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9月22日(日)朝から雨模様。

空には暗い雲が重く垂れこめ、雨がすぐ近くまで来ていることを知らせてくれる。

10時を過ぎた頃MTBでチッロムに向かう。今日は別便で同じ日に到着している、秋山さんと11時に待ち合わせ。彼女にテーラーや市内を案内してもらうことになっている。

ホテルの窓から見た空

サイアムスクエア駅のホームで見た東の空

まず、スラウォン通りのジムトンプソン本店へ。昨日のツアーにシルクショップが組み込まれてはいたが、どうせ行くならこの店と、買い物の楽しみは取っておいた。スーツ用のシルク地やみやげ物を少々。予算はあまりないので、ほしいものも我慢我慢。
タイ式マッサージ

とりあえずの物欲を満たした後は、これまた今回の旅の目的の一つ、タイ式マッサージの店へ。ジムトンプソンの近くの路地を入ったところには「マッサージ街」がある。なにやら怪しげな雰囲気がしないでもないが、日本語の名前のついた店がいくつもある。その中のひとつ、有馬温泉は秋山さんお勧めの店。

大きなソファーの背を倒し、ゆったりと腰をかける。洗面器に汲んだお湯で温まった足を、約1時間かけて丁寧にマッサージ。

その間何人かきた客のほとんどが日本人のようだ。店名も日本人客を当て込んでの命名だろう。

有馬温泉

この椅子でマッサージ

-食-

少し街を歩いて、昼食。ここはタイのファミリーレストランといった所だろうか。夜の楽しみがあるので、ここは軽く済まそうと、手ごろな値段の豊富なメニューの中から、料理を選ぶ。日本でも似たような料理を食べることはあるが、やはりここは本場、どこか香りが違う。

この後テーラーに行ってスーツを作る予定になっている。そのためには採寸が欠かせない。・・・というのに、腹いっぱい食してしまう。
その後テーラーでスーツやシャツを注文し、伊勢丹やワールドトレーディングセンターを歩き回る。今日はひたすら(ウインドウ)ショッピング。
で、夕食は秋山さんのご主人の案内で、再びスラウォン通りに戻り、「建興酒店(ソンブーン・シーフード)」へ。ここはおきな水槽にえびや魚が泳ぎ、料理されるのを待っている。

店内は客があふれ、熱気に満ちている。タイの喧騒の中での食事。まさに私の求めていたものがここにある。

注文はもちろん世界3大スープの一つであるトム・ヤム・クンと、かにのカレーいためプー・パッ・ポン・カリー。あ、その前にえびのカクテル。
ショッピング、スーツのオーダー、タイ料理。今日一日タイを満喫することができたのは、ひとえに秋山さんとご主人のおかげ。感謝感謝。

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