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−私たちは今もこの事件を見つめている−

坂 本 事 件 掲 示 板

(log No4)


date: 01 Jul 2000 16:16:40
name: U
subject: 最近のオウム裁判に思うこと
body: 井上被告、林被告に相次いで判決が下りましたが、量刑については疑問が残ります。なぜなら、松本被告に両者とも忠誠をちかい、残忍な犯行をおこなったことは共通であるからです。被害者の遺族の方々も複雑なおもいであられると察します。オウム関連の裁判の記録を後世に伝えるためにも、このホームページのますますの発展をお祈りします。いつも、テレビで坂本さんご一家の在りし日のお姿のビデオを拝見すると涙がでます。一日も早い裁判の終結を願ってやみません。



date: 30 Jun 2000 22:04:10
name: 佐藤 ミエ
address: chiho.konotan@ad.wakwak.com
subject: 偶然にも・・・・
body: 昨年娘が結婚をし横浜に新居を構えました。引越しの手伝いを兼ね横浜・鎌倉を尋ね歩きました。たまたま、私の妹が円覚寺をどうしても尋ねたいと言い、私と妹と娘夫婦で訪れたところその日は丁度偶然にも坂本様ご一家のご命日の日でした。私の息子も微力ながら弁護士を目指して頑張っております。もう何回か試験に落ちていますが堤さんご夫婦が息子を見守っていていてくれるようなそんな思いでいっぱいでした。堤さんご一家のことは一生みんなが忘れてはいけない事です。大きな力にはなりませんが子供たちには、堤さんご一家のことをいつまでもいつまでも忘れないでと伝えていこうと思います。このメッセージは私のその時一緒に円覚寺を尋ねた次女が変わりに打ってくれたのものです。いつかは自分でメッセージを送ります。



date: 08 Jun 2000 13:40:42
name: H
私も井上さんがあれだけやったのに無期懲役なので、驚きました。



date: 04 Nov 1999 22:47:29
name: 利井 静子
address: rii/neurosurg@nms.ac.jp
subject: ご存知かも知れませんが…
現在,ニュースステーションの,坂本弁護士事件十周年の特集番組を拝見しながら,キーボードに向かっております。
もしかしたら,先生も既にご存知かも知れませんが,富山県魚津市(都子さんのメモリアルの所在地ですね)在住の小熊清史(おぐま・きよし)さんという,歯科医師の方が,個人で作っていらっしゃるHPに,現地での追悼コンサートの模様や,都子さんの慰霊碑のことが載っています。それぞれ,「坂本一家追悼コンサート」,「慰霊碑の奇跡」というタイトルでした。都子さんのメモリアルがある,僧ヶ岳にかかる美しい虹の写真と都子さんの書いた詩のおりなす,奇跡のような偶然に,見ていて,思わず,鳥肌が立つほどの感動を覚えました。記念碑の前で,行われた鎮魂の演奏に,その山林の持ち主である,山本氏のお坊ちゃまが,譜面台代わりに一生懸命,楽譜を掲げ持っている,微笑ましいスナップもあります。
堤さんのお名前は,本来,ご両親は,提と名付けるつもりだったのを,当時,使用できる漢字に限りがあったため,土へんの堤という字になったのだと書いてありました。お父様は,ヴァイオリンの和名である,提琴にちなんだ名前をお付けになりかったのだとか。そんなご両親の想いを知ると,一層悲しみが募ります。よろしければ,ぜひ一度,ご覧になられて見て下さい。
http://www1.doc-net.or.jp/~kyonc/SNAP.HTM




date: 05 Nov 1999 00:03:31
name: H
subject: 11月4日ニュースステーションを観て
body: 今日、ニュースステーションを観て、改めて一連のオウム犯罪の発端の全てが坂本弁護士一家殺害事件に集約されていたのだと実感しました。また、大山様の声を詰まらせながらの、10年間の思いを聞いて、事件発生から何も変っていない現実に言葉を失いました。大山様がおっしゃていたように、事件後に入信する若者達の倫理観の欠如、そして、警察のだらしなさ(現在の警察の不祥事も併せて)を聞くにつれ、誰もが共感し、感じられる「正義」や「誠」がどこにいったのか、と不安すら覚えます。極端な言い方をすれば、坂本先生の犠牲が、崩れゆく日本への警告だったのかもしれません。
つまり、この事件を風化させることは、歪んでしまった日本社会を放置することを意味するとも思いました。
ご遺族の方々をはじめ、弁護士会の皆様もこの10年間の時間の意味を問いただす時もあろうかと思います。でも、この10年間のネットをはじめとする情報技術の進歩が、今迄無関心で、そして他人事ですましてきた私のような人達を徐々に結び付けていき、今後大きな力となって、「真実の解明」に向けて時が進んでいき、坂本先生の「無念」が少しでも晴れればと思います。



date: 01 Sep 1999 01:26:46
name: 滝本太郎
address: takitaro@yha.att.ne.jp
subject: 財産没収に関する特別法について

★使いようのない破防法
 オウム真理教が再び、活動を活発化させている。この動きをめぐり、各政党が、いろんな方策を考え始めた。 まず、破壊活動防止法の適用とか、適用の際の要件を緩和しての再適用などと無理なことを言う政治家もいる。調査権のみを強化する改正をしようなどという動きもあるようだが、調査だけしても何にもならない。反省も総括もせずに「危険性はない」などと言うオウム集団の話を聞く必要はないが、確かに、「破壊活動をなす明らかな危険性が認められる十分な証拠」など、現在のオウムにはますます認められない。 破防法で、ビラを配るだけで逮捕され、20日程度だろうが身柄を拘束されても信仰が深まるばかりなのは明白だから、役にも立たない。3年ぐらい刑務所に入れても同じこと。しかも「団体」に対するものとして重要な財産の処理規定がないのだから、破防法は使いようもない。

★「膨張主義」の立法を
 任意集団としてのオウム真理教の財産にかかる特別法をつくるべきではないか。あの集団と戦ってきた者として、そう思う。
 現在の財産を差し押さえられないのは、もともと破産法が「固定主義」という、破産段階での財産のみにかかることとしているからに過ぎない。例外的に、その後の活動で得た財産も差し押さえられる「膨張主義」をとる立法をしてもいいはずだと思う。
 そもそも、自然人であれば、不法行為による債務や税金の債務などは、破産・免責になっても払っていかなければならない。それが、たまたま、法人となっていたから法人としての破産となり、その時点での財産のみが差し押さえられる結果となったのである。最初から法人格がなかったならば、当初からこの任意集団に対する「特別法」を考えるしかなかったはずだ。そんな破産法の特例法をつくる方法がある。オウムと名を付けた特別法でもいいし、不法行為による賠償義務などの場合としたに限定した特例法でもよい。破産業務はまだ終了していないのだから、今からでも適用することも可能なはずだ。
 さらに、私は、オウム集団の財産を国家において没収する特別法を作ることができると思う。没収した財産を処分して、被害者にさらに配当していくこともできる。集団の財産の把握と確保は、破産管財人の力だけでは著しく困難な作業である。
 破産の特例のみとする場合と、没収との主な違いは、以下の通りだろう。
 (1)没収する主体は日本国であり、破産管財人ではない。!!
 (2)裁判所の判決などにより財産を確保するのではなかく、行政処分として没収する。
 (3)今まで収集された任意集団オウムの情報を援用できる。
 (4)不法行為などによる債務以上の財産となっても、没収自体は続けることができる。
 「人権論者」の中からは憲法違反だとの声が上がるかも知れない。しかし、告知と聴聞の機会を与えて没収し、行政訴訟が可能なのだから、適正手続きも取られているというべきである。
 「財産権の保障」とか「法の下の平等」といっても、没収するのは個人財産ではなく、実質的にオウム集団の財産だと証明できる財産だけであり、それは「化学兵器サリンを使った無差別殺人」をした組織が、その後に作った財産なのである。著しく公共の福祉に反したとして宗教法人を解散させられた団体である。この理由での法人格の否定は、その団体をも否定した意味なのであり、憲法上、認められる範囲だと思う。

★国民も信者も納得する方策
 信教の自由、結社の自由、表現の自由を侵害するとも言われるだろう。なるほど土地、建物、賃借権、金銭、印刷機などが没収されれば、信仰はしにくくなる。しかし、1人ひとりが修行することも、集まることも自分なりにビラを作ることも、配ることも、それ自体は可能である。集団としていかなる種類や形にせよ、財産を集めたときにのみ、没収されるのである。集団としての信教の自由とか結社の自由は、構成員に対する刑罰ではなく、財産の没収という形である限りにおいて、もう主張し得ないものである。この効果は絶大である。
 オウム真理教は、どうせまた「教祖は本当に変えた」などと、「真理のためのうそ」を言うだろう。松本智津夫被告の教えに従っている集団だと証明する十分な情報があるのは、国しかない。国でなければ、執行しきれまい。
 この方法は、組織的な違法集団をつぶす最適な手段であり、かつ、ビラ配りだけ、布施しただけで逮捕されるような破防法に比べれば、信者をはるかに納得させやすく、国民も広く支持するであろう方策である。ことは財産に対するものであり、信者としても、実は事件を認めている部分の多い現在、その賠償に回されるとする「没収」に異議を言っても後ろめたさがぬぐえないからである。破防法のように、人身の自由に対するものではないから、憲法に違反しにくく、国民の多くも支持するだろう。
 化学兵器サリンまでも使い、無差別殺人をした集団に対するものとして、適切だと思う。




date: 26 Aug 1999 20:08:35
name: O
subject: AUM名称使用中止通告に関連して
body: 法律に関して全くの素人なので、的外れな質問になるかも知れませんが...被害者の方々に対する保証が一つの大きな課題になっていますね。そのために破産手続きが進められている。その一方でオウムは相変わらず関連団体の営利活動や集会などを通して大きな収益を生んでいる。宗教法人は解散したとはいえ、明らかに同一の団体が、収益をあげているのに、この収益が差し押さえの対象とならない。この点に関する質問に対するお答えとして、「固定主義」によって、現任意団体オウムの新たな資産が保護されているとのことでしたね。心情的には割り切れないものがありますが...ところで、このほどオウムに関連した名称の使用を中止する通告が現団体に対して成されましたね。その根拠は「名称の使用権が元宗教法人の財産に含まれること」であると思います。であるならば、オウムおよびその関連団体が破産当時の名称等を用いて得た新たな収益は、名称使用権や出版権を有する管財人に帰属するのではないでしょうか?または、全ての収益が管財人に帰属しないとしても、名称使用権や出版権を侵害した現団体に対して賠償請求などはできないのですか? 

今回の破産管財人の通告には次の三つの意味があるようです。
@信者獲得や経済活動などによるオウムの拡大をくい止める。
A被害者の心情としては、オウムの名前が世の中に存在し、活動していること自体許し難い。
B名称を使用して得た財産を破産財団に取り込む。
このうちBについては、現実には「オウム真理教」と明確に名乗って経済活動をしているわけではなないので、関連会社や信者個人の名前での活動を「教団」の活動であると証明するのはかなりの困難が伴います。裁判所も「固定主義」をそう厳格にとらえているわけではありませんが、要は証明の難しさでしょう。将来的には法改正ないし特別立法によって「膨張主義」を採用したり、立証責任転換によってその繋がりを認定しやすくするなど変えていかなければならなりません。今回の通告はそのための布石という意味もあるのではないかと思います。



date: 26 Aug 1999 11:27:32
name: 横松 隆広
address: yokomatsu@bsft.co.jp
body: 今日初めてこのホームページを詳細に読ませていただきました。坂本弁護士一家惨殺事件については、「何故もっと早く警察がオウムを強行に捜査しなかったのか」と感じてはいたものの、一家が失踪した状況、坂本弁護士のお母さんや法律事務所の方々の初期の警察への働きかけなど、詳しく事実を見ていると、貴会が指摘している当時の”古賀刑事部長の責任”をはじめ、神奈川県警の重大なミスが悔やまれてなりません。「ここまで証拠が揃っているのに」と思われる殺害現場状況、その前の坂本弁護士とオウムとのやりとり、がわかっていながらオウムに強行に捜査の目を差し向けなかった神奈川県警(特に捜査責任者の古賀氏)は「怠慢・弱腰・事なかれ主義・自らの保身」と言わざる得ず、心から怒りを感じます。更に貴会が指摘しているように、この段階で「常識通り」捜査を進め、早川らを逮捕できれば、カリヤさん殺人事件も松本・地下鉄サリン事件も発生しなかったのです。よね。また、少しそれますが、(・・この間文字化け・・)警察幹部がどんどん出世できるのですか?我々民間企業では考えられません。広域捜査に踏み切れなかったことや、近県警察との問題、このような組織の問題をもっと謙虚に受け止め、すぐにでも改善していくべきです。皆さんは、こんな感想は改めて聞くまでもなく、感じていらっしゃることでしょうが、我慢できず感想を述べさせてもらいました。このホームページをまとめ、運営している貴会に敬意を表します。

ご指摘の通り、神奈川県警の不手際には憤りを感じます。確かに、警察が手際よく捜査していたとしても坂本さん一家は既に帰らぬ人となっていたわけですが、その後の犠牲は確実に防げていたはずです。95年になって、殺害実行犯とほぼわかっている岡崎被告を自由に中国旅行へ送り出している警察の神経にも驚きを通り越してしまいます。



date: 24 Aug 1999 23:58:05
name: K
subject: ライフラインの切断は合法なのでしょうか。
body: あれから(過去の私の発言)、オウムの活動たるやウイルスが増殖するがごとくですね。そこで私個人で考えたことなのですが、彼らは早い段階から様々な情報をフルに利用しているようですね。それは取りも直さず、ここのようなインターネットが主流なのでしょう。ふと、テレビを見ていて思ったことなのですが、彼らにとって、各拠点の場所などどうでもいいことなのでは、と思いました。つまり、通信設備と電力・上下水道があれば拠点は日本の何処でもいいのではいいのでは、と思った次第です。その為には、これら各ライフラインの切断がこれからの対策になろうかと確信いたしました。基本的には、きわめて違法なことですが、各自治体の現状を見るに当たり、これを実施するのも一つのやり方として考えねばならない時期に来ているのではないでしょうか。あの狂信者の集団を一刻も早く解散させるために・・



date: 25 Jun 1999 12:30:48
remote: p849b87.ykhm.ap.so-net.ne.jp (210.132.155.135)
name: MT
body: はじめまして、ホームページを偶然見かけて読みました。 先日私が通っている中古パソコン販売店の上の階がオウム系のパーツショップということを知り、興味本位で覗きました。商品よりもそこで購買しているお客の多さにびっくりし、なかには背広を着て領収書まで切っているサラリーマン然としたグループなどを見るにつけ、「みんな知っているはずなのにこのモラルの低さは何だろう?」と考えました。 私にも8ヶ月になる娘がいるので、「1歳そこそこのいたいけのない子どもに、いくら絶対服従の教祖の命令とはいえ、手をかける人というのはどんな人達だろう?」と想像していました。このホームページを読み事件の詳細を追うと、坂本弁護士のような他人の痛みを共有しようと努力する人と、相反して他人の痛みを感じるどころか感情麻痺したような麻原をはじめとする実行犯の人たちの対照性が伝わってきます。テレビで見ましたが、郁子さんの遺体を乗せた車が下山するとき、沿道で合掌していた地元の人々と、神戸の事件のときに、警察署に集まってカメラにピースサインをしていた群集。私には事件とは関係のない一般の人々の中にも同じような構図があるように思えてなりません。現在の裁判においてもその状況は変わらないようですね。その意味ではかつての事件から目を背けている信者の人々や、このショップで何がしかの買い物をする人たちも、どこか他人の痛みを想像する能力に欠けているのではないでしょうか。これは「自分たちの自由意志で信じる宗教」とか「安ければオウムの店で買っても良いのではないか」ということとはもともとの次元が違う話だと思います。 河井隼雄さんがエッセイの中で『わたしたち日本人は物が豊かになれば人生は楽になるはずだ、と思っていた。ところが逆に人生はそれだけ難しくなってしまった。なぜかといえば、本当は物が豊かになった分だけこころを使わないといけないのに、どうしても物事を安易に物やお金で解決しようとして、こころを使うことを忘れてしまい、サボってしまっている。』と書いているのを読みました。一連のオウム事件からなにを学ぶのか、ということはわたしたち一人一人のこころの問題です。それが、現在の裁判やオウム騒動に対してものをいう以前にわたしたちが自分で考えなければならないことだと思います。3人の死を無駄にしないためにも、これからも頑張ってください。



date: 16 Jun 1999 18:46:02
name: K
subject: ノストラダムスの五島勉がサリン事件をひき起こした
body: どうも。今と学会の山本弘著「ノストラダムス本の世界」(宝島社文庫)を読んでます。98ページに「五島氏が大予言シリーズをかかなかったら地下鉄サリン事件は起きなかったに違いない」と太字であります。同ページに「小説の内容を本気にする方がバカ」ともあります。どう思われますか?僕は少なくとも「大予言」を「小説」として読んだ憶えはありません。もし「小説」だということを知っていたら、本気にはしてなかったと思います。そして仮に「バカな人」が盲信して、バカな行動に出ても、その「引き金」には全く責任はないのでしょうか?



date: 26 May 1999 13:40:17
name: M
subject: 最近、感じること
body: どうも、はじめまして。松原といいます。今日、初めてこのサイトにおじゃましました。坂本さんの事件からもう十年かと思うと、すごく不思議な感覚です。その頃、私はまだ中学生でしたから。事件の真相がわかり、オウム真理教に所属する多くの人々が逮捕された後、つい先日まではあんなに騒いでいたワイドショーも静かになっていましたよね。これも不思議です。その後の情報を知りたいのに、事件に関する情報が流されないというのはおかしいと思います。今は幸いにもインターネットという手段を手に入れたので、こうしていろいろな情報を手に入れることができます。ただ、インターネットにもおかしな情報は流されているので、注意をして見てはいるのですが・・・最近感じる最も不思議な感覚というのが、実は私、今年の始めに広島から東京に引っ越してきたのですが、仕事の関係上、地下鉄丸の内線を利用しているのです。ここで、あの地下鉄サリン事件が起こったのだ、と考えることもしばしばで、その度に背筋が寒くなるような感覚を覚えます。・u毆)今も多くの人が地下鉄を利用していますが、そういった喧噪の中にある日常に流されてあの事件を忘れている人も多いんじゃないかとも思います。今またオウム真理教のニュースを聞くようになりましたが、そうしたニュースを聞いて不安を感じる日々も続いています。オウム真理教を信じている人が悪いというわけではないけど、宗教に流されてほしくないと思います。どんなに宗教を信じても、現実世界で暮らしているのは私たちです。もっと、自分の身近にいる人間達を大切にして欲しいと望んでいます。追伸TAKIZAWAさんをはじめ、今も事件のために努力されている人がたくさんいるのですね。直接お手伝いすることはできないでしょうが、応援しています。平凡な言葉ですが、頑張ってくださいと書いておきます。わかりにくい文章でごめんなさい。またおじゃますると思います。では。



date: 25 May 1999 17:47:35
name: N
subject: 公共の福祉って・・・
body: 最近のオウムの活動等のニュース私も恐れを抱きながら見聞きしています。その中で彼らの発言で非常に、以前から気になるものがあったのですが。よく”宗教弾圧”と聞くのですが、確かに、憲法では、基本的人権の尊重の中に、信仰の自由があります。でも、但し書きとして、”公共の福祉に反しない限り”と謳われています。彼ら(オウム)の活動等は”公共の福祉に”反していないのでしょうか?現在は確かに以前のように反社会的行動は目立ってはいないと思います。が、しかし以前の彼らの行動はどうだったのでしょうか?本当に、彼らの信仰の自由は保証されてしかるべき物なのでしょうか?この、但し書きは解釈によっては、時の為政者によって都合の良いように利用される危険は多々あると思いますし、軽々しく考えるものではないと思います。彼らは、憲法の都合の良い部分だけを、自分たちの都合の良いように曲解して利用しているだけのような気がしてなりません。



date: 19 May 1999 09:00:42
name: J
body: オウムの店からパソコンを買いたくないと友人に頼まれてショップ名を探しているのですが判りません。直接ショップ名を公表できないのなら、何らかのヒントでも頂ければと思います。オウムを利する行為だけはしたくないと思います。

例えばInfoseek Japanで[オウム|パソコンショップ]で検索すると、相当件数がヒットします。いずれも断定は避け「疑惑」の店としているようですが、ほとんど共通しているのでほぼ間違いないのではないかと思います。




date: 15 May 1999 01:47:39
name: 佐藤友保
address: dcpxyz88@msf.biglobe.ne.jp
url: http://www2u.biglobe.ne.jp/~gojcp/
subject: 警察について
body: 神奈川県警の捜査ミス、感情を持ちだし、まともに取り扱わなかった姿勢に腸が煮えくり返る思いです。神奈川県警がキチッと対応し踏み込んでいれば、地下鉄サリン事件もかりやさん殺害事件も起きなかった事件で当然神奈川県警がキチッと取り扱い身辺警備していれば、坂本さんの殺害も防げた事件です。それなのにいまだ神奈川県警や国が正式に謝罪しないのはおかしいです。オウムの子供たちの問題にしても、本来児童相談所が緊急一時保護し必要なら親の親権をはずす手続きを踏み保護できたのに、やれることやらず、洗脳状態。国は今なお、被害者救済に当っていません。ひどいですね。防げた事件なのに。



date: 08 May 1999 08:25:20
name: H
subject: オウムの侵入をその地域住民が阻止するのは合法です
body: オウムの信者のうち何人かは既に有罪が確定しているそうですね。そのことを認めて反省し償おうとする意志を持たない集団はまさに暴力団と同じです。以前暴力団の侵入が住民の拒否により法的に認められなかった事件がありましたよね。オウム集団が住民にとって恐怖感を思い起こさせる存在であるなら住民はそのことで毎日健康的な生活をおくることができません。つまりオウムという暴力団の人権を認める前に地域住民の基本的人権が守られるべきなのです。

心情としては、全く同感です。問題は法の不備をどうするか、だと思います。



date: 05 May 1999 15:05:57
name: K
subject: 現在のオウム系企業の利益に付いて
body: この頃の、一般報道を見る限りに於いてですが、オウムの活動の躍進ぶりには、目を疑いたくなるほどです。それはとりもなおさず、活動に足りうる経済基盤が合ってのことと容易に推測できますが、方や一方で山梨と東京地下鉄サリン事件やその他の、オウムが関わったがために各事件被害者とその関係者の救済措置が、全くといっていいほどなされていないように感じます。私もよく秋葉原に出かけますが、秋葉原にもオウム系企業の運営するPCショップがあると聞きます。これらオウム系企業から出る利益を先で述べた、被害者とその関係者の損害賠償に当てることが出来いものかと思う今日この頃です。これでは、あまりにも各被害者たちが気の毒なだけで、一方オウムはその活動を活発化している現状、何とかなら無い物ですかね。

我々にすぐできるのはオウムショップでは買わない、ということくらいでしょうか。どこがオウムショップかは私自身直接確認しておりませんので公言できませんが、情報はあります。インターネット上でオウム関連情報を検索していると結構はっきり出ています。中でもいわゆる「オウマー」といわれる人たちのWebサイトにはかなり詳しい情報が載っているようです。



date: 01 May 1999 02:03:40
name: 岡山 牧人
body:  最近、『アンダーグラウンド』を読みました。著書の最後の所(「目じるしのない悪夢」)の中で村上春樹氏が言っておられることについて今はコメントできませんが、そこに至る多くの方々の「あの日」と「あの日以降」の証言は今も心に重くのしかかっています。そして、「あの日」に至るまでの「坂本さんご一家をおそったとんでもない出来事」「松本サリン事件」ことは言葉には表せません。
 さて、坂本さん達や、河野さん、その他あの日松本で被害に遭われた方々には当然の事ながら日常があったわけです。それは、「あの日」地下鉄に乗った方々もしかりです。そして、オウム真理教の信者にも。こちらの日常と、あちらの日常。この差をどのように理解し、意味づけするのか。いや、そんなことを軽々にして良いものなのか。それでも意味づけするとすれば、「あの日」のことを震災直後の混乱している中で、ブラウン管を見ていただけのわたしは、どのようにそれができるのか。そんなことを「統一協会」に入信している人たちの説得に、人として・牧師として関わってきた(人数とすればごくわずかです)ものとして深く考えさせられています。



date: 27 Apr 1999 11:40:20
name: 高雄 順一
subject: オウム信者入居拒否について
body:  最近、オウム信者の入居にたいして住民の猛反対をうけて、町側も法律上違法でありながらの転居拒否という態度をとりました。裁判沙汰になれば、住民側は負けるということですが、どうなのでしょうか。法律上はオウム側に分があるというのはわかりますが、住民としてはいつ、自分の生活が脅かされるかがわからない状態になるわけですからこのような行動をとることはわかる気がします。ジャーナリストの江川さんのコメントが新聞に載っていましたが確かに行政が法律違反を行うのは問題があると思います。このような場合には住民は受忍しなくてはならないのでしょうか。法律的に無理なら、政治的に解決は出来ないのでしょうか。

オウム信者の住民登録許否事件は、平成5年に熊本県波野村のケースがありますが、そのとき熊本地裁は「住民基本台帳法に反する違法行為」として、村側を敗訴させています。三和町のケースも、オウムが裁判に訴えたらおそらく同じ結果になるでしょう。マンションなどの場合には「建物の区分所有に関する法律」によって「区分所有者の共同生活上の障害が著しい場合には引き渡しを求めることができる」(60条)、との規定がおかれています。「山科ハイツ事件」の判決などはまさにそれです。他方、住民の転入届に関する「住民基本台帳法」では、そのような届け出を拒否することは認めておりません。つまり、「住民基本台帳法」が国会で改正されない限り、三和町のとった行動は「違法」なのです。



date: 18 Apr 1999 16:17:07
name: O
body:  ニュースで、麻原の長男の小学校入学に反対する地元の住民の様子が報道されていました。冷静に考えれば、6歳の子供は、学校に行くべきです。信者に囲まれている生活の中で、学校で普通の子供と同じ扱いを受け、人間関係を作って行ければ、自分だけ特別な選ばれた人間だという誤りに気づくこともでき、長男にとっても必要なことだと思います。しかし、もしそれが自分の子供の通う学校だったら、〔私は、中学生と小学生の母親ですが〕やはりかなり不安です。それは、オウムが決して事件を認めようとせず、被害者に対する謝罪も無く、世間に対しても反省の姿を見せないからです。それに信者がSPのように付いて来るのも、他の子供たちにとっても悪い影響を与えると思います。麻原の子供達を、施設で保護して育てることはできないのでしょうか。小さな子供たちが、いずれ出てくる上祐などにまつりあげられ、利用されてしまうのではないのでしょうか。また他の信者との間にできた子供達はどのような人生を送るのでしょう。教祖の血を引く人間として教団の中核を担っていくのでしょうか。オウムの問題は、私たちの子供の代まで尾を引いてきます。一時ほどマスコミにも取り上げられなくなりましたが、私たちがこの問題を忘れずに考えて行かなければならないと思いました。
瀧澤先生がんばってください。応援しています。  

ご声援ありがとうございます。



date: 06 Apr 1999 16:31:16
name: I
body: 私は現在、ある大きなマルチメディア百科事典の各項目に、関連するホームページのURLを付ける仕事をしています。「オウム真理教事件」の項目につけるべきホームページを探していて、このページを開きました。丹念に作られたページを読みすすめるに従って、身体は震え、涙があふれ、怒りや無念や様々な思いが溢れます。このページを紹介することができるなら、この地味な仕事の意味もある、と思えます。「AA(文句なし)」の評価を付けて、出版社に渡しますので、採用されたらまた報告します。ところで、リンクフリーですよね?中学生の時に岩波新書だったか、「冤罪」という本を読み、弁護士の仕事の素晴らしさを知りました。生まれ変わったら(でも生まれ変わらない、私はクリスチャン、ハハ)弁護士か、プリマドンナって、決めています。

過分なる評価をいただき恐縮です。採用されますよう、私も祈ってます。



date: 13 Mar 1999 22:14:20
name:T
body:  オウム真理教を創設したのは麻原被告ですが、その麻原被告の説いた教理をまだなお信じてオウム真理教を続けている信者の方に対して被告はどう考えているのでしょうか。教祖が誤った道に足を踏み入れた場合、その教えを信じている信者達もそうなる可能性というのは当然あると思うのですが、教えを信じてまだ活動している信者達の気持ちがわからないし、教祖麻原被告と教理はイコールではないのかという素人の疑問もあるのです。



date: 03 Feb 1999 17:44:50
name: M
subject: 犯罪における被害者の法律的位置づけを教えてください
body: 初めてメールを出させていただきます。先日、『犯罪被害者遺族』(小西聖子著・東京書籍)という本を読みました。著者は東京医科歯科大学助教授で犯罪被害者のカウンセリングに当たっている精神科医です。その中で、「裁判とは、法律により加害者を裁くシステムであり、被害者という存在は除外されている」(要約しました)と書いてありました。著者によれば、そうしたシステムの冷たさが、被害者を傷つける原因にもなっているとのことです(だからといってシステムそのものを改正しろ、とまでは言っていません)。地下鉄サリン事件からもうすぐ4年経ちますが、一連のオウム事件の被害者が現在、裁判においてどのような位置づけでいるのか、また現在の法律の問題点など、シロートにもわかるように説明していただけたら幸いです。
地下鉄サリン事件被害対策弁護団事務局長中村裕二弁護士からの回答



date: 21 Jan 1999 19:51:04
name: I
subject: 情報提供のお願い
body: 最近になってオウム系のパソコンショップの存在を知りました。しかし、調べようにも信頼できるしっかりした情報が思うように手に入らず、疑心暗鬼の状態になっています。パソコンショップの売り上げは年間数十億円であり、教壇復活の資金になっていると聞きました。そこでお願いなのですが、このページのような信頼できるところでオウム系のパソコンショップの情報を公開するようなコーナーみたいなのを設けてはいただけませんでしょうか。

私も自称自作派として秋葉原のパーツショップ巡りをすることがありますので、オウム系ショップのことは気になります。以前オウム情報通の知人に聞いたことがありますが、残念ながら確たる情報は得られませんでした。私の勝手な推測では、新興の店で、他の老舗ショップの相場よりも若干安く価格設定しているところで、人海戦術で路上ビラ配りしているところで、そのビラ配りの人がパソコンオタクのアルバイトとはちょっと雰囲気が違うところ、が怪しいとにらんでおります。すみません頼りにならなくて。さらに情報収集してみたいと思っております。



date: 28 Dec 1998 00:52:20
name: R
subject: ささやかな幸せがすべてのはずなのに
body: 坂本弁護士の最後の年賀状の言葉を見て、無念さが伝わります。私は現在不妊治療中でまだ子供はいません。しかし将来授かるであろう子供にはささやかでもいいから穏やかで幸せになって欲しいと願ってなりません。坂本弁護士も子供が出来その子たちにとっても住みやすい世の中を作りたいと大きな集団に立ち向かったことだと思います。しかし、そんな聡明な人たちに悲しくも無惨な結末が待っていたこと、悔やまれてなりません。信者の人たちはそれでも教祖を信じている。なぜ?そんな言葉ばかりが私の頭の中で繰り返されます。信者とはいえ人の子、愛する自分の子が殺されることがあったら・・・、それでも教祖を信仰できるのでしょうか?また、自分の信じる人が間違っていることを見逃していいのでしょうか?何かにすがりたい気持ちは分からないわけでもありません。でも逃げ出してもなにひとついいことは待っていません。現実を受け入れる勇気を持って欲しい。 立ち向かっていった坂本弁護士の死を無駄にしてはいけない!



date: 11 Nov 1998 16:04:40
name: たかし☆彡
address: UHD21120@mte.biglobe.ne.jp
subject: 公判の模様
body:  最近の更新状況をみると、松本の公判の模様が7月を最後に更新されていません。あれはやめてしまったのですか…?

いえいえ、決してそういうことではないのです。ただ、一つは情報料がかさんできたこと(毎日新聞社への掲載承諾料など結構かかるのです)、また、最近の公判内容が技術的で細かな話が続いていたことなどから、今後も、全件掲載するべきかどうか躊躇していたことも事実です。また、本業の多忙もありました。ということで、つい言い訳をしてしまいましたが、「たかし☆彡」さんのご指摘で目が覚めました。アクセスカウンタが回り続けている以上、財政が底をつくまで、手間を惜しんではいけない、と心から反省しました。これからもご指導ご鞭撻、よろしくお願いします。



date: 01 Nov 1998 13:25:01
name: T
subject: 疑問がいっぱい 弁護士さんガンバってください
body: 坂本事件についての私の疑問オーム真理教についての公安筋の調査活動 週間現代で岡崎が私は公安警察のスパイだった、というタイトルでの手記が載せられていましたが、公判ではその点はどう追求されたのですか?坂本事件の本質がそこにかくされているようにおもいます。 マスコミに一斉に配布され報道された盗聴テープ、オウムは早くから公安警察によって丸裸にされていた可能性があるとうたがってかかるべきでは? 刈谷さん拉致直後に報道機関に電話してきたのは誰なのか?現場にいなければわからない情報を事件発生直後にたれ込んだのは誰? 岡崎が神奈川県警の事情聴取をうけながら公安から身を守るためにホテルを転々として身を潜めていたという報道の公判での裏付けは? 坂本さん拉致時点での階下の住人は物音を聞いていないのか? 湯飲みが4つ無くなっていたという報道は正しいのですか? さらに鍵があけられていた 夕食の後かたずけがされずに就寝していた 深夜3時に襲撃したもの以外に別働隊の存在をうかがわせる状況証拠といえるのか?坂本事件は現代社会の治安システムの暗部に直結する重い事件だと思います、直感的にですが。週刊誌に漏らされる裏の情報をリークできる「ジャーナリスト」のくちを塞がせる社会的力、組織の存在を伺わせる怖い事件です。 弁護士さんにガンバってなど軽くいえる事件では無いように思います。しかし、それを怖がって逃げていては真相を闇に葬る片棒を自らかつぐことにもなります、でもガンバってとしかいえません。



date: 24 Oct 1998 08:33:35
remote: p84b4cb.sng2.ap.so-net.ne.jp (210.132.180.203)
name:M
body: 昨日、ニュースで判決を知りました。テレビニュースでは林郁夫受刑者との比較をやってました。地下鉄サリン事件の時は大変でした。私は病院に勤務してたもので患者の応対に大あらわでした。そして私が利用してた地下鉄も一本後の電車が被害に遭いました。林郁夫受刑者に関しては、「愚かなおじさんだ」と思ってますが、岡崎一明に関しては「てめぇが、もっと早く自首してればこんな地下鉄サリン事件が起きなかったんだぞ」って言ってやりたいです。坂本弁護士一家殺害事件の判決が出た後、思ったことですが、犯人の奴等が押し入った時、坂本弁護士は強盗だと思って「金か、金ならやる」って言った言葉を思い出しました。金品全部を奪わないで命を奪うなんてやっぱりオウムだなと思いました。一連の事件を見て思うのですが、人の命を奪わなければ気が済まない幼稚な教団って感じですね。



date: 23 Oct 1998 18:28:42
name: 三浦 理恵
address: riemiura@wellmet.or.jp
url: http://www.wellmet.or.jp/~riemiura/
subject: 岡崎被告の判決
body: 私は個人的にはアムネスティを応援していますが、坂本弁護士一家殺害の残酷な犯罪は、極刑が当然と思います。でも、殺された人は戻ってこない、本当に悔しい思いです。なぜ、もっと早く警察が動かなかったのか。地下鉄サリン事件といい、一連の事件は防げたのでは、と思うと、あの狂気集団を放置してきた日本は、おかしいです。他人に危害を加える、それはたとえどんな理由があろうとも、許されることではないはず。一連の事件などから、被害者へのケアが(やっと)問題になりましたが、欧米のように、こうしたシステムが充実されることを願います。



date: 21 Oct 1998 14:44:42
name: S
subject: 悔しくて・・・
body: 以前からずっと、坂本弁護士一家に関わるニュースは知っていて、なぜ彼等が殺されなければならなかったのか、激しい憤りを感じていた。今回、読売新聞に15日間に渡って掲載された「慟哭」という記事を読み、坂本堤さんと都子さん、そして龍彦ちゃんの死に、今まで以上に深い悲しみがわき上がった。そしてどうしても許せない悪魔達。私はこの事件が風化される事に耐えられない。悪魔達が再び勢力を拡大して、のさばって行くのをみすみす許すわけにはいかない。これからも決して事件のことを忘れずに、悪魔達がどう裁かれるのか、目をしっかりと開けて見ていきたいと思う。



date: 21 Oct 1998 10:50:02
name: ゆみ
subject: 新聞を読みました。
body: 本日、岡崎被告の判決が23日に決定ということに関して、坂本弁護士事件のことが改めて東京新聞の6面に載っていたのを読み、坂本さちよさんの近況や、笑顔の龍彦ちゃんとさちよさんが一緒に写っている写真を見て、悲しく、やりきれない気持ちになりました。私も現在1歳の子供がいます。当時龍彦ちゃんの姿をテレビで見て、なんてかわいらしい子だろうと、当時はあまり子供の好きでない私でも思っていました。今、親になってみて、子供の小ささ、愛らしさ、いとおしさが分かる様になってみると、事件のむごさが胸を締め付けます。岡崎被告自身が不幸な生い立ちであったことも掲載されていたけど、だからと言って人の命を奪えるものではなく、とても同情できるものではありません。さちよさんの言葉の、「息子は社会の為に役立つ仕事をしているだろうか。孫は病気をしていないだろうか。ごく平凡な夢を見たかっただけなのに・・」というくだりを見ては涙が出ました。オウム事件に世間の関心が少しづつ薄れて行くように思われる中、最後の裁判が終わるまで、皆さんきっと・u毆)大変だと思いますが、頑張って下さい。尊い命と未来が失われた事を、絶対に私も忘れません。坂本さちよさんに対しても、我々が出来ることが何かあるのでしょうか。このホームページを通して知ることが出来ればと思います。



date: 02 Jul 1998 14:08:48
name: M
body: 学生時代からボランティア活動に参加するなど、他人への思いやりをいつでも忘れなかった心優しい坂本夫妻がなぜ殺されななければならなかったんだろう。 私が事件を知ったのは、4〜5年前のことです。高速バスを待っていた時に停留所に貼ってあったはり紙からでした。坂本弁護士一家を救う会による文面を読んだ時には不思議な気がしました。 ごはんは保温中、飲みかけのお茶もテーブルにあり、まさにくつろいでいた時間に何者かによって3人が連れ去られた。そして、手がかりもない。。。 私と坂本一家とは何も関わりがないというのに、私には3人の行方がとても気になり、すごく不安になり、どうにか無事に帰ってきてほしいと願ったのを今でも覚えています。 そして今、私は1歳の子供を持つ母親となりました。あの頃の都子さんと同じです。子供の成長が楽しく幸せで、毎日が忙しくあっという間に終わっていきます。都子さんもそうだったはずです。 龍彦ちゃんはちょうど今のうちの子と同じくらいの時に尊い命をオウムによって奪われてしまったのです。 弱い者の立場に立ち、社会のために働き、そして子供の未来をいつでも考え、幸せな生活を送っていた一家、そして本来なら、今もその生活が続いていたはずの一家。 両親の愛に包まれて、のびのびと成長していた龍彦ちゃん。どんなに恐かっただろう。どんなに心細かっただろう。 そして坂本夫妻の無念さ、悔しさは私の想像を絶するものだと思います。また、残されたご家族の気持ちを考えると本当に切なくなります。 今でもオウムの引き起こした様々な事件の裏で、何万という人たちが苦しんでいます。何の罪もない人々をこんな目にあわせているオウムを決して許すことはできません。 幸いにも私の周りにはオウム事件の被害者となった人はいませんが、オウムに対する怒りが消えることはないでしょう。 今はただ、坂本一家が3人で天国で幸せに暮らしていることを切に願ってやみません。



date: 03 Jun 1998 06:17:52
name: T
subject: 未来(みく)
body: 私は、22歳の世間のことをぜんぜん知ろうとしなかったばか者でした。前までは、刺激のない人生なら、好きなことをめいいっぱいやって早死したいなんてばかなことをかんがえていました。でも、この事件を気に、一生懸命生きている人の命を奪ったオウム、美しい未来があった子供の命を奪ったオウム、残された家族の想いも知らないオウム、私は絶対に許せません。 この事件は、私の心に深く傷を残したとともに、反省させられました。私は、子供が産まれたら 未来(みく)とゆう名前を付けようとおもいます。この事件亡くなった方々のぶんまで一生懸命にいきてもらいたいです。



date: 08 Mar 1998 23:59:48
name: N
subject: 許せない!
body: テレビで林被告が無期懲役だと知って、なんて不合理な判決であるかと怒りを覚える。松本智津夫他、オウムの幹部は全て死刑にすべきだ!彼らがしてきたことは死刑以上に値する。安楽死なんて生やさしいものじゃなく、一番苦しむ死刑にすべきだ。彼らは人間じゃない!私たちと同類なんかじゃない!判決を死刑に!それは日本のみんなが望んでいることだと思う。そうじゃないと、坂本さん以下、地下鉄サリン事件で被害にあったご家族の方が浮かばれない・・・
3月の求刑の際にいただいたメールです。掲載が遅くなって済みません。



date: 02 Jun 1998 10:45:49
name: N
body:  この度は、小生の初歩的な質問に対し、ご丁寧なご回答を戴き、誠に有り難うございました。小生の専門は「国際法」で、刑事法に関しましては、学部学生時代に「刑法総論」を聴講したのみの素人であります。 今年4月より、1年間の予定で、小生は『愛媛新聞』の「マスコミ時評」欄を5週間に1度の割合で担当しており、次回には「林判決」を取り上げるべく、各紙報道の比較等の準備をしております。各紙を読んでおりまして、どうしてもわからない点につき、お尋ね申し上げた次第です。次回の小生担当の「マスコミ時評」(6/22)の予定では、貴ホームページのことも紹介させて頂きたいと存じます。
下のご質問の続報です。今後ともよろしくお願いいたします。



date: 28 May 1998
name: N
subject: 林郁夫被告人に対する判決について
body:  初めてメールを差し上げます。貴殿のご活躍に心からの敬意を表します。
 さて、林郁夫被告人に対する判決に関して2つの質問がございます。
 @貴殿は、このホームページにおいて、判決が「無期懲役」であったことにつき、刑法第42条が適用されて刑が軽減されたと分析されておりますが、その論拠をお教え戴ければ幸いです。門外漢の小生が新聞報道により得た情報では、判決理由要旨の中に同条を適用したことを明示した箇所はございませんし、また、判決要旨の結論部分においては、「自首」に対して、被告人に関する諸事情の1つとしての位置づけしか与えられていないように思えます。
 A判決理由要旨の結論部分には、「死刑だけが本件における正当な結論とは言い難く、無期懲役をもって臨むことも刑事司法の1つのあり方として許されないわけではないと考えられる。」とあります。 この部分を読みますと、裁判官は、「本件においては、死刑の判決も無期懲役の判決も正当である。」と言っているように思えます。つまり、本件において無期懲役を適用すべき理由が示されていないように思えるのですが、如何でしょうか。
 以上、お忙しいなか,たいへん恐縮ではございますが,ご教示賜れば幸いに存じます。 

なるほど、鋭いご指摘です。刑事裁判の判決に際し、どのように条文を適用して結論を導き出すかという裁判技術的な問題です。

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