index|9月21日|9月22日9月23日(1)9月23日(2)
9月20日金曜日、成田発18:00の全日空便でバンコックへ

バンコック空港は22:15の予定が少々遅れて到着。すぐに自動両替機で、円を当座必要な分だけバーツに替える。
そのまま迎えの車でホテルに向かい、すぐにシャワーをして就寝。

ホテルはノボテル・サイアム・スクエア。新しい交通システム(BTS)のサイアム・スクエア駅そばにある、交通便利なホテルである。

オプショナルツアー

9月21日 6時起床、7時朝食、8時出発。
今日一日は、出発前に申し込んでおいたオプショナルツアーで、バンコック市内と、アユタヤの観光。朝8時にホテルを出て、アユタヤの遺跡のライトアップまで2食つきで3千円。いくら物価の安いタイだとは言え、これはごくお得なツアーだと思う。

おまけに、ラッキーなことにこの日のツアー客は私とJの二人だけ。ドライバーと、ガイドと、客が二人である。こんな贅沢な旅はそうできるものではない。
ホテルを出て、市内を王宮へ向かう。土曜日ということで交通の混雑はそれほどでもなく、思ったほど空気も汚くない。

バンコックは人口の半数以上を中国系の人がしめるということで、中華人街があり、活気があふれている。

王宮とエメラルド寺院

ラーマ王朝の繁栄を物語る、金や宝石で彩られたきらびやかな宮殿や、寺院を見学。時代を経て建てられた数々の建物を見て回る。金や宝石、陶器などで彩られた建物。なんともきらびやかで、目を見張るものばかりだ。こんな風景ばかり見ていと、水を張った小さな甕に咲くハスの清楚な花に心が休まる思いがする。

町の喧騒を抜けてワット・アルンへ

小さな市場を抜けて船着場へ向かう。
南国の果物が並んでいる。日本のみかんにそっくりな柑橘果実。様々な大きさのバナナ。見たこともない果物もある。
するめの匂いに振り返ると、そこには日本のものより数段小さいするめの束が山積みにされている。形もにおいも「するめ」そのもの。
屋台では人々が簡単な食事をしている。これがかの「タイの屋台」かと、足をとめたくなるが、ガイドの誘導に先へ進む。

暁の寺院

バンコク市の東側を北から南に流れるチャオプラヤ川、雨期で水量が豊富だ。ここを渡し舟で対岸へ渡り、暁の寺院と呼ばれるワット・アルンへ。対岸からみても大きな仏塔がそびえている。ここは三島由紀夫の「暁の寺」のモデルになった寺だという。私はこの本を読んでいないので、内容はわからないが・・・。

タイの僧侶

ワット・アルンからの帰りの渡し舟に、僧侶の一団が乗り込んできた。そのとき、既に乗り込んでいた乗客たちはさっと立ち上がって、僧侶に席を譲る。僧侶たちは礼を言う風もなく、ごく当たり前の様子で腰を掛ける。タイでは僧侶は非常に尊敬され、大切にされると聞いていたが、まさにその通りのようだ。

黄金の涅槃像

次はいよいよワット・ポー。ここには長さ49メートルの黄金の涅槃像が安置されている。テレビなどで何度かみたことはあるが、いざこの像を目のあたりにするとその大きさに驚かされる。本当にタイ人は金が好きなようで、涅槃像の前にある小さな仏像には幾重にも金箔が貼られている。これは信仰の証として、人々が貼っていくもののようだ。傍らには小さな金箔が売られている。

昼食

本日の昼食はソル・ツイン・タワーズホテルの「飲茶バイキング」。少しタイ風な料理も混じった飲茶バイキング。せっかくタイに来たのだから、たとえば屋台などで、もっともっとタイを味わいたいのだが・・・・、こういうことろがパッケージツアーの残念なところ。

とは言うものの、料理の種類は豊富で味はまあまあ。まあ、満足の行く昼食だった。
世界遺産

昼食のあとは、北部のアユタヤへ向かう。ここは四方を川に囲まれた要塞の地にアユタヤ王朝の歴代の王が栄華を極めた地だ。近くには山田長政が住んだ、日本人村も残っている。
まずは、アユタヤの数キロ手前にあるバンパイン離宮。ここは西洋風の庭園を中心にした、広い離宮である。

この広い庭園を見て回るのに電動カートが400バーツで用意されている。私たちもこれに乗って庭園を一周した。

豪雨のアユタヤ

この日は途中で、デジタRメラのバッテリーが切れてしまった。
というわけで、丸ごと世界遺産に指定されているアユタヤは、心ならずも写真無しとなってしまった。

雨季なので覚悟はしていたが、さすがに熱帯地方のスコールはすごいものがある。ビニールの合羽を着て象に乗り、泥だらけの道を水溜りをよけながらの観光となった。傘をさしても、跳ね上がる雨でズボンのすそは泥どろ。

タイのことばで「ワット」はお寺。そのワットで始まる数多くの遺跡を見て回った。ワット・ヤイ・チャイ・モンコル、ワット・ロカヤ・スタ、ワット・プラ・スィー・サンペット、ワット・プラ・マハタートなどなど・・・・。涅槃像を2体、王宮や寺院の跡を数知れず・・・。正直のところ、名前と記憶の中の映像が一致しない。まあ、とにかく、東西8キロ強、南北4キロほどのアユタヤのほとんど全てをみて回ったということだろう。

夕食はアユタヤの「島」を東に抜けたところにあるホテルで、タイ料理。

その後、ライトアップされた遺跡を3箇所ほど見て、ホテルに戻る。

index|9月21日|9月22日9月23日(1)9月23日(2)