地球温暖化狂騒曲

21.03.18
お断り
このコーナーは「推薦する本」というタイトルであるが、推薦する本にこだわらず、推薦しない本についても駄文を書いている。そして書いているのは本のあらすじとか読書感想文ではなく、私がその本を読んだことによって、何を考えたかとか何をしたとかいうことである。読んだ本はそのきっかけにすぎない。だからとりあげた本の内容について知りたいという方には不向きだ。
よってここで取り上げた本そのものについてのコメントはご遠慮する。
ぜひ私が感じたこと、私が考えたことについてコメントいただきたい。

いっとき騒がれていた地球温暖化も、2010年を過ぎると静かになり流行は過ぎたのかと思っていたら、2018年頃からまた温暖化ガー、二酸化炭素ダスナーと叫ぶ声が大きくなってきた。

シロクマ 過激なシュプレヒコールだけでなく、地味に温暖化に関わる話も聞こえる。
「北極の氷が溶けるとシロクマは生きていけない。シロクマを救おう」
環境保護運動、ご苦労様です。
ところでシロクマはヒグマから分かれたそうですが、シロクマさんに分家してから北極が氷で閉ざされたり氷が溶けてなくなったり何度も繰り返してきました(p.86)。過去に北極の氷が溶けたときも、シロクマさんは生きのびてきたわけですが……

「新築したら太陽光発電を付けよう」
太陽光パネルを載せて家族
最近建てられる多くの戸建ての屋根には、太陽光パネルが付いている。太陽光パネルを取り付ける費用の半分くらい補助金がもらえそうです。
そして発電した電気を電力会社に売るのです。しかもその売値がハンパでなく良いらしい。10年で元が取れ、11年目からウハウハだとか。うらやましいですね。
でも太陽光の補助金って、だれが払ってるのでしょう?

あなたはご自宅の毎月の電気料金の内訳を見てますか?
「電気ご使用量のお知らせ」なんて紙片を見ると、まず請求予定金額があり、その下に内訳として、基本料金、昼間料金、朝晩料金……下のほうに「再エネ発電賦課金」という項目があります。再エネ発電賦課金は電気料金全体の1割くらいでしょう。
マンションの我が家はオール電化なので、月々の電気料金は16,000円前後、再エネ発電賦課金が1,700円くらいになります。我が家は風呂も暖房も冷房もすべて電気ですから月16,000円は妥当でしょう。

さて賦課金単価というのですが、時とともに率が高くなっています。

201220132014201520162017201820192020
賦課金単価
1kW当たり
0.220.350.751.582.252.642.902.952.98

ところで再エネ発電賦課金ってなんですか?

再エネ発電賦課金とは、高い自然エネルギーを買わなくちゃならない電力会社を助けるために、電力会社から電気を買っている一般家庭が補填しています。
太陽光パネルをつけた人が高く電気を売れるのは、私たちが「再エネ発電賦課金」を払っているからです。
温暖化防止のために()電力会社が買い取る自然エネルギーの比率をどんどん上げて、最終的には電力会社が売る電気の24%にするそうです。そのため再エネ発電賦課金もどんどんあがり、2030年頃には7%くらいになるそうです。すると再エネ発電賦課金は今の倍になり電気代は今より1割アップする。
おっと、屋根に太陽光パネルを載せている家庭でも、この再エネ発電賦課金は払わなくてはなりません。
でもこの仕組み、なんかおかしくありませんか?


「日本は温室効果ガスを2050年に実質ゼロにします」
菅首相もコロナ対策から接待問題から地球温暖化まで、いろいろご苦労様です。
菅首相 1990〜2012年の期間にわが国が地球温暖化対策に投じた金額は20兆円を超すそうです。(本書p.172)
菅首相が簡単に「温室効果ガスを2050年に実質ゼロにする」なんて言いましたけど、それを実現するのに、これからいくらかかるのでしょうか? 100兆円とか200兆円とか言われます。確かに過去30年間に投じた20兆円でろくな成果がなかったのだから、これから30年に200兆円くらい払わないと二酸化炭素をゼロにできないでしょう。
いやいや、200兆円費やしても成果がそれほど効果はないような気がしますよ。

コロナ給付金が総額12兆円、短期間に12兆円も投じて日本経済が回復したかといえば全然効果が見えないでしょう? その20倍を30年間で使っても、目に見える効果があるとは思えない。
しかも給付金は国民が使うから国内で回る。貯金しても国外に無駄に流れるわけではない。
でも二酸化炭素の排出を減らすための200兆円はたぶん、外国から二酸化炭素排出分を買うことになり、まったくの死に金、無駄金、泥棒に盗まれたと同じだよ。

そしてその二酸化炭素の排出を減らすためのお金は、国民が払わなければなりません。
税金が道路とか医療とか年金に使われるならまだ良いですが、訳の分からない二酸化炭素のために使われるとなると納得いきません。


私は地球温暖化を信じていない。だって証拠を見てないもの。いくらIPCCがきれいなグラフを作って説明しても、テレビや新聞が熱情をもって解説しても私は信じない。
私は生れてから70有余年になるが、気候が暖かくなってきたと感じない。そりゃ暑い夏もあるし寒い夏もあったが、それは昔も今も変わらない。地球温暖化は存在しているのか?

しかしいまや世界中が地球温暖化対策一色に塗りつぶされたようだ。我々は抵抗できず二酸化炭素に押しつぶされてしまうのか……
いやいや、そうじゃない。地球温暖化はまだ立証されていないと叫ぶ人は、学者にも市井にもたくさんいる。

書名著者出版社ISBN初版価格
地球温暖化狂騒曲渡辺 正丸善出版97846213030472018.06.251,800円

もしあなたが地球温暖化に疑問があったり、本当のことを知りたいと思っているなら、この本をお読みください。もちろんこの本に書いてあることが真実かどうか、私はわからない。
この本にはさまざまな数字やグラフがある。それを疑うことも必要だ。
43ページに八丈島の気象庁のウェブに乗っている過去からの測定記録は上昇していないが、気象庁の「気候変化レポート」では0.5℃上昇になっていること、更にIPCCでは1.5℃上昇したことになっているという記述がある。私はホンマかいなとネットをググった。著者の語ることに間違いなかった(注1)
ともかく大事なことは、証拠を調べること、そしてそれを基に考えることだ。

この本を書かれた渡辺 正は学者であり、10年も前から地球温暖化は事実ではないと本を書きテレビで語ってきた(注2)
やたら温暖化が危ないよーと語る人より、データを示して危ないなり危なくないと語る人のほうが信用できると私は思う。
経済評論家の三橋貴明も、自分が考えた根拠の数字を公明正大に示してどうしてそういう結論になったのかを語る。地球温暖化になると語る人は、感情とデフォルメされたグラフで出典を示さない人が多い。
山本良一という温暖化教の教祖がいたが、彼はまったく根拠を示さず、ただ危ない危ないと叫んでいた。今どうしているのやら?


今、菅首相が2050年二酸化炭素の排出をゼロにするとか言い出している。地球温暖化が真実か否かわからないが、新聞やテレビが言うならしょうがないなんて簡単に同意はできない。
何をするにもお金がかかる。二酸化炭素の排出を減らすには大金が、排出をゼロにするなら更なる大金がかかる。それは税金、私たちが払うお金だ。
少なくても地球温暖化が真実であり、その対策がまっとうであり、我々が協力すれば改善できると確信しなければ、私はお金を払いたくない。
その判断のためには、我々自身が地球温暖化とはなにか? その証拠はあるのか? 勉強しようという意思が必要だ。
だって自分のお金は大事に使いたい。無駄なことに自分のお金を払いたくない。

新聞でもテレビでも、地球温暖化が恐ろしい勢いで進んでいるとか、近年暑いのは温暖化のせいだ、台風が強くなったのは温暖化の……なんて語っている。

本当ですか?
私は地球温暖化が恐ろしい勢いで進んでいると感じたことがない。近年暑くなっていると感じてない。台風が強くなったといわれても、子供のころの伊勢湾台風や室戸台風の方がすごかったように思う。
申し訳ないが、新聞やテレビや政治家や意識高い芸能人が語ることを信用しない。

温暖化で汗をかいて
いるんじゃないのよ
温暖化に騙されそう
で緊張しているの
暑い温暖化詐欺がこわよね
電話詐欺より恐ろしい

私は自分が体験したこと以外 信じないわけではない。麻薬や覚せい剤を体験したことはないが、その害は信用する。だって犯罪とか異常な行動というのは日常報道されている。
でも温暖化が恐ろしいといわれても、千葉県の気温が上がっているわけじゃない。台風が強くなった感じもない。

2019年、千葉県に複数の台風が襲い掛かり大きな被害があった。それは事実であるが、私が感じたのは、台風銀座にお住まいの方は毎年こんな目にあっているのかという驚きであり、温暖化で台風が強くなったとも台風銀座が房総半島に変わったとも思っていない。

みなさんは、地球温暖化が恐ろしい勢いで進んでいると感じているのだろうか?
近年気温がどんどんと上がっていると感じているだろうか?
台風が過去より強くなってきていると感じているだろうか?

グラフは千葉県の銚子市の130年間の各年の平均気温の推移である。
銚子市を選んだ理由は、気象庁のデータの中で、千葉県では銚子市が一番古くからの記録があるからだ。千葉市は1966年から、他の地域はもっと最近からしかない。

銚子市の気温推移

上の図を見て、時代とともに気温が上がっているとは思えない。右端の1980年から2020年までを見れば温暖化しているように思えるが、それはつまみ食いだろう。
最高気温を見ると左端の1887年が32.8℃で、右端の2020年が33.4℃で0.6℃上がっている。しかし相関係数は0.33と弱く、温暖化しているとは言い難い。

なおこの期間の最高気温の最高は1962年の35.3℃で最低は1905年の28.5℃、最低気温の最高は2007年の0.9℃で最低は1893年の零下7.3℃であった。なお、冷夏でコメの作況指数が74となり、平成の米騒動と言われた1993年の最高気温は30.5℃であった。
いずれにしても近年気温があがっているとはいえない。

注: この期間で最低気温を記録した1905年(明38)は、天保以来の大飢饉と言われ作況指数は71だった。
ちなみに米の作況指数は気温と完ぺきに相関関係にある。
グラフでへこんでいる1897年(明29・30)、1921〜1923(大10〜12)、1943〜1945(昭17〜20)、1995〜1996(昭55・56)、平成の大飢饉1993年(平5)作況指数79、2003年(平15)、みな作況指数は90未満だ。

そもそもこのグラフを見て「地球温暖化が進んでいる、大変だ」と思う方がいたらちょっと変だ。19世紀末から20世紀末まで寒かったがやっと元に戻ってきたと思うのではないだろうか。

もしみなさんが自分の住むところの数値を知りたいなら、気象庁の過去の気象データ検索にアクセスし、「都道府県」をクリックしてお住まいに近い地点を選び、「データの種類」の「年ごとの平均値を表示」をクリックすると、過去のさまざまな記録が表示される。
もちろんグラフは自分で作らねばならない。


この本は大気中の二酸化炭素が増えることによって、地球上の植物が繁茂してきていることを述べている。そして大気中の二酸化炭素が増えるのは喜ばしいこととある。
またもし地球の気温が100年前、150年前に戻れば飢饉になるだろうという。
日本で一番お米を作っている都道府県は、新潟県、北海道が1位2位である。北海道はもちろん、新潟県も江戸時代前は米どころではなかった。なぜ今米どころかといえば、品種改良もあるけれど戦国時代の小氷期(14世紀半ばから19世紀半ば)から抜け出して暖かくなったからだ(注3)

注:千葉県の気温が上がってなくて北海道の気温が上がっていると語るのは詐欺師だ!
そうおっしゃると思います。しかし不思議なことですが、北海道の気温は確実にこの150年で上昇しています。
例えば札幌の1870年頃の日平均気温は7℃、最高気温は31℃、最低気温は-20℃くらいでした。2010年代になると、それぞれ9℃、33℃、-12℃と特に最低気温があがっています。
しかし銚子市の気温が過去100年間上がっていないのも事実です。札幌のほうが銚子より10年前から記録されていますが、銚子の記録がある1887年以降だけ見ても札幌の気温は上がっています。なぜかはわかりません。

温暖化といってもたかだか数℃だ。ならコメや麦を作るのを北上すればよいという考えがある。それへの反論は、草木は移動できないから多くの植物は枯死してしまうという理屈が定番だ。
この本では、数度の気温上昇なら一層繁茂するという論文を提示して、温暖化によって植物が枯死することはないという(pp.15-21)。気温が上昇すれば植物は同じ気温のところに移動するというより暖かくなった北の地に拡大していくという。
実際に、ここ33年間で地球全体の緑地面積は13%増え、バイオマス(植物体の重さ)は10%増加したという(p.21)。これは人工衛星の観察結果だから否定しようがない。


省エネはCO2を減らさない(p.106)
リッター10キロ走る車を、20キロ走る車に買い替えたとする。月1000キロ走っていたとすると100リットル買っていたのが50リットルに減る分、お財布が温かくなるが、地球は暖かくならないはずだ。
だが著者はそんなことないという。お財布に残ったお金はどうなるのかと問う。

私は車に縁がないから、電気をケチケチ使い電気料金が月6000円安くなったとしよう。差額の6000円を使わずにいるはずはない。何に使うだろう?
グアム タモン湾 私たち夫婦の場合、考えられるのは旅行だ。2019年からコロナ流行で出歩いていないが、平常が戻れば年に1回はグアムとか沖縄に行きたい。ビーチで泳ぐのは楽しい。
著者はモノの値段と二酸化炭素の排出量は関数関係ではないが、指標にはなるだろうという。私もそう思う。
グアム旅行7万円と電気料金を1年間節約した7万円が同じ価値なら、排出するCO2も似たようなものだと考えて大きな間違いはないだろう。
つまり1年間電気を節約して発電所で減った二酸化炭素排出量と、ジェット機に乗って遊びに行くことで排出する二酸化炭素は同じと推定できる。
だから著者は省エネしてもCO2は減らないという。

節約したお金で借金を返しても変わらない。お金を貸していた人の手元に戻り、それを別の人に貸そうと、二酸化炭素のループが大きくなるだけで収支は同じ。銀行に預けても同じこと。銀行は預かった金を誰かに貸すのが商売、誰かはそれを元手にビジネスするだろうが、当然二酸化炭素を出すことになる。


CO2を減らすのは大金がかかる(p.114)
金勘定 日本が80兆円かけてCO2が22%削減という試算がある。これは全世界のCO2の6.6%にあたり、 それによって期待できる気温上昇低下は0.001℃だそうだ。目の良い人が温度計をみても違いは判らないだろう。
80兆円でなく100兆円では、いや200兆円ではと考えても、収穫逓減の法則から期待しないほうが良い。
結局、何もしないほうが良さそうだ。


再生エネルギーとは魔法か?(p.132)
チマチマと細かいことを考え込んでしまうと全体が見えない。視野を広げてインプットとアウトプットを考えると、いかなるプロセスでも収支がよく見えるという。
廃プラのリサイクルで分別回収しても、廃棄物処理場でまとめて燃やしているなんてことけっこうある。完全に分別したら、ごみの熱量が不足してきれいに燃えず、重油をかけて燃やしている都市もあったね。そんな問題は武田邦彦先生が詳しい。

風力発電や太陽光発電の買取について(p.146)
ドイツがうまくいっているなんて妄想だ。平均的な家庭で月3000円を負担している。
日本でも風力や太陽光を増えていけば、前述したように再エネ発電賦課金は増える一方だ。それって、いったいなんのためなのか?
みんな自宅に太陽光発電や風車をつけたら、電気代はますます高くなり、日本人みんなが貧しくなりましたというストーリーしか見えない。
自然エネルギーというと聞こえはよいが、皮相的に見れば電気で風車を回しているのと同じだ。


カーボンニュートラルは悪い冗談(p.152)
実を言って私はカーボンニュートラルという概念をよく理解していない。というか、現時点、確固たる定義もない。そもそも発祥は英国のインデペンデント紙が1992年に記事で使った造語だそうだ。
ということで、著者の語っていることもよく理解できないが、要するにエネルギーを変換するたびに変換効率が掛け算されるから、再生可能エネルギーで社会は成り立たないということのようだ。

そりゃ化石燃料だって原子力だってエネルギー変換効率は極めて低い。ディーゼルエンジンの効率が高いといってもせいぜい40%、6割はロスだ。おおっと、太陽光パネルだって効率はせいぜい20%。原子力発電の熱効率は30%くらい。蒸気機関車に至っては一桁。木材を燃やして電気にするとなるとこれも一桁だろう。

それであっても化石燃料が便利なのは、何万年もかけてエネルギーが圧縮されていて、それを短時間で解放するから、大きなエネルギーを得られるということではなかろうか?
木材を燃やして石炭と五分はろうとしたら、同じ重さではなく石炭の重量の3倍、容積的には10倍以上になる(注4)


著名人や渡辺先生の語った言葉で名言と思ったものをあげる。


老人マーク 本日のまとめ

地球温暖化が真実か否かなんて私にわかるはずがない。しかし私が温暖化していないと感じているのは事実である。
だから温暖化しているということを聞くと、温暖化しているという主張の根拠を調べようと思う。ホッケースティック詐欺に騙されないようにしよう。
ツバルが沈むというなら、ときどき葛西臨海公園に行って沈み具合を観察しよう。コロナ流行前は年に2回、葛西臨海公園に行ってましたが、一向に沈まないので不思議でした。
もしツバルの海と東京湾の海面の高さが違うなら、高いほうから低きに流れ最終的には同一になるはずだ。




注1
注2
注3
そもそも戦国時代になったのは、気候が寒冷化して農産物が取れなくなり、生存競争が激しくなったからという。

注4
木材はその分子構造の中に含まれる水分があり、これを結合水という。結合水は炭化しなければ外に出ることはない。また木材は周囲との湿度の差により水分を吸収したり放出したりする。この水分を自由水という。
自由水は、外気によって多くなったり少なくなったりする。自由水の含水率を20%以下にしないとマキに使えない。
木材に浸み込んでいる自由水の含水率は20%くらい、結合水は28%といわれる。乾燥した木材の比重は0.65くらいだから、燃える重さは体積の0.325となる。
対する石炭の比重は1.2〜1.6で結合水も自由水もほぼゼロだ。つまり石炭の3倍の重さ、体積13倍のマキを燃やしてイーブンとなる。
化石燃料は偉大である。




外資社員様からお便りを頂きました(2021.03.19)
いつも興味深い話題の掘り下げ、有難うございます。
お書きの感想のほとんどに賛成なのですが、一番 腹が立つことは下記です

「温室効果ガスを2050年に実質ゼロにする」

単なるスローガンならどうぞご自由にですが、これに税金を投資しつづけるなら、話は違います。
ご指摘の通り、国内インフラの整備や、補修に使うならば国内にお金が落ちるし、将来にもつながります。

「カーボンオフセット」取引という概念自体もふざけたものです。
本当に地球環境問題が世界共通の問題ならば、金で片づけられるはずもない。
となると新しい、「グリーン・ビジネス」なのでしょうね。

カーボン・オフセット第三者認証プログラムに至っては、認証会社があそことあそこ(笑)
ISOが減ってきたか変わりを見つけたのでしょうか?
カーボンオフセット第三者認証プログラム
何が凄いって、「削減が困難な部分の排出量について、クレジットを購入する」のですって!
でもねぇ、購入したクレジットが、本当に地球環境の改善に寄与しているかの確認なんてどうするのでしょうね? ISO的に言えば、定量化できるエビデンスが必要だと思うのですけれど。

外資社員様 毎度ありがとうございます。
まったく同意です。
環境保護とは真っ赤なウソ、環境保護ビジネス、環境を出しにしてお金をゆする詐欺団体としか思えません。
そして一般の人は善良で疑うことを知りません……というか疑うことは恥ずかしいことと思っているのでしょうか?……立派なことを言われるとすぐに信用して財布を取り出すのです。
日本はもう欧州や途上国のパシリかサイフに思われているんじゃないですかね!
国際会議で「日本は温暖化していないようだ」とか「日本では海面上昇は観測されていない」とか言ってほしい。
10年前ハトポッポが環境保護で大見えを切った時から日本の政治家は勉強していないようです。



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