ケーススタディ 非製造業の環境教育4

12.08.23
ISOケーススタディシリーズとは

非製造業の環境教育の二日目の第二単元である。
前日のパソコンを使った法規制調査、今日は朝からの講義と続いて、受講者は少しだれてきた。山田は、そんな状況を見て、次はケーススタディだから寝てるわけにはいかないだろうと内心ほくそ笑む。

しかし、ちょっと待てよ
ケーススタディシリーズの中でケーススタディとは、劇中劇のようだ。
なにはともあれ、ご覧いただいて、笑っていただけると嬉しいのだが・・・

販売代理店環境管理教育プログラム
時間実施事項
第一日目13:00〜13:30オリエンテーション、自己紹介
13:30〜14:30環境法違反、環境事故事例紹介
14:30〜17:30業務から見た環境法規制
18:30〜懇親会
第二日目9:00〜9:30前日の反省と今日の確認
9:30〜10:30実務における近事故、ヒヤリハット事例紹介
10:30〜12:00ケーススタディ(仕事の進め方、事故発生、模擬監査)
12:00〜13:00昼食
13:00〜15:00続き
ケーススタディ(仕事の進め方、事故発生、模擬監査)
15:00〜16:00ケーススタディ発表会
16:00〜16:20講評・反省
16:20〜17:00確認テスト
終了次第、解散

ケーススタディは4グループに分けて行った。
グループ討議というのはよくある手法だが、一つのグループの人数が問題だ。もしひとつのグループの人数が5人以上なら、それはグループ討議ではない。人数が多ければ、アクティブなのはたぶん3人から4人くらいで、それ以外は居眠りしているに違いない。もし全員が居眠りしなければ、発言の機会がなくフラストレーションを貯めているか、議論が白熱して収拾つかないだろう。グループ討議を成功させるには、個人の責任が明確で参加の平等が確保されていなければならない。人数が多ければそれは望めない。
他方、グループが一人や二人では相互作用によるアイデアの創生や生産性向上は望めない。結果は個人の能力そのものになってしまう。だから、理想的なのは3人から4人ということになる。
各グループには環境保護部のメンバーがひとりずつ参加した。
4つのグループに分けても、同じ部屋の4隅で討議する。同じ部屋だと、他のグループの声が気になるが、議論が白熱してくると、それは気にならない。また逆に、他のグループの討論が刺激になって自分たちも議論するようになる効果がある。

Aグループのメンバーは竹島、尖閣、国後(くなしり)と藤本である。
竹島は40前後の、まじめ一筋タイプのようである。尖閣は50前のバリバリの女性で、一緒に仕事をしたら押され気味になりそうだ。国後は40過ぎの穏やかそうで茶目っ気がありそうな男だ。

竹島 竹島尖閣 尖閣
国後 国後
 ↑資料のつもり
 藤本 藤本

藤本
「ではこれから午後3時頃まで、楽しいケーススタディをこのメンバーで行います。3時から各グループの発表がありますので、2時半くらいまでの3時間でケーススタディ3件ないし4件を議論する予定です。2時半くらいになったら、今日討議したことについて全般的なグループの意見をまとめて発表します。
まず、司会者と発表者を決めたいですね」
国後
「私が書記をしましょう。書記は発言しなくてもよいでしょうから」
尖閣
「まあ、誰も発言しないときは書記がねつ造しなくちゃなりませんよ」
国後
「じゃあ、全部私が作文しますからみんなで3時まで昼寝をしましょうか」
国後はなかなかジョークを飛ばす。
尖閣
「もしよろしかったら、私が発表者になりたいですが・・・」
竹島 「おお、ぜひとも、よろしくお願いします。ボクは人前で話すのが苦手で・・」
竹島はあまり積極的ではないようだ。
藤本
「では、初めの事例です。状況は簡単なものです。皆さんにとっては、日常茶飯事かもしれない」


藤本
「状況はご理解いただけたと思います。では、この問題にどう対応するかについて、みなさんのご意見はどうでしょうか?」
竹島
「それじゃあ、トップバッターは僕からいきます。
僕はもう養豚場に委託しません。そして今回のことは寛大な処置をお願いしますという方向で行くしかないと思いますね。問題をもみ消すのが総務のお仕事です」
尖閣
「竹島さん、そう結論を急いじゃだめですよ。状況をいろいろ把握することが必要です。
廃棄物処理法違反といっても、委託している他社はどうなのかということもありますし、その地域においては、そのようなことは通常行われていたかどうかということもあります。
残飯を豚屋に出すってのは昔からみられることです。それが地域の慣習であれば、法違反といっても、こちらがそう弱い立場だとは思えません。
それから過積載といっても、その責任が当社にあるとは思えませんよ」
国後
「私もそう思います。実情はわかりませんが、普通は始業前に養豚場の人が来て、自分でカギを開けて残飯を積んでいくのが通常でしょう。そのとき倉庫側に過積載の責任を言われても困りますよ」
尖閣
「それに何か所もまわって残飯を積んでいるということから、ひとりの排出者に過積載の責任があるという理屈は無理気味です」
竹島
「いや、そう私を責めないでくださいよ。
廃棄物処理法で無許可業者への委託は重罪ですよ。藤本部長そうでしたよね?」
藤本
「竹島さんがおっしゃるとおりです。たぶん懲役5年と罰金1000万だったと思います。もっとも最高刑が下されたことはないと思います」
竹島
「でしょう、だからおおごとになる前に、こちらから早めに謝る、これが大事です」
尖閣
「とりあえず警察に出頭する前に、どういうスタンスで対応するかを考えませんか。
なんか現実に事件が起きてしまったようね」
国後
「まず、今日養豚場が来て、当社からどれくらいの量を積み込んだかを調べるべきです。倉庫の残飯は80人分、外来者を含めても100人でしょう。一人当たり100グラムとしても、せいぜい8キロか10キロです。大きなゴミのポリ袋1個にしかなりません。
しかしそう考えると、その程度でわざわざ養豚場に頼んでいたのもおかしいなあ〜」
竹島
「さっきの前提にISO14001の目標に廃棄物削減があり、その方法の一つとして、市の廃棄物に出すのを止めて、養豚場に出してリサイクルに変更したとありましたね」
尖閣
「そうそう、ISOのために切り替えたってのが不純だわ。そんなわずかばかりの残飯をわざわざ豚のえさに出しても意味がないわ」
竹島
「まあ、ISOの環境目的達成のために廃棄物を減らしたという甲斐はあったのだろうけどね」
国後
「今はほとんどの養豚場では、残飯ではなく専用の豚用飼料やイモ類、あるいは穀物を与えているそうですね。ちゃんとした餌を与えないと良い豚には育ちません。残飯を与えていては高く売れる豚にならないそうです」
藤本
「話が発散してしまいましたが、尖閣さんのおっしゃった調査すべきことはどうでしょうか?」
竹島
「おおっと、そうでした。今日は当社からどれくらい積んだのかということ。そのとき当社の誰かが立ち会ったのかということ。それをまず調べましょう」
国後
「可能ならば当社同様にそこに委託している他社の対応を聞いておきたいですね。口裏を合わせることはないですが、自社だけがつんぼ桟敷でも困るし、他社が問題ないと主張するときに、当社だけがコメンナサイということもないでしょう」

国後は書記は発言しなくても良いと言った割には、いろいろとアイデアを出す。そして要点をホワイトボードに書いていく。
尖閣
「軽トラの積載量って300キロくらいですか?」
藤本
「350キロだったんじゃないかな?」
国後
「350キロですが、それがまるまる積めるわけじゃないです。荷台に余計なものを付けるとその分が差っ引かれますよ。リフターを付けると、その設備だけで100キロくらいになるかもしれないし、そこまでいかなくても棚を設けたりするとその重さの分、積載できる目方が減る。それに掃除道具とか台車積んでいれば、その重量も加わりますね」
尖閣
「いずれにしても、積んでいた残飯は300キロくらいはあったのでしょうね。そうすると当社から10キロ載せたとしても、たったの3%にしかなりません。まさか30社も回っていたわけはないでしょうから、どこかの会社では100キロかそこら載せていたはずです。とすると、そういった大手の出方に従った方がよさそうですね」
国後
「当社では、清掃代としていくばくかを支払っているとあるが、実際に清掃の仕事をしているのか、名目だけなのかは大きな違いがあると思う。もし清掃していてその手間賃より支払っている額が少ないなら、残飯は売っていたという見方もできるだろうし・・」
尖閣
「そうなるとどんな違いがあるのですか?」
国後
「残飯を売っていたとなると、廃棄物処理ではなく、商取引ですから、関係する法規制が全く異なります」
竹島
「なるほど、そういう意味では過去の委託料と支払金額も見ておく必要があるね」
藤本
「調査事項としてはそんなものでしょうか?」
尖閣
「当社内の状況、他社の状況、他社の出方というところですか・・・」
藤本
「それから、今後の方向を考えておいた方が良いと思いますが・・・」
竹島
「もちろん、もう養豚場はやめなくてはなりません。市に廃棄物として出すことが当然です」
尖閣
「確かにアブナイことはしないに越したことはありません。新たに一般廃棄物収集運搬業の許可を持っている豚屋を探すほどのことはないでしょう。発生する量も少ないことですし、廃棄物の処理ルートとしてはそうでしょうねえ〜」
国後
「そもそも法違反かスレスレの方法を選んだこと、そしてそれ以降それを問題としなかったことが問題ですよ」
竹島
「更に原因をさかのぼると、ISOのためにって、無理な目標を立てたのがいけません。
ISOでは無理なく達成できる目標を立てるのがコツなんです」
尖閣
「私自身、以前から疑問というか不満を感じていたのですが、ISO認証している会社では、ISOのためにしているということが多いんじゃありません。ISOのために省エネするんだとか聞くと、バカじゃなかろかって思いますよね。ISOって会社の存在目的の上位にあるものなんですか? そんなアホを語らずに、純粋に、費用節約とか環境保護のために無駄を止めましょうって言うべきです」
国後
「尖閣さんのおっしゃることにはまったく同感です。ISOのためっていう発想がそもそも間違いですよ。ISOなんて単なる改善とか管理のツールなのに、わけの分からない人たちがそれに引きずり回されているって感じですよね」
尖閣
「ともかく、ISOの目標や計画策定時には、それが妥当かどうかの遵法を確認しなければいけませんね」
竹島
「この場合は切り替え時に市に相談に行ったことになっているので、そこは十分していたんじゃないですか」
尖閣
「とはいえ、それは何年も前のことですよね」
国後
「確かにいったん行政に確認したとしても、それが今でも通用するのか、問題ないかを定期的にチェックする仕組みがほしいですよ。行政だって、時代と共に法の解釈も変わることがあるでしょうしね」
藤本
「ISOの話が出てきましたが、ISOのEMSではいろいろとやるべきことを決めています。
ISOの内部監査や順守評価でそういったことを点検していなかったのでしょうか?」
尖閣
「私も同感です。きっとこの倉庫会社ではISO14001がオママゴトだったのではないでしょうか?」
国後
「というと、内部監査や順守評価の前に、ISOの仕組みが会社に貢献しているかをチェックする機能が働いていなかったということになる」
竹島
「それを言うなら、この倉庫会社のシステムが有効に機能していないことを指摘しなかった毎年のISO審査も問題だったということになりますが」
尖閣
「そうですよ! 認証機関に苦情を申し立てるべきだわ」
国後
「まあ認証機関に苦情を言っても、彼らに対応する能力はありませんし、審査の改善なんて期待できませんよ。審査に来れば『改善の機会』を乱発しますが、自分の審査を改善する能力があるとは思えませんね。
私なら認証機関を鞍替えしますね」

「改善の機会」とは審査での問題提起の1形態である。
審査において要求事項を満たさないものは、文字通り「不適合」(要求事項に適合していないこと)である。そして現時点では「不適合」ではないが、一層改善を図るべきとか、将来問題が起きるのではないかということに対して、「改善の機会」なるものを記録する。
ISO17021が制定される前、審査で不適合を出すのは証拠と根拠を明記する審査員はほとんどいなかった。ISO17021が制定された2007年から、証拠もない恣意的な不適合は出せなくなり不適合は急減した。そしてそれに代わって「改善の機会」が急増している。おもしろいことに・・本当はおもしろくないのだが・・審査の場では「改善の機会」の多くに対しても是正処置を求めている。「改善」なら現状でも悪くないのであって、是正処置が必要なら、「不適合」にすべきじゃないのか?


藤本
「ISOの仕組みが有効に働いていないという問題があるということで意見が一致しました。しかし、企業として内部牽制や遵法確認が弱かったということは事実です。それについてはどうでしょうか?」
国後
「うーん、おっしゃることはわかりますが・・・このような問題をどういう方法で検出できるものでしょうか?」
尖閣
「業務監査じゃ検出できなかったのかしら?」
国後
「業務監査かあ〜、僕の会社では業務監査といっても、会計監査に比べたらほんのさわり程度だからなあ。そもそもその部門の仕事が適正かどうか、その部門以外の人で法規制や会社のルールに照らして合致しているかを判断できる人って少ないのじゃないかなあ〜」
藤本
「というと、社内の内部牽制機能の強化も挙げられますね」
国後
「それと思うのですが、この総務課長ですが、他所の事業所から異動してきたわけですよね。廃棄物の扱いや法規制についての知識が不足しているように思います。総務屋というのは定型化された一つの職業のカテゴリーです。ここにいる竹島さんも尖閣さんも総務屋でしょう。総務担当者が、持たなくてはならない知識や経験というものは普遍的なものだと思うんですよ。
その意味でこの課長は、赴任後に自分の担当している仕事についてよく把握していなかったのではないのかなあ〜」
尖閣
「国後さん、そうおっしゃいますが、国後さんは環境管理についてどのくらい詳しいのかしら?」
国後
「いやあ、これは弱いところを・・・、おっしゃるとおりですね。総務課長といっても内部的にも多様な仕事がありますし、外部、特に田舎ですと地域の新聞やテレビ局、行政、商工会議所対応をしなければなりませんし、場合によってはライオンズクラブとか、地域社会の役職なんてたくさんしなければなりません。環境管理なんてそういった幅広い仕事のほんの一部に過ぎませんからねえ」
竹島
「ともかく総務担当者となれば環境管理について一応のことは知っていなければならないわけだ。つまり最低限、今回の研修のようなものを受けている必要があるね」
藤本
「それほど、この研修会をヨイショしてもらわなくても 
国後
「まとめますと、牽制機能、遵法点検の社内体制の強化が必要ですね」
尖閣
「話が戻りますが、この養豚場の実態調査や点検を行っていたのかも不明ですね」
竹島
「そうそう、ボクもそう思います。実態調査をしても交通事故は防げないでしょうけど・・・
でも常日頃、廃棄物委託先の状況確認をして、必要なら指導や切り替えを行っていれば行政の心証を良くすると思います」
国後
「それとこの設問の条件には書いてないけど、残飯であろうと引き渡し時には社員が立ち会うということは必要だろうね。業務を委託するときには何を頼むのかを明示して、その通りしたかを確認することが必要だよ」
藤本
「ISO14001では仕事を委託するときは、その著しい側面に関する手順を伝えなければならないとありますね(ISO14001:2004 4.4.6c)」
尖閣
「ああ、ありましたねえ〜。そういう観点からもこの倉庫のISOの仕組みはバーチャルで役に立たなかったのね」
国後
「なるほどなあ、私はISOなんてよく知らないのですが、皆さんのお話を聞くと、ISOの仕組みって、かなりよく考えられているように思いますね。ISOの仕組みに沿って仕事をしていれば今回の事故は防げたと思います。
おっと、事故というのは交通事故じゃなくて、適正な廃棄物処理をしていなかったということの意味ですが」
竹島
「国後さん、現実のISOの審査では、そのような正しいISOの仕組みで運用すると、まず審査員の先生から不合格をくらいますよ」
国後
「はあ!? どういうことでしょうか?」
竹島
「ISO審査というのは、かなりの部分、審査員の先生の判断で行われるのです。例えば、この倉庫会社ではISOの目標に廃棄物削減をあげています。仮に、検討した結果、廃棄物削減を改善テーマにあげないとしたとしましょう。そうなれば十中八九間違いなく、目的目標の設定が不適切というご神託をいただくことになるでしょう」

ご神託とは「神様が自分の考えや判断を、巫女や予言者あるいは夢などによって人間に知らせること」
つまり、ISO規格が理解できない我々下々を、ISO審査員が教え導くことである。もっとも、多くの場合、それはISOの神様の教えではなく、審査員個人の独断であり、間違っていることが多い。


藤本
「竹島さん、おっしゃることはよく分りますよ。そういう圧力というか、偏った考えの審査によって、いや審査に合わせて会社の活動を誤らせているところは多いでしょうね」
尖閣
「うーん、でも今回の事故の対策として、認証機関を指導するというのは無理ですわー」
竹島
「尖閣さん、そりゃ無理、無理、たとえ私たちが審査員の先生に話しても、聞く耳を持たないでしょう」
国後
「ということはISO認証していないほうが遵法上良いということになるのかな?」
竹島
「ISO認証は遵法をしっかりするためというよりも、ビジネス拡大のためだと思いますが」
尖閣
「いや、認証機関によって相当違うと思いますよ。しっかり審査しているところもあるだろうし。
ともかく対策のひとつとして、認証機関へ審査の改善要求をあげておきましょう」
竹島
「話は全然変わるけど、80人とか100人だったら自前の厨房で作るのではなく、仕出し屋からとった方が効率的じゃないだろうか?」
../hinomarubento.jpg 日の丸弁当
私が小学生になった頃、1950年代半ばはこんなもの食べてたんです。
実際には、銀シャリではなく、麦半分でしたね・・・
でもこんな弁当さえもってこれない欠食児童もいました。

国後
「まあ、効率からだけ考えるとそうだろうねえ。でも弁当屋のおかずは揚げ物が多くて、高カロリーで、味付けが濃くて、食べる方としてはあまり好まんね」
尖閣
「食中毒が起きないようにするには揚げ物が一番なのよ。万が一、食中毒が起きれば、即営業停止、下手をすると弁当屋は廃業だけど、食べた人がカロリーオーバーでメタボになっても、糖尿病になっても保険所から苦情は来ないもの」
国後
「ともかく残飯の処理が問題だから弁当屋にするというのは、本末転倒だと思いますよ」
竹島
「いやそうは思いませんね、元々、本来業務でない昼飯作りを内作化したから管理不十分で問題が起きたんです。余計なことはしないほうが良いですよ」

Aグループはみなさん積極的で議論は尽きませんが、なんとか方向性は見えてきたようです。
あとは国後さんが足らないところは補完して、それでも足りないところがあれば、ねつ造と歪曲でまとめてくれるでしょう。
韓国や中国はねつ造が得意ですからそれを真似する方法もありますね
今回も尖閣さんはバリバリ、国後さんもまっとうなんですが、竹島さんは弱気でいけませんね。


ここで皆様にご協力をお願いします。
尖閣は日本の領土国後は日本の領土竹島は日本の領土
尖閣列島は日本の領土国後・択捉を返せ韓国は竹島から出ていけ


おっと、Aグループはこれで終わりでなく、まだ何件かケーススタディの課題がありましたね。
っつ、他のグループのケーススタディはどうなったのかって?
あわてない、あわてない
次回に続きます・・・・・・・

うそ800 本日の出し物について
私はこんなアホなお話は、あっという間に書けます。
実をいってこの駄文は、朝食後に家内が食器洗いと洗濯・物干ししている間に書きました。
もしアイデアが枯渇した司馬遼太郎君がいたら、お手伝いしましょうか?
おっと、誤解のないように
私も交代で食器洗いをしますし、掃除も洗濯もしていますよ。
では、これから家内と二人でショッピングですよ 


名古屋鶏様からお便りを頂きました(2012/8/23)
ウチの事業所では大昔に2度ほど弁当屋で「大当たり」を引いたことがあります。確か「干し大根」と「じゃが芋の煮付け」だったかと。
箱弁は箱弁でタイムラグの問題がありますからねぇ・・・もっとも弁当屋は頑として「他で問題は出ていない」と言い張ってましたが

鶏様 毎度ありがとうございます
食中毒になりやすいものといえば、卵、漬物、かまぼこ、その他ゼーンブ
食中毒の多い季節はと、ネットで調べると、春夏秋冬1年中らしいです
食中毒にならないためには、食べずに餓死するほかありません キリッ


外資社員様からお便りを頂きました(2012.08.24)
おばQさま
非常に実践的で、実務能力が試されるケーススタディですね。
会社で実務についている人からすれば、ISO審査がどうというよりは、役所の環境課や警察、消防から問い合わせがあった場合の対応の方が、重要ですよね。
また、そのような場合に、地雷を踏まない対応をしない事が、必須だと思います。
例えて言えば、飛行機に乗って脱出訓練のビデオをみて頭に思い描くようなもので、一生の内に合わないかもしれないが、起きた場合に、体が動かなければ 死にますので、法規が飛行前に必ず実施するのを求めているのと同じです。
会社でこうしたケーススタディを行う事で、社員の柔軟性や思考力、実務能力が良く判るのだと思います。
この事例でもありますが、結構 多いのが「残飯リサイクル そのものを辞めてしまえ」という考えです。
一件 合理性がありますが、そこで抜けているのは、リサイクルに至った経緯や、そのメリットや必然への考察ですね。
見直してみれば、体裁や審査の為にやっていたならば辞める良いきっかけです。
一方で、辞める事によりデメリット:揚げ物弁当によりメタボ(笑)も含めて、検討するのは大事ですね。
この事例では、そうした部分まで、カバーしているので、結構 深いと思いつつ拝見しました。

本筋とは関係ありませんが、帝国海軍の艦艇では海防艦は島の名前で「国後」はありました。
残念ながら、竹島と尖閣は海軍艦艇にはみつかりませんでした。
竹島問題に関連して、従軍慰安婦問題が再燃していますね。
振り返れば、大阪で在日の女性が提訴して、その娘婿の朝日新聞記者 植村記者が慰安婦問題を新聞でぶち上げました。
それを、よせば良いのに、当時の自民党政府が「とりあえず謝っておけば収まるだろう」と対応。
河野談話の位置づけについては、典型的な 受け手と出し手が、それぞれ勝手な解釈が可能な典型で、ここにさかのぼって解釈の明確にをするべきだと思っています。
但し、今の政府でも、まとな対応と思ったのは、報復措置のリストアップを関係省庁にさせた事です。
その中で、韓国ウオンのスワップ、韓国国債の買い取りが中止が提案され、これだけで韓国国債の利率が1%近く上がりました(つまり売られた)
個人的には、過去にアメリカがやったように、輸入関税100%のような思い切った提案(実施は別)は、政治面では効果があると思います。 韓国からの輸入関税が上がれば、日本の家電メーカは一息つけるかもしれませんから(笑)

外資社員様、毎度ありがとうございます。
最近、ケーススタディを書いているのは、ISO審査の第一線を退いて早4か月、新鮮な情報(?)がないので、最近の審査をネタに書けないからです。
それで、会社勤めしていた時に若手を教育したようなISOではなく、環境管理そのものの事例を書いてます。実をいいまして、こういうものは簡単なのです。あまり法律とかISO基準類を調べることがありませんから。
ところで、小島からネーミングされる軍艦(旧海軍では巡洋艦以上が軍艦で駆逐艦は軍艦には入らないそうですが)は、500トンから1000トン弱の掃海艇です。現在の海上自衛隊の掃海艇は「やえやま」、「はちじょう」、「つしま」などですから、「せんかく」や「たけしま」はあまりにも小さくて、救命ボートに付けられる程度かもしれません(冗談です)。
もっとも、竹島が日本に戻ってくれば、総理府はそれを祝って、ヘリ空母に名づけるかもしれません。「独島」は韓国の18,000トンの揚陸艦に付けられていますから、釣り合うかもしれません。
もっとも空母はやはり旧国名でないとカッコ悪いですね。
ところで野田首相も弱腰から一転、逆切れしたようで、暴走が楽しみです。
明日、新宿の反韓国デモに参加する予定です。
ところで、韓国はスワップは日本が言い出したこと、輸入規制は日本が困るだけと言っています。ご期待に応えるかやってみてほしいですね。
外資社員様がおっしゃるように、サムソンやLGのスマホや携帯が輸入禁止になれば、面白いですね。国債もスワップも韓国はダメージが大きそうです。


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