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9月23日 (その1)またしても雨模様

贅沢ツアー

最後の一日をどう過ごそうか・・・・やはりタイに来たからには水上マーケットを見たい・・・・ということで、初日の最後にガイドさんにツアーを頼んでおいた。

雨の中、朝8時にホテルを出発。通勤の車の列と反対方向へ市内を抜け、郊外へ向かう。最初の目的地はバンコックの西南約100キロにあるダムノン・サドゥアク水上マーケット。

車は塩田や、ココナッツやしの畑の間をスピードを出して通り抜ける。今日の車はボルボ。ドライバ、ガイドとJと私、4人のドライブだ。

金の街

小さな町を取りぬける。道の両側には雑貨、果物、食堂など雑多な店の間にさりげなく「金」の店が並んでいる。小さな町には不似合いなほどの数の「金」の店があり、どこも壁一面に24金のチェーンがかざられている。タイの人は本当に金が好きなようだ。

水上の生活

10時過ぎにはダムノン・サドゥアクにつき、運河を走る船に乗る。運河の両側には民家が並び、人々が日常の生活を営んでいる。その間を我が物顔でエンジンを全開にして通りすぎる観光船。ここで生活している人たちは、自分たちの生活が見世物になっている様をどう感じているのだろうか。

南国のフルーツ

船を降りると、ガイドさんが市場マーケットでフルーツをたくさん買って待っていてくれた。

果物の王様ドリアン、女王様マンゴスチン、ランブータン、マンゴー、バナナ。

ドリアンは想像していたほど匂いはきつくない。味は王様というには程遠く、物足りない気がする。マンゴスチンも種の周りの薄皮が邪魔をして、女王様というにはちょっと・・・。おいしかったのはマンゴーと、バナナ。10センチ位の小さいバナナ。皮が薄く、実は黄色。甘みが強く、渋みがない。あまりのおいしさに、夫にも食べさせてあげたいと日本に持ち帰った。これはナイショナイショ。

色とりどりの土産もの

しばし休憩の後、土産物屋を冷やかして回る。色とりどりのタイシルクや帽子、袋物、アクセサリー、置物、Tシャツなどが、雑多に並ぶ。中国と違って、タイにはあまりしつこい物売りはいないと思っていたが、さすがにここの商人はしつこく食い下がってくる。1個2000円のものが、ちょっとした交渉で2個3000円になる。だからといってほしいものもがあるわけではない。

早々に引き上げて、次の目的地ローズガーデンに向かう。

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