・ラーメンを表現する

「醤油ラーメン」と聞いてどんなラーメンを想像しますか? 北海道、関東、関西、九州、などの地域的環境や、その人の経験などで違ってくるだろう。 そこで、どういうふうに表現すればそれなりに想像してもらえるか、これを考えてみたい。 まずは前提条件として、ある程度のバリエーションを知っていなければ話にならない。 そして、ここでは、とんこつ、とりがら、といったスープの材料は考えないことにして、 色に着目する。そうすることで、まずはビジュアル的想像ができる。材料については、 前後に付け足すことで、さらに深く味覚の部分を想像させることができる。
例えば、醤油ラーメンについて考えてみると。 澄んだ系統では淡(薄い)色、濃色に別れる(中間的なものもあるが) それを踏まえて表現すると「淡色醤油とりがら系」「濃色醤油とんこつ+とりがら系」 などと表現できるかな。 濁り系は、色の濃さに違いはあるが、茶濁がほとんどと言っていい。 「とんこつ醤油茶濁系」というような表現ができるであろう。 代表的な店でいうと「家系」などがそうかな。
その他、加える言葉として「背脂ちゃちゃ」や「ぎとぎと」なんてのも入れると更にグー。
九州系のとんこつについては、色というより地域名のほうがわかりやすいかもしれない。 よく「とんこつラーメン」という人がいるが、これではわからないので、博多ラーメンとか 久留米ラーメンというように、九州系とわかる言い方がわかりやすい。
塩ラーメンでも白濁系、透明系あたりで表現できるかな。
問題は味噌の場合である。これは、とんこつ味噌といった言い方になるのかな。。。 赤味噌系、白味噌系、合わせ系・・・んーきりがない。
結局、色で説明するとわかりやすいのでは、ということを言いたかったのですが 企画倒れくさいかな?(笑)
本当は、「大勝軒系」などという特定の店の名前を出すのが表現しやすいんだけど(^^)
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