What you see is What you want!


Citroen Salvage Union
dept. of citorology

- deep saitama area -


その6

牛小屋がサルベージヤードに姿を変えてから半年が過ぎました。
2001年1月1日をもって世界のどこにも平等に新世紀が訪れます。
むりやり21世紀に連れてきてしまった車たち。
都市部では古くなった車達への政治的淘汰策も始まります。
果たしていつまで走れるのでしょうか。

さて、現在の牛小屋の様子です。
もう車を入れるところがありません(呆)
相変わらずBXが多いのですが、PやらRやら、C以外の仏車もちらほら。

さて、その中に珍しいBXを発見。一見して顔つきが違うのはロングノーズとも呼ばれるボンネットフードの為ですね。日本仕様で見られるようなグリルのエア取り込み口がありません。
ヨーロッパのナンバープレートは別にオシャレしてるわけではなくて、現地でついていたそのままだからです。
そう、この車は牛小屋幹事のS氏が英国からサルベージしてきた個体です。

でもなぜ、わざわざイギリスからBX?

ボディーの横には見なれないデカールが有ります。一応Mk-1(いわゆるボビン)の特徴を有しています。

そして室内には不思議なメーターコンソールが。

そう、これが噂の DIGIT です。


センターコンソールの灰皿にはDIGITのロゴ、シフトレバー前には怪し気な電卓(笑)
赤く見えるのは夕日が映り込んでいるだけです。

エンジンをかけてみます。
おぉ、そこには「でぢたるめーた」が現れます。

さらに拡大してみましょう。上の弓形部分はタコメーター、速度は数字で示されます。不思議なのは英国仕様なのに km/h 表示な事ですね。
今となっては「どこかで見た未来」という佇まいです。

同じ頃、トヨタのソアラとかスバルのアルシオーネなんかにも似たような意匠のメーターが有りました。

DIGIT の後ろ姿です。どうも1.9LのGTがベースになっているようですね。リヤガーニッシュがオリジナルかどうかは不明。



そして、牛小屋の冬です。
いーとこですねー

<< prev. report


2001年も牛小屋は元気に活動します。
予防注射は.....やっぱりやっときましょう!