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5月16日

昨日とは打って変わった青空。これぞハワイの空。
とりあえず、朝食をもとめてシェラトンホテルへ。プールサイドでサンドイッチ、コーヒー、マンゴージュース、パパイヤの朝ごはん。
これだけでおよそ1200円。
本当に、ハワイは高い。ホテルでまともな朝食をとろうとすると2000円から3000円は覚悟しなくてはならない。

抜けるような青空

シェラトンホテルでの朝食

ワイキキビーチ

ディナークルーズでもいく船かな

カメハメハ大王像
ビーチで寝転びたいというJと別れて、ワイキキトロリー・レッドラインで観光しながらホノルル美術館へ。
Japan and Paris: Impressionism, Postimpressionism, and the Modern Eraというのをやっていて、倉敷美術館や、大原美術館かなどの作品が展示されている。

全体的な人出は多いが、常設展示室は静かだ。浮世絵の展示室で一人の夫人から注連縄の説明を求められた。これは神のいる神聖な場所と俗世界を分ける為のもので、縄と紙でできていると説明したけど、これでよかったかな・・・。以前ユタで、衣冠束帯装束の肖像画を何枚か見せられて、これは誰だか教えてください言われたことがあったけど、あの時は全く何の手がかりもなくお手上げだった。

トロリーは時間がかかるので帰りはバスを利用したが、日曜日のせいかワイキキ近くになると渋滞でなかなか進まない。15時のピックアップに間に合わないとまずいので、途中で降りて歩く。

ホノルル美術館展示室

ホノルル美術館展示室

午後3時にホテルに迎えが来て、モロカイVIPツアーに出発。このツアーは、主な島は一通り行きたいという気持ちから、申し込んだものだった。事前に情報を得ようとしたけど、見つけることができなくて、たいした期待はもっていなかった。結果としては期待を大きく上回り、今回の旅の最高ハイライトとして、素晴らしい思い出を作ることとなった。

これは、イタリア製のパットナビ・オブザーバーという小型機を利用してモロカイ島に行き、パンダ牧場でバーベキューディナーを食べるというツアーだ。
このツアーを行っているのはTORAFrightという小さな会社で、パイロットは乗客の送迎から、島内の観光案内、ディナーのサービスと、何でもこなす。ついでにコナ沖の海洋深層水も売っていたっけ。

ホノルル空港のはずれにある、小型機の格納庫に入り、簡単な説明を受けてからセスナに乗り込む。機のそばに立つと、小ささに驚く。座席の広さはその昔の360CCの軽自動車程度で、パイロットを含めて6人乗りだ。乗り込むまではちょっぴり緊張していたが、パイロットのTシャツに短パン、はだしという姿を見て、なぜか落ち着く。

副操縦席に乗せてもらいご機嫌のJ

滑走路へ向う
乗客、パイロットを含む総勢14名が3機のセスナに分乗して、ホノルル空港を飛び立つ。

途中パイロットがあれがアロハタワー、ここがワイキキビーチ、ダイヤモンドヘッドクレーター、ハナウマ湾などと説明をしながら飛んでくれる。

海の青さの微妙な違いや、遠くにかすむ島影などを楽しみながら20分ほどすると遠くに滑走路らしきものが見えてくる。

空港上空からダイヤモンドヘッド方面を望む

ダイヤモンドヘッド

ハナウマ湾

他の機を追い抜く

モロカイのビーチ

着陸の瞬間

滑走路は草原

格納庫でウェRムドリンク

車2台に分乗して島内をドライブ
草原の滑走路に着陸し、屋根だけの格納庫まで進んで降機する。そこでウェRムドリンクをいただいたあと、島内をドライブ。モロカイ島は約7千人の島民が暮らしているが、島の東側に集中しているという。西側は見渡す限りの草原で、たまにある集落も人家は少ない。フリーウェイを走ってもほとんど車に出会わない。

見渡す限りの草原

海岸を望む

パポハクビーチ

パポハクビーチ
パポハクビーチは私たち以外誰もいない。しばらく波と戯れてのんびりしたあとは、牧場に戻りバーベキューディナー。

格納庫でのバーベキューディナー

まずはサラダ

アメリカンビーフと新鮮な野菜のバーベキュー
モロカイ島にもいわゆる観光名所はたくさんあるが、このツアーはそういうところはどこへも行かない(午前中の便は行くらしいが・・)。
思いがけず贅沢な時を過ごすことができ、まるでお金持ちの友人ができたような錯覚に陥った。

ハワイに何度も行っている人には、このツアーは是非お勧めしたい。スタッフの方は、紹介なら料金をサービスすると言ってくれた。

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