ISO第3世代 71.環境からSDGs3

23.05.11

*この物語はフィクションです。登場する人物や団体は実在するものと一切関係ありません。
但しISO規格の解釈と引用文献や法令名とその内容はすべて事実です。

ISO 3Gとは

人事部でのサスティナビリティ部新設についての会議を終えて生産技術本部に戻ってくる。大川専務と山内参与は環境管理課をどうするかの話を始める。

大川専務 「山内さん、環境管理課を補強したいと言ってたけど、具体的な考えはあるの? 人事は環境管理課と関わりなくサスティナビリティ部を進めるだろうけど、我々の方もいろいろ考えておかないとまずいからさ。
あの席で山内さんが言っていたように、20年前は環境に関する業務が整理されていなかったから、環境に関するものをざっくりと集めて環境部を作ったのだと思う。
だが今は21世紀だ。今になってまた単純に環境部門を強化するのもどうなのかなと思いまして」

実は山内は大川専務より1歳上なのだ。もちろん山内の入社はドクターになってからだから、大川よりも何年も遅い。だけど学生時代から知り合いだった大川は、山内が部下となった今でも年長である山内をさん付けで呼んでいる。

山内 「おっしゃる通りです。昔ながらの体制とか規模が必要ではありません。なにごとも仕組みはひとつしかないのではなく、目的を達するにはこの体制でなければならないというものではありません。
当社の環境管理として行うべきことは工場と本社が支えているわけですが、本社と工場の負担の割合を変えることもできます。

例えば工場の環境管理の能力が高ければ、工場の努力で改善も進むでしょうし、問題が起きた時でも解決できるでしょう。
しかし工場の能力が低ければ、省エネも法規制の把握も事故が起きた時の対応も工場単独ではできない。それが現状なのですが、とりあえず本社の環境管理部門が工場を指導する体制、そしていったんことがあれば緊急事態の対応を指揮をする体制を整えねばならないでしょう。

打合せ ですから本社機能として環境管理というか環境業務支援の機能が必要であると考えたわけです。組織は現状のままで、生産技術本部の下の生産技術部の中に環境管理機能があればよいと思います。
しかし工場を指導しまた緊急事態に対応するには、現在の廃棄物担当が1名、公害担当が課長兼務で1名、そして省エネ法担当が1名では何もできないと思っております。
それと磯原は元々省エネ法対応の事務局として呼んだわけですが、実際には省エネ活動は工場や生産技術部門が行っております。行政報告も書式まで情報システムで作成していますから、あまり仕事はありません。
また磯原はISO専任者が異動した後その任も担当していますが、これまた本来業務を見せるという発想の転換により、仕事量を一挙に1割くらいまで減らしてしまいました。
その代わり磯原はその能力から環境管理課では何でも屋どころか、課の業務の半分以上を一人でこなしている状況です。非常に負荷が偏った状態です。まずこれをうまく管理できる者が必要ですね」

大川専務 「今年3月に大幅に人を減らしてしまったが、それはまずかったのですか?」

山内 「いえいえ、それは二つの意味でクリ−ンヒットなのですよ。ひとつは一般的な意味であざやかに決まったということで、もうひとつは文字通りゴミをきれいにしたということです」

大川専務 「ゴミをきれいにした?」

山内 「今までの環境管理課、3月までは施設管理課でしたが、もう課長から課員まで腐っていた。腐るだけならまだしも、仕事をせずにただ飯を食らっている者が多かった。
私が研究所長を卒業してここに来たのが3年前です。そのとき専務が省エネ法の責任者になり、私が実務者になりまして施設管理課と仕事で関わるようになりました。それで施設管理課の実態を知りましたが月給泥棒そのものでしたよ」

大川専務 「まさしく。それを解決するために山内さんに来てもらったわけです」

山内 「当時の環境部長、は定年まで問題が起きなきゃ良いって考えだったのでしょうね」

大川専務 「山内さんの言う通りですね。私は山内さんより1年早く生産技術本部に来たのですが、彼を異動させるのに1年半かかりました。外面が良い人でしたから、彼を支持する人が多くてね」

山内 「磯原の仕事ぶりをご存じでしょう? 彼は二人分の仕事をしてます。廃棄物問題が起きた時も、熊本工場でも、担当でもなかった彼が、周りを動かして対策を進めました。彼は掘り出し物です。
私の希望は彼と同じくらいの働き者を、あと1名見つけてくれば環境管理課としては十分かなと思います」

大川専務 「そんな程度でいいのかい?」

山内 「そんな程度とおっしゃいますが、今環境管理課では課長の上西は半人前、磯原が二人分、増子が一人前というところで都合3.5人の工数しかありません」

大川専務 「上西は半人前か?」

山内 「熊本工場に行って、全く役立たず、馬脚を現してしまいました。幸いに彼は問題を起こす前に半人前であることに気が付いたのですが、これから一人前になれるのかどうか不明です。下手すると岡田の二の舞になります」

大川専務 「おいおい、彼は工場経験を十分積んだとされて、次のステップとして本社勤務にしたのだよ」

山内 「本音を言いまして、彼は大きな問題を起こす前に、機会を見て関連会社にでも片道切符で出したほうが良いですね。地位が上がるほど、成功も失敗も影響が大きくなりますからね。
それともこのまま一人前になるのを期待するか」

大川専務 「記憶に留めておくよ。というと山内さんのビジョンとしては、環境管理課にあと1人投入して、課長を入れ替えれば良いのかな?」

山内 「そうですね。課長はまっとうな判断さえできれば環境経験者でなくても良いと思います。
個人的には磯原が順調に業務を処理していくなら、2年後くらいに課長にしてもよいかと見ております」

大川専務 「奴は今…39歳か、2年後で41歳、本社の課長にはちょっと早すぎないか。彼は幹部候補でもないし……幹部候補だった上西だって本社の課長になったのは43だったか?」

山内 「磯原は本社に来て2年半、本社で昇進させないならあと2年もしたら、工場の課長にして戻すという流れでしょう。彼の処遇としてはそれでも良いのですが、本社の能力としてそれまでに彼と同等の者が2名そろうかが疑問です。
それなら彼をそれなりの処遇にして残すということになります」

大川専務 「今のパワーが3.5人前で、奴がいなくなると半減以下になるのか。人事で話した改善にむけての活動を除いても人が足らんということか」

山内 「まあ、そのときは専務も私もおりませんよ。今はそこまで考えずとも、まずは気の利いたものをあと1名確保と、上西の処遇ですね」

大川専務 「分かった、そういう方向でもくろんでください。工場で候補者が見つかれば手を打とう」

山内 「承知しました」





翌日、山内は環境管理課のメンバーを集めて昨日の人事部との話を説明する。

山内 「昨日、人事部に専務と一緒に呼ばれて、サスティナビリティ部の創設についてこちらの意見を聞かれた。生産技術本部としては、環境法違反や事故発生の状況を説明し、 打ち合わせ サスティナビリティ部も大事だが環境管理補強が必須であるということを説明した。
環境管理の補強とサスティナビリティ部設立は、トレードオフの関係ではない。人事部としてもそれは了解してくれた。
組織は現状のままでとりあえず環境管理課に担当者1名を増やし、上西君には課長業に専任してもらおうと考えている」

上西 「1名増員で足りますかね?」

山内 「おいおい、ここは大勢いる組織じゃない。庶務を除けば3名なんだから一人増えたら3割3分の補強だよ」

上西 「補強するのは公害担当ですね?」

山内 「そうだ」

磯原 「人手不足という意味ではその通りなのですが、必ずしも公害担当が必要なわけでもないと思います。とにかく多忙ですから、例えば種々統計の処理とか、環境報告のとりまとめとかは気が利いた人ならできます。柳田さんのように庶務業務でなく、環境管理の仕事の一般職でもよいと思うのです。
むしろ専門分野ではなく、経歴とか今の処遇などを考慮したほうが良いかもしれません」

上西 「おいおい、そんなことで良いのか?」

山内 「経歴とか今の処遇とはどんなことかな?」

磯原 「まず工場の環境部門はどこでも人手不足です。そもそもモノ作りとか開発などのメインの仕事ではありませんから、ほんの二人とか三人で回しているのが現実です。それも環境だけでなく、植栽とか設備保全とかの業務も併せてです。

それで工場で出してもよいと考えている人、具体例としては国家資格が必要な業務をされていて、後任予定の若い人が資格を取ったなら、年配の人は要らないでしょう。
あるいは必要な国家資格受験は見込みある複数の人にチャレンジさせます。公害防止管理者の合格率は2割くらいですからね。だけど二人合格すると一人は余ってしまいます。課長の椅子も一つしかありませんし、資格を生かすこともできません。まっ、私もそんなケースだったのですけどね」

山内 「アハハハ、わが身の辛さを思い出したか。そうだな、余っている有資格者とか定年間近と言っても50代なら嘱託を含めて10年は働けるだろう。場合によっては本社所属で工場駐在という形も考えられる。そういう立場の人、もちろん有能であることは必須だが、検討の余地はあるな」

上西 「工場駐在となりますと、できる仕事が限定されますね」

増子 「確かにそうですが、今回まとめた業務マニュアルや事故事例集とか、工場の環境担当者教育の講師、環境監査の指導、工場に行って指導するなどの仕事はうってつけじゃないかな」

磯原 「それに工場からの環境報告や環境監査報告のチェックなどはどこでもできます。実を言って工場の省エネ環境計画と全社計画の齟齬は、ISO審査記録とか工場からの定期環境報告を見て発覚したのです」

上西 「そういったものを見ただけで異常を見つけるとは、見つけた人はベテランなのでしょうね」

磯原 「いえいえ省エネ計画など関わっていなかった私ですよ。資料を眺めているとおかしなところは気づくものです。もちろんベテランならより精度の高いチェックができるでしょう」

柳田ユミ 「あのう、工場にいて本社兼務という形態は多々あります。その場合は人件費の配分もいろいろありまして、必ずしも一人分丸々本社負担ではありません。ですから仕事量とか勤務形態次第で、本社と工場半々とか六四で負担とすれば、1名でなく2名補強するということも可能です」

山内 「なるほど、確かに工場駐在だとこちらで細かく管理しないと、工場の仕事を手伝うようになってしまうだろう。会社全体でみれば損はないが、賃金を払う本社としては管理不備だ」

注:「管理不備」とは管理がしっかりしていない意味だが、現場管理では管理が悪いことによるコスト損失の意味で使う。

話し合いの結果、人員補強の方向は課員の意見の一致はしたものの、具体的な適任者を誰も提案できず、例によって磯原が候補者を探すことになった。
磯原は何でも屋である。





打ち合わせの後、磯原はいろいろ考えたが、本社転勤してくれるなら現在の勤務工場はどこでもよいが、非常勤で仕事があるときに本社に来てもらうなら新幹線で2時間とか空港近くで容易に来れることが必要条件になる。
各工場の環境課長にお宅で余っている人いませんかなんてメールを出すわけにはいかない。

悩んでいる磯原を見たからか、数日後、柳田が全工場の環境課の課長と担当者の氏名・現在の職務・保有資格・年齢のリストを作って、磯原に送ってくれた。影の環境部長に感謝である。
考えるネタにはなる。

工場名役職氏名年齢担当職務保有資格
岩手工場環境課長吉沢 亮46課長公害防止(水1)
新田真剣佑56廃棄物担当特管産廃
横浜流星51公害防止(大気)公害防止(水3)、公害防止(大気3)
菅田将暉53公害防止(水質)公害防止(水3)、公害防止(騒音・振動)
山崎賢人41植栽特管産廃
………………
………………
 

名簿リストをもらっても、磯原は顔も名前も知らない。磯原は絶対にお手上げと言わない。連立方程式で変数より与えられた等式が少なくても、なんとか解法を見つけようとするのが取り柄だ。
佐久間である
わしがベテラン
の佐久間である
とはいえ、これは知っている人に聞くのが一番だ。思い当たるのは、千葉工場の佐久間しかいない。佐久間は前年度まで本社にいたが、定年になるのを機に工場に戻り嘱託で働いている。
磯原はすぐに電話をかける。
すぐに佐久間と連絡が付き、翌日相談のために工場を訪ねる約束と取り付けた。





翌日の昼、休憩前に磯原は本社を出た。佐久間と話せば、定時後は居酒屋コースだろう。となると稲毛の我が家に直帰だ。そんな話を上西と柳田に伝えて出かける。

佐倉駅前で喫茶店を見つけて、簡単な昼食を食べる。13時少し過ぎに千葉工場にたどり着いた。正門の受付で磯原は身分証を示して環境の佐久間に会いに来たというと、受付の女性は構内レイアウト図で所在を教えてくれた。あとは自分でたどり着けということらしい。

佐久間が環境課長のところに連れて行ってくれた。環境課長は以前訪問した時から代わっていたので、前年度まで佐久間が本社に応援に来てくれていたことを説明した。今日は佐久間から環境管理業務につい教えを請い来たというと、課長はたいそう喜んでいた。

佐久間 「ご無沙汰だねえ〜。もう半年になるかな?」

磯原 「まだそこまで経ってませんよ。私の方は毎日が戦争ですけど、佐久間さんのほうは平穏なのでしょう。
仕事はお忙しいのですか?」

佐久間 ターレ 「嘱託になってからは、賃金も半減したけど責任ある仕事から離れているんだ。事故とか起きたとき嘱託が責任問題になるとまずいという配慮なんだろう。
だから今はその日その日、言われたことをするアルバイトみたいなもんさ。特に仕事を言われなければ、自主的にターレで工場内のごみ収集をしたりしてるよ。
というわけで全然忙しくない、アハハ」

磯原 「佐久間さんの能力がもったいない。また全社を動かす仕事をしてみたいと思いませんか?
私の目的はお察しでしょうけど、本社の環境課が戦力不足なのですよ。それで工場で引退間近なベテランとか、有資格者で二人いらないなんて方がいたら本社に来てもらえないかなという腹なのです」

佐久間 「そんなことではないかと予想はしていたよ」

磯原 「佐久間さんだってまだ若い、あと数年働けるでしょう。佐久間さんの力で工場を鍛えてやるなんて気持ちはありませんか」

佐久間 「冗談言うなよ。満員電車で朝夕2時間ももまれる苦行から、やっと釈放されたところだ。二度と東京まで通勤はごめんだよ」

磯原 「若い人なら本社に転勤してもらうつもりです。その場合は短ければ数年、長くても10年以内に元の工場に戻すつもりです。もっとも私もそう言われたのですが、様子をうかがっていると帰れそうありません。アハハ。
年配者の場合は本社の嘱託と言っても、工場に駐在して本社の仕事をするというのも考えているのですか」

佐久間 「ほう、それはいいねえ〜。確かに俺たちがする仕事となると、テキストやマニュアル作成とか、講習会の講師とか、工場に指導か監査に行く仕事だろうから、普段は工場にいてそういうときだけ本社とか指定された工場に行くのもあるね」

磯原 「まあ、佐久間さんに来て欲しいというのは、本音ではあるのですが期待はしていません。
佐久間さんは昔から社内の同業者をよくご存じと思うので、人を指導できるような力量があって人間ができている人を推薦してほしいのですよ。
人数は最低でも一人、多ければ3・4人というところです。廃棄物とか公害と限定しなくても、環境の仕事に関わっていれば感覚は身についていると思うのです。細かいことは私も教育しますし、あまり現在の仕事とか保有資格などに拘ってはいません」

佐久間 「俺が知っている仲間もだいぶ引退しただろうし、先がないのも推薦できないしな。若い者は知らないのが多くなったしなあ〜」

磯原 「そうかもしれないと現在の各工場の環境課長と担当者のリストを作りました。これを見て、推薦できる人を挙げてもらえませんか。
とりあえず若い者二人、年配者二人くらい候補を出してください。佐久間さんを加えても結構ですよ」

磯原は柳田が作ってくれた表を佐久間に渡す。

佐久間 「ほう、これはいい……とはいえ、本当に代替わりしているねえ〜。知っている奴は半分くらいかなあ〜。ともかくこれを見て候補を考えてみよう。
本人にやる気があるかどうかは俺が確認するのか?」

磯原 「いずれ所属だけでも転勤してもらう話ですから、佐久間さんから情報をいただけたら本人には私のほうから声を掛けます」

佐久間 「それがいい」

磯原 「条件ですが、先ほど言ったように、若者なら……まあ50前なら転勤してもらう。
50台の年配者なら可能なら転勤して欲しいこと。次善として工場駐在で本社の仕事をしてもらうこと。目が届かないので、工場の仕事を優先されたら困るのです」

佐久間 「分かった。数日 時間をくれ。
しかし現状は工場の環境管理は心配になるようなレベルなのか?」

磯原 「一昨年、佐久間さんに廃棄物の監査をしてもらいましたよね。今も環境管理部から工場に声をかけて監査部に監査員を応援しているのですが、昨年も今年度になっても、問題が多数見つかっているのです。
別件ですがつい半月ほど前、熊本工場で重油タンクが破損して、たまたま防油堤にもひびがあり、公共河川に流出事故が起きたのです」

佐久間 「へえ、その話は聞いてないねえ。
まあ、事故はゼロにはできないもの確かだし」

磯原 「確かに事故はゼロにはできませんが、事故が起きたとき速やかな対処が必要です。逡巡したり対応を間違えたりされると問題が大きくなるばかりです。熊本工場では行政へ報告をしていなかったとか、本社に内緒にしてくれと言ってきたり、問題は単純ではありませんでした」

佐久間 「それはいかんなあ〜。築城三年、落城三日とか言うよね。長年頑張ってきても、ちょっとしたことで取り返しのつかないことになる。
環境なんて改善よりも、事故を起こさない、違反をしないが最優先の仕事だ。まあ保守的な仕事だから若い人は魅力を感じないんだよね」



うそ800  本日の思うこと

仕事には新しいことにチャレンジするものと、物事を一定に維持するものがある。研究、開発、試作などは常なる革新だろうし、エレベーターの保守、警備、文書管理などは保守そのものだ。
もちろん研究においても廃棄物処理とか設備管理は維持だろうし、エレベーターの保守業務でも点検や異常の検出を自動化するなど改革もある。
しかし本来業務としては前述のように二分されるだろう。
人はどうしてもチャレンジとか革新の仕事を好むが、現実には維持の仕事も重要で必要である。

私自身、40前は試作とか量産導入とかに携わっていて、それが面白かった。40を過ぎて品質保証、ISO認証そして環境部門と変わっていった。いずれも維持である。ISO認証なんて最初の一回はチャレンジだろうが、二度目以降はルーチンワークである。
人は年を取り経験を重ねると、経験のコラボと応用ができるようになる代わり、新奇なチャレンジ精神も薄れるからそれは仕方ないことでもあり、良い選択でもある。

ただ年を取ってISO認証あるいは維持などの業務に就いて、俺は新しいチャレンジをしているなんて勘違いする人は痛い。それもISO事務局だけでなく、審査員もコンサルもTC委員までISOMS規格は新しいチャレンジと考えている方が多いのは痛くてたまらん(笑)。

注:「○○が痛い」でなく「痛い人」という場合、「はたから見て『自分なら恥ずかしくて耐えられない状況の人』」を意味します。
いやあ、このウェブサイトはとても勉強になりますねえ〜



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