・ラーメンと中華そばと支那そば

これら3つの名称に違いはあるのか?全部一緒だ、という人もいれば全部違うという人もいる。 実際、歴史的な部分も引っぱり出していろいろと言われてはいるが、どうもはっきりしないところが あるのではないか。まあ、はっきりさせないところにまた面白味があるとも思うが、僕個人的には それなりの定義があるんで、ちょっと書いてみることにする。あくまでも自分の育った環境や経験 から勝手に想像しているだけなので、参考にはなりませんよ(笑) まず、ラーメン。これは、スープに麺(小麦粉を練ったもの)が入っているものすべてを指す。 中華そばも支那そばも含まれる。うどんやパスタ類も極論としては含まれる要素はあるが、 これらはすでに確立された麺類であるのでここでは含まないことにする。 定義に「スープ」というものがあるが、油そばとつけ麺は特殊な例としてラーメンに含めたい。 問題は冷やし中華。これは夏でもラーメンをさっぱりと食べたいという発想から発展したのならば 含めたい気持ちではあるが、今はグレーゾーンである。 次、中華そばとはなんぞや。基本的にはトリガラ+トンコツのしょうゆ味で色は黒〜茶色で、 透明なものから濁りまで、割と範囲は広い。麺は若干細目、スープはコクを重視するよりも、 さっぱりすっきりと食べさせるものでなんとなく懐かしい感じ、これが中華そば。 支那そばとは、中華そばのもっとダシを取ってコクを出したもので、魚ダシや椎茸などを強く感じるもの。 できればチャーシューは煮豚じゃなく焼き豚を使ってほしいかな。(例:たんたん亭、はるばる亭) まあ、これらはあくまで個人的に切り分けしただけだし、自分自身でも強く思っているわけではないので 特に意味のないことかもしれないですね。
目次に戻る 前へ 次へ