以前、思い込みというタイトルで書きましたので、本日は「２」をつけました。柳の下のドジョウを狙っているわけじゃありません。だって初代『思い込み』も受けませんでしたから　

思い込みという言葉がある。何かの偶然か、あるいは子供のときのトラウマか、『あれはこうだ』と決め付けちゃっていることってありません？
例えをあげましょう。
『有機野菜は安全で、農薬を使うと危険だ』なんてのもありますね。
以前、「これからの環境論」を読んで、有機野菜の方が生物由来の毒が多いとありましたので本当だろうかと思って、関係する本を10冊くらい読みました。

私は疑問があればそのくらい本を読みます。こんな駄文を書くにも裏取りが必要ですし、それがまた面白いのです。

農薬を使わないと生物が自己防衛のために化学物質を生産し、その結果、生物由来の毒が増えるというのは、既に証明された事実のようですね。
そんな本の中に書いてありましたが、ミネラルウォーターの方が水道水より砒素をはじめとする毒物が多いそうです。
『水道水が危ない！』という本もありましたが、それを言うなら『ミネラルウォーターがもっと危ない』という本も出さないとバランスが取れませんよね。
同じようなことですが、化学物質という言葉があります。一般的にはこの言葉は単独ではなく「化学物質が危険だ」とか「子供たちを化学物質から守れ」といったふうに使われているようです。
いったい化学物質とはなんだろうか？　というと語っている人ご本人さえ分かってないようです。
化学物質でないものがありますかね？
塗料も爆薬も化学物質に違いありませんが、砂糖も化学物質ですし、ナイロンも化学物質、おお！あなたの体も私の体も化学物質でしたよね
人工的に作られた物質という意味なのだろうか？
人工的に合成したものが化学物質で、自然界にあったものは非化学物質なのだろうか？
でもそんなことを言う人は非科学的であることは間違いない。
自然界にある物質だって危険なものはあるし、人が合成した物質にも人類に貢献するものがたくさんある。 ダイオキシンが危ない！なんて時代もありました。いえ、もちろん今でも危ないですよ。でもほんのちっぴりで人が死ぬことはないようです。そして以前はダイオキシンというものは自然界にはない、廃棄物焼却時に人工的に作られるという論が多かったのですが、実際には大昔の地層からも検出されているそうです。ダイオキシンが怖いよーという恐慌は思い込みで始まったのは間違いなさそうです。

『思い込んだら試練の道を〜♪』と聞けば、星飛雄馬がグラウンドでローラーを引く姿が目に浮かびます。でも、『コンダーラ』とは、この地面をならすローラーのことだと思っていた子供もいるそうです。
思い込みというのは思考停止をもたらし冷静な判断できなくなる危険な罠なのです。 もっとも人間は考えるのが苦手なので、誰かが断言するとそれに従ってしまうという習性があるようです。「あなたは選択する自由と権利がある」といわれるより、「あなたはこうしなさい」と言われた方が楽なのは間違いない。それが地獄に続く道であっても・・
「オウム真理教」や最近はやりの「摂理」あるいはその他多くの新興宗教は、そういう人間の心理をつかんで力を伸ばしてきたのだろう。
思考停止させることが信者を増やす手段であることは間違いなく、そして思考停止が信心を強めるという、卵なのか鶏なのか判断に苦しむところです・・・

いよいよ本題に入りましょう。
日本では知的であるとは革新であり、進歩的であることを意味するようです。特に日本のジャーナリズムは『革新が知的、保守は愚』というイメージが強いようです。
でも、本当は『革新は痴的で、保守はgood（グ〜）』なのかもしれません。 革新が知的という程度ならまだちょっとした勘違い、あるいは思い込みとして許せるのですが、実際は革新が正義と信じているのではないかと思われることもあります。
更には、革新ではなく、左翼が知的で、左翼が正義と考えているのではないか？と思えることも多いのです。
名前はあげませんが、日本の大手報道機関は「反日が知的で正義」であり、「反米が知的で正義」という発想が主流のようです。
そして同時に「共産主義は知的で正義」という論理学上理解困難な組み合わせを信じているのであります。
一体全体、20世紀にあれほどの人類に害を及ぼし、21世紀の現在に負の遺産を残した共産主義という亡霊が知的で正義とは・・・笑止　

思い込みは非常に危険です。
そして、更に危険なのは思い込ませよう、刷り込みさせようという動きが激しいのです。
「日本の伝統・文化好きやけど法で強制するかな、ふつう」などという歌（？）を載せて、あたかも日本で法律で国旗国歌を強制しているなどと誤解させようと努めている新聞社があるのです。
北朝鮮が拉致を認めたその当日に、朝鮮人を強制連行したというテレビドラマを放送した民放がありましたね。忘れませんよ。
「美味しんぼのうそを暴け」というホームページもあります。これを読むと「美味しんぼ」がいかに事実と異なるメッセージを広めようと活動しているかということがよく分かります。
彼らによると、日本人は世界中から嫌われているそうです。だから、中国に頭を下げ、北朝鮮に頭を下げ、韓国に竹島を譲らなくてはならないそうです。
本当でしょうか？
よく聞いてみると、NHKや朝日新聞社の考える世界とは特定アジアと日本だけを意味するようです。すると江戸時代以前の世界観なのでしょうか？
とにかくニュースからテレビドラマからマンガに至るまで日本人を「知的」にしようと努めている報道機関が多くて困ります。
うそ八百であっても、証拠がなくても、捏造してまで、報道機関はジャンジャンと反日ニュース、反米ニュースを流し続けています。
ホリエモンのガセメールを信じた議員は責任をとって辞職しましたが、NHKへのガセ圧力事件の責任をとって辞任した人はいないようです。 もっともいまだにNHKへの圧力はガセではないといっていますので、辞任する理由もないのでしょう。


本日の疑問

思い込みと思っていたのですが、
実は思い込みではなく単なる偏向でしょうか？

あらま様からお便りを頂きました（06.08.11）

佐為さま　あらまです 残暑、お見舞い申し上げます。 今回も、楽しく読ませていただきました。 こう熱いと、頭がボーとしてしまって、脳停止状態です。そういえば小生。家内や子供から「最近のオヤジ、思い込みが激しくて・・・」なんて、蔭口を叩かれております。 介護の世界では、はやくボケた方が勝ち・・・なんだそうです。 どうも小生は、その点だけは家内に勝ちそうです。 ところで、「平和憲法を掲げれば、攻めてこない」と、平然としている方。 いくら小生が認知症とは言え、そこまでボケてはいません。 さてさて、佐為さまの論文の中の化学物質の怖さなんですが、毒性よりもむしろ滞留、残留性が怖いようですよ。 アルコールが毒でも、すぐに代謝するから、問題なく楽しめるそうです。 薬学の世界では、「毒をもって、毒を制す」なんだそうです。 人間の体も、経済も、循環、代謝が正常であれば、多少の変化でも難なくクリアできるのだそうです。 放射能が怖いのは、五感に感じないうちに、遺伝子が傷つけられてしまう事らしいです。いったん間違った情報に書き換えられてしまうと、間違って伝わってしまいます。 その点、NHKや朝日は、放射能なみに危険です。

あらま様、毎度ありがとうございます。
ここには専門家が多いのを忘れておりました。　
突っ込みにカウンターで応じれば、アル中には急性ばかりでなく慢性アル中もありますよね？
とまあ、バカなことはやめときましょう。
DNAが悪性マスコミによって書き換えられたときはどのような治療法があるのか？　あらま様、治療法やワクチンを研究してください。
夏休みの宿題にしておきます。

あらま様からお便りを頂きました（06.08.14）

脳停止状態の小生に、宿題とは・・・ ボケ防止のための恩寵的試練として受け賜わりましょう。 う〜〜ん。世間では昔から、「〇×に付ける薬はない」と申しているようです。 夏休み中では、チト無理であります・・・・。

あらま様もご冗談がきつい　

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