しくなりました。有害6物質(6価クロム、カドミ、鉛、水銀など)を含んでいるとダメポなのです。
そこにくると中国はリサイクルにも4000年の歴史がありますので、いかなる毒であろうと、怨霊であろうと、再利用技術が発達しているのでしょう。
さすが環境先進大国、中国は偉大なり(棒読み)

あらま様からお便りを頂きました(08.08.07)
中国毒ギョーザ
佐為さま あらまです
なぜ、今頃・・・なのか、小生も考えてみました。
サミット前に中国が日本に通告してきたのは、外交上のお土産かもしれませんね。
ロシア大統領も来日する前には必ず「北方領土問題について話し合う用意がある」と言ってきますし、アメリカだって韓国に訪問する前に、「竹島は韓国領だ」と、記しました。
しかし、さらに問題なのは、中国国内で保管されていた毒ギョーザが流通していたということです。
パッケージを変えて流通していたとすれば、オリンピック開催期間中に、その毒ギョーザが、選手や観光客、メディアの口に入る可能性も否めません。
もし、何かあったら、「食品テロ」の口実を作るためのものかもしれませんね。
さて、いよいよ、事実上の戒厳令の中、北京オリンピックが始まります。
昨夜、なでしこジャパンの試合を観ましたが、日本は、対戦相手のほかに、審判やルールにも苦しめられそうな感じですね。
あらま様 脱帽です。私の想像力の及ぶところではありません。もう平伏するだけです。
そうだったのか!
あれは毒餃子ではありません。
「食品テロ」だったのです。
もし外国人の口に入っても一般中国人の口に入っても、テロだという口実で対外的にも弾圧を合理化する気だったのかもしれませんね・・・
どう考えても・・・(棒読み)
新しい情報です。
中国の求めで公表せず=ギョーザ中毒、通報を評価−高村外相
8月7日17時19分配信 時事通信

高村正彦外相は7日、報道各社のインタビューに応じ、中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、日本政府が7月上旬に同国から事実関係を伝えられた後も公表しなかったことについて、「情報提供者が公表しないでほしいと言っている以上、公表しない。捜査のことだからということにも一定の合理性がある」と述べ、公表しないよう中国側から要請があったことを明らかにした。
高村氏は、中国政府が7月初めに同国内で有機リン系殺虫剤メタミドホスが混入したギョーザによる中毒事件が発生したと伝えてきたと説明。「(毒物の混入場所について)日本側が言っていた(通りである)可能性が大きくなったと判断されるようなことを通報してきた。われわれとしては一定の評価をした」と述べた。



中国毒餃子 続続編 2009.01.24

朝インターネットでニュースを見たら、ギョットしたというべきか、またかというべきか、やれやれというべきか、中国毒餃子の続編がトップニュースである。

天洋食品回収のギョーザ、中国鉄鋼メーカーに大量横流し

【北京=佐伯聡士、牧野田亨】昨年1月、日本で発覚した中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、製造元の天洋食品(河北省石家荘市)により回収・保管されていたギョーザが、河北省唐山市の「唐山鋼鉄」など複数の鉄鋼メーカーに大量に横流しされ、同年4〜6月ごろ、従業員やその家族らが食べていたことが23日、関係者の話で分かった。
また、別の関係者は、中国国内で6月に起きた中毒事件の被害者が、同省承徳市の「承徳鋼鉄」の関係者4人であると明らかにした。4人は横流しされたギョーザを食べたものとみられ、中毒事件発覚後もギョーザが広範囲に出回るという、ずさんな管理実態が浮き彫りになった。

◆「福利厚生」名目で無料配布◆
唐山鋼鉄従業員によると、冷凍ギョーザは昨年5月ごろ、会社から「福利厚生の一環」として無料配布された。対象は、正規従業員7000〜8000人のうち夜勤者が中心で、日本で中毒事件が発覚し、輸出が禁止された天洋食品製「中華deごちそう ひとくち餃子」が2〜4袋ずつ配られた。
唐山市で本紙が確認した製品の包装デザインは黒色が基調で、事件当時公表された赤色基調のものとは異なる。輸入元企業の親会社の日本たばこ産業(JT)によると、黒色の商品は高級感を出すためデザインを刷新したもので、昨年2月から発売する予定だったが、事件発覚で日本国内には出回らなかったという。
記載された賞味期限「2009年4月6日」から逆算すると、製造日は昨年1月6日で、天洋食品が保管していたものとみられる。多くの従業員がギョーザを食べたとみられるが、中毒など健康被害は伝えられていない。同省邯鄲(かんたん)市の「邯鄲鋼鉄」でも、昨年4〜6月ごろ、2〜3袋ずつ配布された。系列病院の職員を含め、約3万人に配られたという証言もある。
一方、承徳鋼鉄従業員によると、ギョーザは「ひとくち餃子」で、昨年5月ごろ、同社周辺に4か所ある従業員食堂で販売され、購入者が列を作ったという。だが、1、2か月後、会社が突然、残っているギョーザの回収を開始。会社側からは、中毒患者発生などの説明はなかったという。
中国筋によると、中国では、経営不振の企業などの救済策として、在庫品を低価格で他の企業などが買い取り、従業員に配布する行為が少なくないという。
JT・IR広報部は、天洋食品製造のギョーザの所有権について、日本に輸出され、通関に合わせてJT側に移る契約だったと説明。中国国内での横流しに関して、「非常に遺憾。天洋食品と接触できないため、打つ手がない」と話している。
◆中国製冷凍ギョーザ中毒事件=千葉、兵庫両県の3家族10人が07年末から08年1月にかけ、天洋食品製造のギョーザで中毒症状になった事件。ギョーザから有機リン系殺虫剤メタミドホスが検出されたが、中国側は同年2月末、「原料、生産工程、輸送過程でメタミドホスが混入された状況は見つかっていない」との見解を公表。だが、6月中旬、中国河北省で4人が天洋食品のギョーザを食べ、中毒を起こしたことから、中国国内での混入の可能性が強まっていた。
(2009年1月24日 読売新聞)

これを読んで何を感じるか・・そりゃ人それぞれである。
ある人は「中国人のセンスって変じゃない?」と思うだろう。
ある人は「中国人て悪いことをしてもお金になればいいという価値観なのかしら?」と思うかもしれない。
あるいは「ロシアンルーレットが好きな民族なの?」と思うかもしれない。
私は、中国政府はウソとか捏造いう感覚がないというのを再確認した。中国政府は己に都合が良ければそれでよいのであって、真実とか、信義とか、恩義というものは無縁であることは間違いない。
日本人はそういう価値観というか、義理人情どころか、まっとうな人間感情をもたない相手と交渉するときはちゃんとせにゃあかんよ!
東シナ海ガス田とか、南京虐殺とか、尖閣列島領土問題なんてみなうそですよ!
日本軍の毒ガス兵器と言われている多くには中国語とかロシア語が書いてあると聞きます。
日本は悪いことをしてないなんて言いません。しかし中国にだまされちゃいけません。

さあみなさんご一緒に!
中国にだまされるな!

中国と取引している企業の方々・・問題が起きたらあなたの責任になりますよ
そしてうまくいけば当然、偉大なる中国民族の成果
新幹線も、人工衛星も、家電製品も、リニアモーターカーもすべてが偉大なる中国人の成果
そして問題が起きたら・・・そりゃ中国人は被害者です。
あなたの身を守るには・・どうします?


ある大学生様からお便りを頂きました(10.03.27)
餃子
・・・2年だったか3年だったか前の中国毒餃子事件。何と犯人が捕まったそうです。元天洋食品アルバイトで、使われた注射器が見つかって自白したとか。

・・・し ん じ ら れ な い

犯行に使った注射器を 2年も手元に持っている犯人がいるとは思えない・・・グーグル撤退に伴う言論弾圧か・・・それとも死刑囚を金で買って事件を片付けて、これから日本にたかるぞと言う合図か・・・いずれにせよ気持ち悪すぎます・・・
../stpchaina.gif ある大学生様 毎度ありがとうございます。
最初この話題についてお便りをいただいた時、ある高校生様でした。事件発生からいかに長い時間が経過したのかということですね。
おっしゃるようにいつまでも足のつく証拠品を持っているなんてちょっと考えられません。まして金目のものでもない注射器!
これは絶対裏がありますよね。
ネットの世界では既にそういう話題で賑わっているようです。
しかし岡田外相が、「これで中国の食品に安心感が高まれば良い」なんて、どういう神経なのか? ジャスコが儲かるぞという裏心なのでしょうか?
「中国の食品が安全であることを確実にしていきたい」くらいは語ってほしいものです。



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