ISO第3世代 41.更新審査6

22.12.26

*この物語はフィクションです。登場する人物や団体は実在するものと一切関係ありません。
但しISO規格の解釈と引用文献や法令名とその内容はすべて事実です。

ISO 3Gとは

スラッシュ電機の更新審査も4日目となり今日は最終日だ。
三木はずっとスラッシュ電機の本社をはじめ関東支社やデータセンターなど都内の拠点の審査をしていたが、他の三人は北海道、東北、東海、四国、九州などを回ってきた。
スラッシュ電機本社で午前9時に三日ぶりに全員が集まった。

朝倉は昨夜三木に電話してスラッシュ本社の佐久間氏と何かあったかと聞いたが、三木は明日会ってから話すと言って、どうだったのか教えてくれなかった。ただ口ぶりでは何事かがあったようだ。
今日はどういうことがあったか聞けるだろうと期待というか不安を持っていた。

予定より少し早いが全員集まったので提供された会議室に全員集まった。
三木はかなり真剣な顔で話し始めた。

朝倉審査員 三木審査リーダー 宮下審査員 寒河江審査員
朝倉審査員 三木リーダー 宮下審査員 寒河江審査員
審査員メンバー

三木 「みなさん、毎日移動続きでお疲れ様です。本日の予定ですが、10時までここで各自担当の報告をまとめてください。その後、午前中は指摘事項など話し合いをして報告書の大要をまとめたい。
昼食後13時からスラッシュ電機さんの管理責任者 山内参与と打ち合わせ、14時までに同意を得る予定です。そして15時からクロージングミーティングで結果報告し、特段のことがなければ終了予定です。
よろしいですか?」

メンバーから異議がないことを確認して話を進める。

三木 「審査はいつも真剣勝負だと理解していると思いますが、今回の審査は特に気を付けてほしいとお願いしていました。とはいえ真剣勝負といっても、特別なことではなく基本通りということです。

まずプロセスアプローチをすること。つまりこの要求事項をいかにして満たしているのかという流れではなく、現場や現物をみて、それがどの要求事項を満たしているかを考えること。

不適合であろうと賞賛であろうと、証拠、根拠、状況を記録すること。特に不適合の根拠は『項番○○』と大まかでなく、具体的にどのshallが根拠かを明確にし、その不適合の証拠となった文書あるいは物や場所を特定できるよう具体的に記述することです。審査員研修で習ったことです。

それから今回特に審査部長から言われていることは、審査でISO規格の項番とか用語を使わず、社会一般で使われている言葉によること。
ここまではよろしいか?」

三木は誰も発言しないのを確認して口を開く。

三木 「実は残念ながら、今回の審査で今あげたことが厳守されなかったようだ。審査中に既にスラッシュから苦情を受けている。
例えば『環境側面は何か』という質問をしている」

注:ここでいう苦情とはISO17021でいう苦情ではなく、一般語としての苦情だろう。

寒河江 「あつ、それ私だと思います。ISO審査の用語を使わないとやりにくいですね。でもそれだけで苦情を言うとは神経質すぎますよ。ところで環境側面をどう言い換えればいいんですかね」

三木はジロリと寒河江を見ると、メモに目を落とし話を続ける。

三木 「環境側面という語を使っただけでなく、それを知らないことを非難している。
次に省エネ活動計画がないことを問題だと語っている」

寒河江 「それも私だ。だって目標を立て改善計画を作ることは要求事項でしょう」

三木 「寒河江さん、規格にはすべての部門で改善目標を持てとも計画が必要とも書いてない。
ひとつも環境目標がない組織なら規格を満たしていないでしょうけど、環境目標がない部門があっても不適合ではありません」

寒河江 「えっ、そうなんですか!すると私の理解が間違ってましたか?」

三木 「東海支社が著しい環境側面…さきほど環境側面をどう言えば良いかと聞かれたが……環境影響が大きいものとしても良いだろう……それについて東海支社は顧客との積極的コミュニケーションとか販売計画など計画に挙げている。また所在するビルの省エネについては、ビル管理会社の計画に協力するとしているので、それで十分かと思います」

寒河江 「そうかもしれませんが、私はもっと積極的な打って出るような計画を持つべきだと思いますよ。ですからビルの店子であっても独自の省エネ計画を持つべきです。それはスラッシュ電機の環境行動計画にも沿っているでしょう。言わば親心です」

三木 「多くの会社は、初めて訪問した我々が気付くようなことは、既にトライしています。そしてできることは実施している。ですから門外漢の我々が見て改善が見つかることはまずないでしょう。
私たちが見ている現場は、いわば乾いた雑巾を絞っている状態だと認識すべきです。思い付きとか他社の事例を提案はすべきでない。
そして企業の目標値は細かい分析と施策の効果の積み重ねであり、その数字を高い低いというのは越権行為であるし、実際に担当されている人に失礼なことです」

寒河江 「でも改善目標が1%なら、1.5%に上げてチャレンジするようアドバイスすることは彼らのためになりませんか?」

三木 「どう言えばお分かりいただけるか……仮に現状が1%として、それは思い付きとかエイヤで決めたわけではないのです。改善策をいろいろ考え、それらに必要なリソース、つまり費用、技術、マンパワー、そういうことを総合的に考えて決めた極めて重いものと認識しなければならない。

あなたが1%より1.5%が良いと発言したとき、0.5%上積みするための費用や技術的検討の困難性を考慮したのですか?
もし1%より1.5%が望ましいなら、なぜ2%と言わなかったのか? あるいは3%のほうが良かったのではないですか?」

寒河江 「2%とか3%は無理でしょう。でも0.5%くらいなら社員の意識向上でできると思いますよね、みなさん?
それに審査員なら皆そういう誘導をしているんじゃないですか。それはまずいのですか?」

宮下 「三木さん、それは今回の問題の発端になった…ええとスラッシュ電機のどこかの工場でスラッシュ電機の計画より工場の省エネ目標を高くしたことの原因は審査員の要請かもしれないという推測ですか?」

三木 「そうなのですが、実は推測ではなく、宮城工場の審査では審査員がズバリ省エネ目標を上げることを要求したという。そして工場が飲まないと審査が止まってしまったという記録を見せられた。
それについてスラッシュ電機から苦情を言われ、名誉挽回として今回の審査を請け負ったいきさつなわけです。
しかし今回の審査でも、宮城工場と同様に目標を上げろと審査員が言ってはぶち壊しだ」

宮下 「ああ〜」

寒河江 「ええと、なにか私が悪いことをしてしまったようですが、そうしますと組織が提示した改善計画はすべてOKにしろ、改善計画がなくてもOKとしろということですか?
それじゃISO審査の意味がありませんよ」

三木 「審査の意味? 審査の意味とは何ですか? 審査とは規格を満たしているか否かを調査することです。規格要求を満たしているなら、それ以上を求める根拠はない。
寒河江さん、審査で目標値を挙げるよう要求できるshallがあるのですか?」

寒河江 「だから親心と言っているでしょう」

三木 「全然努力していないドラ息子なら、向上心を持てというのは親心かもしれません。でも法規制や企業体力やその他の要件を考慮して決定した目標や目標値を、高い低いとコメントするほど我々は知識も知恵もあるわけではないし、その費用を出すこともできない。
それは親心ではなくお節介という重大な干渉です。
はっきり言えばISO17021違反です(ISO17021:2011 下記注)

注:いつもここで引用するISO規格は私がお話を書いているときの最新版であった。
しかし考えてみると、それは間違いであることに気が付いた。といってもこの物語は2016年だから、2016年の時の最新版を使うのかといえば、それも間違いだ。この物語は2016年であるが、問題が起きた宮城工場のISO審査は2012年である。となると根拠となる規格は2012年時点の最新版である2011年版を引用した。
ちなみにISO17021の改定は2015年の前は2011年版、その前は2007年だったと思う。だからこのお話で引用するのは2011年版となる。なおハイフンで付く枝番は2015年版からで、それ以前に枝番はない。

寒河江 「よく理解できませんが、私が間違えてしまったようですみません。どうしたらよいですかね?」

宮下 「この中では俺が最年長だし、こういうことは一番経験していると思うから解説する。
三つのことを考えなければならない。
ひとつは社内的なことで、異議申し立てや苦情を受けた場合は、社内つまり品質環境センターの規定で処分を受けることがある。まあ訓告・戒告というところでしょう。これはこの問題がどうなるか次第ですね。スラッシュが正式に苦情を言ってこなければなにもないでしょう。

ふたつ、対スラッシュ電機ですが、それは審査リーダーである三木さんの説明なり謝罪なりで済むかと思います。済まないばあいは認証機関に異議申し立てということになる。

みっつ、ご存じと思いますが審査で適切性に欠けたり、倫理に問題があると資格停止や取り消しの処分を受けることがあります。CEARの『環境マネジメント・システム審査員資格基準・登録手順』という冊子の配布を受けているはずです。
そこに定めてあります。詳細はその下位規則にあったと思う。
いずれにしてもスラッシュがうちの会社に苦情を言ってくるか否かで決まる。苦情を言ってくれば寒河江さんは資格更新の際に受けた苦情をCEARのフォームに記載して添付提出することになる。しないと虚偽で処分を受ける」

注:日本でISO14001審査員資格は2022年現在は日本規格協会のJRCAが行っているが、2019年9月までは産業環境管理協会のCEARが行っていた。
詳細を定めていたのは『環境審査員倫理行動規範及び順守事項』である。これはメインは勧誘、贈答、守秘義務違反などであるが、苦情も含まれている。

寒河江 「それっておかしいじゃないですか」

宮下 「おかしいって、なにが?」

寒河江 「だって多くの先輩が審査では環境側面の決定や目標決定について、アドバイスをしたり、指示をしたりしていますよ」

宮下 「確かにそういうことがあった。だけどそれは当時の基準でも違反だった。そしてそれが問題になり、今では厳しく指摘されるようになったということでしょう」

寒河江 「しかしですね、審査員に社長がいつも言ってますよね、経営に寄与する審査をしろって。契約審査員にも同じく言ってるでしょう?
経営に寄与するって、相手が知らないことを教えるとか、改善を指導することじゃないんですか?」

宮下 「確かに社長は経営に寄与する審査と言っている。だけど俺は経営に寄与する審査ってなんだか分からないよ」

三木 「すまん、ちょっと話を止めてください。
ともかく今回の審査は、スラッシュ電機の要請に応えられないところがあったとご理解願いたい。とはいえ審査報告をまとめなければならない。各位の担当についてのまとめをしてほしい。

寒河江さんについては、まず寒河江さんが報告のドラフトをまとめたら私とどう判断するかと、それによる結論の方向を決めて仕上げたい。
まずはそれだけ進めたい」

宮下 朝倉 「了解しました」

寒河江だけは何が悪かったかを理解できず憮然としている。


******

昼休み後、審査員がいる会議室より3階上の打合せ場で、山内、磯原、佐久間、アメリアの4人が審査員からの連絡を待っていた。
手持ち無沙汰だが、いつ呼び出しがあるかわからない。だからコーヒーを飲みながら雑談だ。
審査員たちと違って余裕がある。

コーヒー ミルク コーヒー コーヒー

山内参与 「細かくは聞いてないが、審査では大きな問題なかったようだな」

佐久間 「審査したところからQ&Aの速記録をもらっていますが、こちらの手落ちというのはないようです。もっとも審査員側はトラブルで大わらわでしょうけど」

山内参与 「監査部で三木審査員が、なぜ計画の齟齬を見つけなかったかと聞いたときは面白かったようだな」

磯原 「どういうことですか? 私は聞いてませんが」

佐久間 「三木さんが突っ込む前に、すぐに私が原因追及すると認証機関の問題になって大ごとになるからやめてくださいと止めました。そのあと彼と内緒話をしたでしょう。三木さんは私が止めたことに感謝しているでしょう」

山内参与 「佐久間さんは、このいきさつを最初から知っていたのかい?」

佐久間 「話せば長いのですが、いろいろ裏があるのですよ。
えーと、まず工場の環境担当者というものはユニークで工場では他部門とあまり関わりなく孤立している仕事でして、工場内では同じ仕事をしている人もおらず相談相手がおりません。
それで何か困ったこととか知らないことがあると……具体的な例を挙げると、地下水浄化の良い会社を教えてくれとか、環境測定の料金の相場とか、廃棄物処理でミスしたんだけどどうしたらよいかとか…そんな悩み事、困りごとがあれば他の工場の環境担当者に相談するわけです。最初は全く面識がありませんが、イントラネットとか総務経由で電話番号を教えてもらい連絡し、お互いに助け合うわけです。環境担当を10年もしているとほとんどの工場と知り合いになります。これはものすごい情報ネットワークです」

注:これは本当の話だ。外部の人には法律相談などできないが、同じ社内なら恥を忍んで何でも聞くことができる。廃棄物になると自治体によって判断が違うが、それでも情報はないよりあったほうが助かる。
ただエネルギー管理になると、法律の解釈で微妙なこともないし、内緒話するようなこともない。だから磯原がそのネットワークに入っていなかったのかもしれない。

佐久間 「4年前に宮城工場からISO審査で目標値を変えろと言われたがどうしようという相談を受けました。そのとき拒否しろとか無視しろとか数字だけ変えるなら仕方がないとか、問い合わせを受けた工場の担当者によって意見は様々でした。それっきりでその結果がどうなったのか私は知りませんでした。
本社に応援に来て磯原さんから、宮城工場の省エネ計画がいくつもあった問題を聞きしました」

山内参与 「なるほど、それで?」

佐久間 「宮城工場の当時の環境課長とは面識があったので連絡を取りました。残念ながら役職定年になり、北海道の営業所に異動になり、総務かなにかの仕事をしていると教えてもらいました。それで彼に電話して当時のいきさつを教えてもらいました。
彼は宮城工場が良いところ見せようとしたのではなく、審査員が目標値を上げるように強制したからだと言います。そしてそのときの資料を送ってもらいました。
佐藤課長というのですが、彼は過ぎたことだからあまり問題にしないでくれということでした。

ただ今回の審査に対しては、ウチからしっかり見ろという要請をしています。そうなると審査員の切り口は、工場の目標設定にあたり本社が広報している環境行動計画の展開です。それを本社、具体的に言えば事業本部の指導、そして監査部の監査で確認するのが筋と斬りかかるのは必定です。
それで事業本部と監査部には、事前にそのことを話して、そのときは宮城工場のいきさつを説明して返り討ちにしようと準備してました」

磯原 「でも事業本部も監査部も、傘下の組織を管理していないことは間違いないでしょう?」

佐久間 「いやいや、宮城工場は審査員に言われたから審査に見せる計画書はある意味捏造したけれど、社内にはそれを一切見せていない。そんなものを作って内緒にしたのは確かに悪いけど、本社に見せている計画は全社計画通りだ」

山内参与 「ちょっと待てよ、宮城工場は二つの問題があったわけだ。ひとつは全社の省エネ計画でないものを作ってISO審査で見せたということ。
もうひとつは省エネ投資の予算を生産効率改善に流用したこと。
だから実際に全社計画通りしていたわけではない」

佐久間 「山内さんがおっしゃる通りです。でもその二つの問題は直接の関係はありません。ISO用の計画を作ったことは、社内的には大きな問題ではありませんし、予算流用問題は社内的には大きな問題ですが、認証機関や審査員はあずかり知らないことです」

山内参与 「確かにそう言われるとそうだなあ〜
ええっと、そうすると今審査員連中は、宮城工場が当社の広報した計画以外の計画を作ったのは、過去に審査員が目標を変えろと言ったことであり、責任は100%認証機関側にあると認識して、その言い訳を考えているということかな?」

佐久間 「そうですが、それだけでなくもう一つ新たな問題があるのです」

アメリア 「あれでしょう、寒河江という審査員が東海支社で支社が省エネ計画を立ててないことにいちゃもんをつけたのですよ。規格でも法律でも、全社として削減する計画があれば良いのですが、その審査員はすべての拠点において省エネ計画を立てて実行すべきという主張をしたのです。
ああ、正確には実行しなければならないと言ったのです」

山内参与 「磯原君、あれだよな、省エネ法では企業全体で省エネを推進すれば、省エネできない拠点があっても良かったよな?」

磯原 「はい、その理解で間違いありません。
正直言って全部の工場や営業拠点にお金を均等に割り振っても、設備更新もできず成果も出ません。ですから計画を立てて毎年いくつかの工場にドカンと投資させるという方法でないと成果が出ません」

山内参与 「省エネとか環境に限らず選択と集中は真理だよ。戦力の分散は愚策だ。
となるとクロージングではこちらが困る問題はないか」

佐久間 「クロージングの前に、山内さんと我々が呼ばれて審査結果の確認の打ち合わせがあります。予定では午後一から30分くらいですか。その結果双方同意すれば2時からクロージングミーティングとなります。問題なければいずれも10分かからないでしょう」

山内参与 「昨年は私が来たばかりで何も知らない名前だけの管理責任者だったが、いろいろ言われたね。今考えるにくだらないことばかりだったが……」

佐久間 「それからもう一つ問題があります」

山内参与 「なんだ?」

佐久間 「ISO審査に当たっては、審査員の倫理や行動について不適正なことがあれば異議申し立てをすることができると、会社側に説明しなければならないことになっています。
オープニングでは三木さんはその説明をしていないので、クロージングで説明しなければなりません」

アメリア 「もし説明しなければ、それも異議申し立ての対象になるのね?」

佐久間 「まあそこまでケチをつけるつもりはありませんが、先方から謝罪の一つくらいないと考えるところですかね」

山内参与 「あまり追い詰めるなよ。窮鼠猫を噛むというからな」

そのとき佐久間のスマホが鳴った ♪♪♪♪
佐久間が電話を取って二言三言話して切る。

佐久間 「山内さん、審査員団の結論が出たそうです。打ち合わせをしたいとのこと」

山内参与 「ヨシ、ではみんな行くぞ」


うそ800 本日のお勧め

知は力なりという。審査員と話するにはISOMS規格を理解しているだけでは足りない。
審査のルールを知らなければならない。審査の規格というのはないが、認証機関の義務や要件を定めた規格はISO17021である。これが制定される前はISO9001はガイド62であり、ISO14001はガイド66であった。
まあ審査員だってこんな規格を熟読している人はいないけど、ならばなおのこと我々が自家薬籠としておけば役に立つ。

20世紀のことだけど、審査員に「異議申し立ての説明をしていませんよ」と言ったら、 大丈夫かね? その意味を理解できない審査員がいた。当時の審査員は自分が神だと信じていたようだ。神だとしても、貧乏神とか死神だったに違いない。
そことは違う認証機関だったが、異議申し立てしようとしたら、ウェブサイトに異議申し立ての手順を表示していない認証機関もあった。

なおJQAの名誉のために言っておくが、JQAは私の知る限り異議申し立ての説明を欠かしたことは一度もない。素晴らしいことだ。


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