環境パフォーマンスを向上させるのは、遵法が確実になってから考えても遅くはない。 世の中の人は、省エネを進めているが法違反を起こす会社より、省エネは遅々としているが法違反も事故も起こさない会社を評価するのは当たり前だ。 |
エコアクション21では制度的にコンサルと審査員は同じカテゴリーである。ただ同じ人が会社のコンサルと審査ができないことになっている。
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しかし、世の中の間違った解釈をなくすためにISO-TC委員や規格解釈委員会はなにをしているのだろう? そんな下々には関わらないと雲の上の仙人なのだろうか?
ISOが衰退しているのはそういうアホがいるためと御認識いただいて、アホ退治をしなければあなた方の存在意義も失われてしまいますよ!
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ISOコンサルの方法によせて いつも有難うございます。 コンサルタントのアプローチ方法についての疑問ですが もしかすると、空気のように自明のことなので、書かなかったのだと思いますが、コンサルや指導において上位に位置すべきCSRや会社方針、TOPの取組からのアプローチは、されないのでしょうか? なぜ、こんな疑問を持つかと言えば、先日 とある会社の社長が、「ISO認証をするので、当社でも慌ててCSRを作りました」と言われたのです。 私の認識ですと、会社の方針なりが存在するから、それを実現するためにISOの導入をするのだと思っていたのですが、逆のアプローチをする人もいるのだと思いました。 佐為さまの、元の話でも「断ることができないが、相手が積極的でない場合」との条件があるので、そういう会社なら会社の方針、CSRも無くて、認証の取得やロゴの掲示が目的なのかもしれません。 とは言え、疑問なのは、担当者が積極的でないにせよ、社長なり、言いだした人(真の責任者)がいるはずですよね。 そうした責任者が不明確だとすれば、それが一番の問題なのかもしれません。 社長が言いだしたにせよ、担当者は仕事として実現する義務があると思います。 そうした時に「御社では社長の意思が下に伝わっておりません。 社長:ご自身が、それに気づいていないのが一番の問題ですよ」などと言ってみたい誘惑に駆られませんか?(笑) |
外資社員様 毎度ありがとうございます。 おっしゃる通り! でもね、世の中にはISOは経営の仕組みだと言いながら、本来の経営とは結び付けて考えようとする審査人は少ないようです。 一般的にどの会社でも「社是」とか「社訓」というものが額に入っているはずです。そういうものを環境方針とか品質方針だと言えばいいのですが、アホな審査員はその中にISO規格で語っている汚染の予防とか品質目標とかを読み取ることができないのです。それでほとんどの会社では猫を追うより皿を引け、アホを指導するよりアホのレベルに合わせてわざわざ環境方針とか品質方針を作っているのです。 ですからご質問には「いやあ、あなたのレベルに合わせたつもりですが、まだ理解できませんでしたか」というのが適切な回答でしょう。 |
ISOコンサルの方法 09.05.10 について いつも楽しく拝見しております。小生、某中小企業の事務局で品質・環境・Pマークの三件を受け持っております(もう倒れそう…)。 本文の1.項で 1.ひな形を提供し、相手の会社に合わせてそれを一括返還する 「一括返還」とありますが単純に「一括変換」の誤変換なのでしょうか。 それとも、「返還」本来の意味(「北方領土返還」など)でお使いになっていらっしゃるのでしょうか(だとしたらとても深い意味がそこには…?)。 よろしくお願いします。 |
ymasashi様! ひえーお許しください、お代官様、私の指が悪いのです。私の指は怠け者でいうことを聞かず、私の思い通りのキーを打ってくれないのですよ。家にはジジイとカカアと生まれたばかりの赤ん坊がいますんで、なにとぞ今回の不始末をお許しください。 というわけでなーんも深い意味はありません。 しかしこんな辺鄙なホームページであるにもかかわらず、ymasashi様のような愛読者がいらっしゃったとは! ありがたいことです。 止めようか、止めようかと思いつつ、もう7年も駄文を書いております。 いつも楽しく拝見 なんて言われるとうれしくなっちゃうじゃありませんか。 また書く元気が出てきました ![]() |
ISOと日本国憲法 実は、私の大好きな「会社」のISO活動のことがあるので、連投ご容赦を。 一般的にどの会社でも「社是」とか「社訓」というものが額に入っているはずです。そういうものを環境方針とか品質方針だと言えばいいのですが、アホな審査員はその中にISO規格で語っている汚染の予防とか品質目標とかを読み取ることができないのです。 実は、その「会社」にも似たようなものを感じております。 千年以上続く老舗が、140年前に近代的な株式会社に生まれ変り「5条の社是」を作りました。50年ほど前に経営危機に陥り、外資の指導で再生したのですが、その時に米国流の経営概念を取り入れました。 その米国流コンサルと、対応した事務局は、新しいCSRとそれに基づく諸規則を作りそれが会社の憲法だと思われていますが、実際には社是は否定もされず存在しています。 本来 やるべきは、株式会社設立時(近代化の時)の社是を元に、言葉を現代風に改め、修正するべき点は直して、それをCSRにして諸規則の時代に合わせて修正すれば良いと思っています。その会社は、ほどなくして外資の傘下から独立したのですが、なぜか米国風のCSRを大事にする人々がいて「一字なりとも変えないことが正しい」と思っている人もいます。とりあえず、会社はそれなりに回っているので、社員も根本的な所に手をつけずに、今まで来ております。 私は、5条の社是に精神に戻り、それをCSRに置き換えるなり、時代にあった諸規則を定めなおすべきと思うのですが、なかなか進まないのが歯がゆいのです。 |
外資社員様 毎度ありがとうございます。 もう、何か非常に意味深長でございますね。 変えるべきところは変える、変えてはいけないところは決して変えない・・まあ、その真理は分かりますが、現実にはなかなか判断がつかないところでしょう。 野球にしても戦争にしても、采配、作戦がよかったか、まずかったか、などというのは後知恵ですから、会社の理念も変えるべきか、変えざるべきか・・カエサルもハムレットも悩みますね |