お便りについて考える 08.06.01

よく、「何々について考える」とか「考える会」なんて言い方がある。
チョー簡単なネーミングであり、全然頭を使っていないように見えてしまう。もちろん十分に考えていると思う。上げ足を取られないように、また広く人々を呼び込むためにそういう名前を付けているに違いない。
例えば「○○反対の会」とか言えば主張が明白になってしまうが、「○○を考える会」であれば、出発点は白紙でこれから是非を考えるのだと認知されるであろう。
○○には「空港建設」とか「原発」あるいは「自衛隊海外派遣」とか、まあそういったものが入る。
実際にはそういう名前の団体は特定の圧力団体とか政党の下部組織で、オオカミの皮をかぶった、いや羊の皮をかぶった団体であり、考えるまでもなく結論ありきというものがほとんどであることは言うまでもない。
おっと、私の特徴であるが、話がドンドンそれていってしまう。
会社の会議でも私の頭はもうろうとして一つ所にとどまらず移ろうのであるが、それでは仕事にならないので同僚が引き戻してくれる。
たぬきKABU先生あるいはかずやんさんと話しているときは、皆が好き勝手な話をするので私の話なぞ誰も気にしない 
もちろん、家内は私の話には慣れているから「あなた、さっきの話はどうなのよ?」などとは決して言わない。

本日の、「お便りについて考える」とはこのウェブサイトのお便り欄への書き込みについて愚考する。
私がこのウェブサイトを開設して早や7年、あっという間である。なんて感慨にふけるとまた話がそれるので、略 

9条ピースウォーク実行委員会
本年1月"9条を輝かそう!"という主旨に賛同した有志により準備会を開き、"9条ピースウォーク"を受け入れ、共に歩き、平和への想いをつなぐことを目的とした実行委員会を立ち上げ、4ヶ月間活動をしてきました。
なんて書き込みをアップしてあげて宣伝することもあるまい。
このウェブサイトのお便り欄へは日々書き込みをいただいている。賛成、反対、異議、ご教示、まあいろいろありますが内容が何であれわざわざ書き込んでいただくことに感謝いたしております。
7年間も運営しておりますと、書き込みにも法則というか経験則が浮かび上がってきます。
ご訪問者の約1%がコメントを書いてくれます。300人くれば3件、500人くれば5件、700人くれば7件です。この比率は過去ほとんど変わりません。しかし残念ながら頂いたお便りの4割はエッチサイトの宣伝と平和主義者の集会の宣伝です。このようなものをわざわざアップすることはありません。

だから本当のコメントは残りの6割です。私のウェブサイトはマイナーですから、日々のご訪問者は08年5月現在、平日で600件、休日で400件程度です。ですから有効書き込み数は日々2件ないし4件ということになります。
もっとも、有効書き込みの半数がお便り欄にはアップしないでと記載してあります。だから私がアップしているのは全体の3割、ご訪問者の約0.3%となります。

さて、不思議はここからです。
そしてこのウェブサイトはテーマが4つあり、それぞれの訪問者もカウントしております。「独り言」「うそ800」がそれぞれアクセスを5割づつ分け合い、「憲法」「推薦する本」は微々たるものです。

常識的に考えればアクセスが同じなら、「独り言」と「うそ800」それぞれに同数の書き込みがあると考えられます。しかし実際はお便りのほとんどというか9割は「独り言」に関することで、「うそ800」についてのものは1割程しかありません。
これが不思議です。
この違い、なぜだろうかと考えているのですが、いまだに理由がわかりません。
時間的なアクセス数を見ますと、独り言は夕方から真夜中が多く、うそ800はほとんどが日中です。ということは「独り言」へはご自宅のパソコンからアクセスしている方がほとんどで、「うそ800」へは勤務先のパソコンでアクセスしている方が多いと推定します。会社ではホームページを見るのはともかく、書き込むのはまずいと考えてのことでしょうか?
それとネットでググると「日本人よ誇りをもて」はもうろくした右翼だとか、手に負えないアホだという書き込みを見かけますが、「うそ800」はうそ八百だとか、ISOについてでたらめを書いているという掲示板もブログも見かけません。
これもまたどういうことなのか? 不思議です。
実を言いまして、先日私の書いたものをご転載されていたISOコンサルの方がいらっしゃいました。一応このようなボケの書いたものでも著作権は発生しますので、そういった場合は転載にあたっての基準を守っていただくようお願いいたしました。
しかしながら、私の書いていることは完全に無視されていたのではないと少し安心いたしました。
私がISOについて書いていることがまったくのでたらめで見るに値しないというなら、アクセスがこれほどあるはずがないと思います。実際にはアクセス数は安定しており、年とともに増加傾向にあります。
それに情け容赦のないネットの世界ですから、私の書いていることに反論があれば「うそ800のうそ」なんてブログを書く人がいてもおかしくありません。私のコンテンツはたくさんあるので、突っ込むのに事欠かないでしょう。
いずれにしても、毎日うそ800へのアクセスは相当あるので、誰も見てませ〜んなんてことはないと思いますよ。
これほどまでに無視されながら、うそ800にアクセスがあるのはなぜなんでしょうか?
過去に私の書いたことが、半年遅れで月刊誌やISO界で話題になったりしておりますので、ひょっとして皆さんじっとうそ800をウオッチして、私の駄文からISOのトレンドを予測して行動しているのでしょうか?
まあ、それは私の思い込み、それほど影響力があるはずはありません。 

でも、もしここをご覧になっている審査員の方、事務局の方、あるいは認証機関、認定機関の方々がいらっしゃいましたら、決して私に質問するのが恥ずかしいとか、アホを相手にしたくはないなんて思わないでお便りをくださいな

そして私の一番の願いですが、おかしな解釈をしていると私にコケにされた審査員の方はぜひとも公開質問状でも送ってください。
 ・3年後の目標が必要だと語っている審査員さん

 ・目的の実施計画が必要だと不適合を出した審査員さん
 ・管理責任者が内部監査をしちゃいけないと言っている審査員さん
審査員さんばかりではありませんよ
 ・環境側面は計算が良いと語る事務局員さん
 ・審査員に褒められて嬉しがっている事務局員さん
 ・審査では不適合を出さないことを目的にしている事務局員さん
 ・会社の規則とISOの二つの文書体系を維持している事務局員さん
 ・有益な側面を熱く語るコンサルさん
 ・どの企業にも使えるマニュアルを売っているコンサルさん
いやいやたくさんいて挙げきれません 
意見の相違についておおいに議論しましょうね。
水掛け論では面白くありません。UKASにもISOTC委員にも問い合わせて、ちゃあんと結論を出しましょう。

これって、私からの招待状ですよ




名を名乗らない方からお便りを頂きました(08.06.04)
はじめてお便りします。
「うそ800」はうそ八百だとか、ISOについてでたらめを書いているという掲示板もブログも見かけません。
とありますが、以前どこかのブログか掲示板だったかもしれませんが、うそ800は嘘ばっかりという書き込みを見たことがあります。
あなたの書いているものを、バカだと思っている人はたくさんいると思います。

お便りありがとうございます。
正直申しあげまして、そのように取りざたされているなら大変うれしいことです。
もし再びどこかでそういう書き込みをお見かけしたらぜひともURLを教えてください。お願いします。
それから、次回はぜひお名前を、せめてハンドルを書いていただければお互いに親しみがわくかと思います。



ISO14001の目次にもどる